合同説明会の途中入場・退場はあり?マナーから選考への影響を解説
就職活動が始まると、合同説明会へ参加する機会が増えるでしょう。
合同説明会は、大きな会場で複数の企業が出展しているため、絶好の情報収集の機会となります。
参加する前に思い悩むことの1つに「途中入退場の可否について」というものがあります。
合同説明会では、途中入退場は可能なのでしょうか?
ここでは、合同説明会における途中入退場の考え方について、お伝えしていきます。
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合同説明会の途中入退場は可能
結論からいうと、合同説明会での途中入退場は可能です。
大規模なイベントであればあるほど、途中入退場に対してはそれほど厳しくありません。
合同説明会は、大規模なものであれば数百社の企業に対して学生が数万人、小規模なものであれば数十社の企業に対して学生が数十人、というものまでさまざまです。
たいていは、1日や2日の開催期間中、朝から夕方まで通しでずっと行われています。
各ブースでは、企業の説明を受けることができ、学生は希望のブースを自由に見て回れます。
各ブースで行われる説明の時間は企業によって定められており、20分や30分程度のところが多くなっています。
合同説明会は仕組み上このようなものであるため、途中入退場は自由であると明記されていることが多くなっています。
そのため、途中で入退場をしたとしても問題はありません。
大規模なイベントの場合、延べ数万人の学生が参加することになるため、個々の入退場を逐一管理することは困難です。
実際、途中で入退場する学生は多く、不自然なことでは決してありません。
合同説明会の参加自体を迷っている人は、万が一会場の雰囲気が合わなかった場合でも、途中入退場はいつでもできるため、安心して参加するようにしてください。
一度参加して、雰囲気だけ掴むのも良い手段だいえるでしょう。
合同説明会は、参加している人の数が多く、会場も大規模で独特の雰囲気が漂っています。
そのため、途中で疲れたり気分が悪くなったりしがちです。
その場合は、迷わず途中退場をするようにしてください。
途中入退場をする主なケース
途中入退場をするケースはどのようなものがあるのでしょうか?
途中入退場をする主なケースとして、以下に3つの例を挙げてご説明します。
遅れて参加
1点目は、遅れて参加することです。
一例として、合同説明会の開催時間は、10時から17時まで、11時から18時まで、と比較的長時間に及ぶことが多くなっています。
スケジュールの都合上、昼以降の参加を予定する場合などは、途中で入場をすることになります。
昼食などで抜ける
2点目は、昼食などで抜けることです。
1日を通して参加する場合、どこかで昼食を取ることになります。
会場によっては、会場内での飲食は禁止となっている場合があります。
食事をとる場合は、会場外の定められたスペースに移動する必要があるのです。
その場合、いったん途中退場をし、昼食を済ませて再度入場することになります。
早めに帰宅
3点目は、早めに帰宅することです。
合同説明会は1日における開催時間が長いため、終了時刻を待たずして帰ることも手段の1つです。
よくある例としては、朝から会場入りし、興味のある企業を一通り回り終えた昼過ぎに、帰宅するパターンです。
この場合、途中退場をすることになります。
合同説明会は、2日間の開催であれば、1日目と2日目の参加企業が異なることもあります。
見たい企業があらかじめ絞られていて、どうしても1日目と2日目の両方に参加しなくてはならなくなった時、途中入退場を利用して効率的に合同説明会をまわることは、大いに推奨されます。
また、合同説明会は1日における開催時間が長いため、体力が持たない場合や、途中で体調を崩す場合もあります。
無理をして長時間参加し続けるよりも、体調を優先して早めに帰宅する方が良いでしょう。
途中入退場の時のマナー
途中入退場が許されるからと言って、マナーを破った行為は許される訳ではことがありません。
ここでは、途中入退場時に守るべきマナーについて、お伝えします。
進行の妨げにならないように入る、抜ける
途中入退場時は、進行の妨げにならないようにしましょう。
既に開催されている所に途中で出たり入ったりすることは、注意しなければ進行の妨げになる場合もあるからです。
例えば、大声で電話をしながら出る、友人と談笑しながら入るなどの行為は慎みましょう。
また、出入り口付近でうろうろすることもいけません。
スタッフや他の就活生、企業の人の邪魔になるかもしれないからです。
合同説明会の途中入退場は、周りの迷惑にならないよう、さっとスマートに行動するように心がけてください。
合同説明会の途中入退場で選考に影響は?
合同説明会における途中入退場は、評価に影響を及ぼすのでしょうか?
ここでは、途中入退場と評価の関係性についてお伝えしていきます。
会場からの途中退場は評価に影響がないことが多い
会場からの途中退場は、評価に影響がないことが多いです。
なぜなら、参加学生に「参加している企業全てのブースに訪れる義務」はないからです。
合同説明会は、自分自身の希望するブースのみ回るだけで良いのです。
個人によって回りたい企業数が異なるため、主催者や企業側も途中退場に関しては何ら気にしていません。
また、合同説明会は1日の開催時間が長いため、体力的にも1日を通して参加し続けることは困難であると言えます。
そのため、実際に多くの学生が途中退場をしています。
企業ブースからの途中退場では、選考から除外される場合もある
しかしながら、企業ブースからの途中退場だけはあまりお勧めできません。
なぜなら、選考から除外される恐れがあるからです。
企業によっては、説明途中や終了時にエントリーシート等の書類を配布することがあります。
この場合、最後まで参加していなければ、選考に参加する資格を得られません。
このような企業は、説明会に参加した意欲の高い学生に、選考に進んでほしいとの思惑があると思われます。
逆に言えば、説明会に参加しておけば、第一次関門を突破したことになります。
そのため、このような形式の選考を行う企業には、興味があれば積極的に応募すると良いでしょう。
エントリーシート等を配布しない場合でも、やはり企業ブースからの途中退場はお勧めできません。
なぜなら、企業ブースからの途中退場は、目につきやすいからです。
企業の担当者に顔を覚えられたら、以降の選考に不利になるかもしれません。
企業の担当者が話している最中に途中で抜けることは、マナー違反とみなされ、チェックされることが多いのです。
また、進行の妨げになる場合が多く、迷惑な行為に値するためお勧めできません。
このように、合同説明会では会場からの途中入退場は自由に行って構いませんが、企業ブースからの途中退場はお勧めできません。
自分のスケジュールや体調をよく確認して、計画的に参加するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで、合同説明会での途中入退場について、その可否とマナーをお伝えしてきました。
また、企業の個別ブースからの途中退場についても述べました。
合同説明会で途中入退場をすることは、何ら恥ずかしいことではありません。
この記事を参考に、マナーを守った行動を心がけましょう。
上手く入退場を活用することによって、より効率的な情報収集を可能にしてください。
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