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合同説明会で好印象を与えるマナーとは?聞く姿勢は選考に影響する?

合同説明会で好印象を与えるマナーとは?聞く姿勢は選考に影響する?
AI就活サポたくん

合同説明会は、多くの企業や就活生が参加しているため、安心感から気を抜きがちです。

しかし、合同説明会でマナー違反をすることは、企業からの評価を落とす要因となるため、慎まなければなりません。

ここでは、合同説明会で好印象を与えるマナーと、マナー違反になることを具体的にご説明していきます。

 

合同説明会で好印象を与えるマナーとは? 

多くの企業や就活生が参加しているからと言って、合同説明会で気を抜いてはいけません。

いつどこで企業の目が光っているか分からないからです。

反対に、合同説明会では、マナーを守って正しく行動していると、企業の担当者からの評価を上げることができます。

そこで、合同説明会で好印象を与えるマナーの例を、以下に7つご紹介します。

余裕を持った行動を心がける

1つ目は、余裕を持った行動を心がけることです。

例えば、会場に到着する時間について、開場時間(受付時間)の少し前に設定しておくことが挙げられます。

開始時刻に間に合うように到着しておくことで、余裕を持った行動ができます。

より多くの企業の情報を集めることにもつながります。

企業の担当者は、開始時刻に間に合うように来場している就活生について、好印象を抱きます。

なぜなら、時間をきっちりと守る人材であること、意欲が高い人材であることが予想されるからです。

また、合同説明会が始まった後、会場内では企業ごとに設けられたブースで発表が行われます。

その時間は決まっていることが多くなっています。

回りたい企業のブースには、発表の開始予定時刻よりも先に待機しておくようにしましょう

。企業の発表が始まるぎりぎりに駆け込んでは、印象を悪くしてしまう恐れがあります。

前もって待機しておくことことは、前の方の席を確保できる可能性も高まるため、お勧めです。

いずれの場合も、あまりに早く到着することはよくありません。

一般的には、集合時刻の5分から10分前をめがけて行動することが、良いとされます。

30分前など、あまりに早すぎる行動は、準備する側から見て迷惑に値することもあるためお勧めできません。

節度を守った行動を心がけましょう。

会場に入る前にコートは脱いでおく

2つ目は、会場に入る前にコートを脱いでおくことです。

脱いだコートは、裏地が外向きになるようにきちんと畳んで整えましょう。

これは、企業のエントランスに入る時などと同じ、基本的なビジネスマナーです。

コートは、防寒のため着用しているものであって、スーツとは異なり正装ではないとみなされるからです。

また、裏返して畳むのは、外の汚れを室内に落とさないようにするためです。

脱いだコートは手にもって移動し、着席する際は、床に立てた鞄の上に置くようにしましょう。

再びコートを羽織るタイミングは、会場を出た後だということも忘れずに徹底してください。

荷物は椅子の下に置く

3つ目は、荷物は椅子の下に置くことです。

理由は、通路を塞がないようにするため、見た目にも邪魔にならないようにするためです。

荷物は多くなりすぎないようにコンパクトにまとめ、必ず椅子の下に収めるようにしましょう。

スマホや携帯電話をマナーモードに

4つ目は、スマホや携帯電話の電源を切るかマナーモードにしておくことです。

話を聞いている最中に音が鳴ることは、マナー違反であるからです。スマホや携帯電話は、音が鳴らないよう設定しておきましょう。

同じように、タブレット型機器や腕時計など音が出る可能性がある端末を持参している場合も、忘れず無音になるよう設定しておいてください。

聞く態度に気を付ける

5つ目は、聞く態度に気を付けることです。

具体的には、姿勢や目線を正すことが挙げられます。背筋が曲がっていたり、目線が話者を向いていなかったりすることは、失礼になります。

その他にも、足を揃えずに話を聞く、頬杖をつく、あくびをする、など、マナー違反になるような行動は慎みましょう。

話を聞いている最中は正しい姿勢で、適宜メモを取り、真剣な眼差しを話者に向けるようにしてください。

時折軽くうなずくように反応しても良いでしょう。

聞く態度に気を付けることで、話をしっかりと聞くことができる人材であると評価されることに繋がります。

私語は慎む

6つ目は、私語を慎むことです。

誰かが話しているときはもちろんのこと、合同説明会の会場内では、できるだけ私語を慎むべきです。

なぜなら、いつどのタイミングで企業の担当者が聞いているか分からないからです。

ブース外であるからと言って、大声で電話をしたり、友人と談笑したりすることは避けましょう。

企業の人に挨拶をしっかりする

7つ目は、企業の人に挨拶をしっかりすることです。

挨拶は、コミュニケーションの基本であるからです。挨拶がないことはマナー違反であり、失礼になります。

挨拶の例としては、「こんにちは」「初めまして」の他に、「よろしくお願いします」や「ありがとうございました」などが挙げられます。

企業の人に会ったら必ず挨拶をするように心がけましょう。

 

 合同説明会でのマナー違反と避けた方がよいもの

合同説明会でマナーの悪い学生を見つけた人事

合同説明会では、マナー違反になることがいくつかあります。

また、避けた方がよいものも存在します。

良いマナーの他に、このような悪い点も把握しておくことで、より正しい行動を取ることができます。

ここでは、合同説明会でのマナー違反と避けた方がよいものについて、3つご紹介します。

ガムを噛むなど飲食

1つ目は、ガムを噛むなど飲食をすることです。

話を聞いている時に口にものを入れたままであることは、マナー違反になります。

無礼な態度であると評価されることは、マイナスです。そのため、合同説明会では飲食を控えるようにしてください。

昼食を取る必要があるときなどは、会場外の定められたスペースに行くことを徹底しましょう。

よくある失敗が、机にペットボトルの飲料を置いたまま話を聞いてしまうことです。

一般的には、机の上に飲料を出してそれを飲みながら話を聞くことは、よく思われないことが多いからです。

企業側から水などの飲料を配布されることがない限り、机の上には飲食物を置かないようにしてください。

聞く態度が悪い

2つ目は、聞く態度が悪いことです。

姿勢が悪い、目線が話者を向いていない、あくびをする、足を揃えない、頬杖をつく、などの態度は取らないように注意しましょう。

また、途中でスマホを操作したり、ペンを回したりしながら聞く行為もNGです。

人の話を聞く時は、謙虚な態度で傾聴するよう心がけましょう。

アピール目的の質問をしすぎない

3つ目は、アピール目的の質問をしすぎないことです。

質問をする際は、自分のアピールを入れすぎず、シンプルな内容を問いましょう

。例えば、「ホームページを拝見して……」というアピールは許容範囲ですが、「御社のホームページと私が運営している……のサイトを比較して……」といったアピールはやりすぎです。

合同説明会は選考ではなく、あくまでも企業の情報を得る場所です。

目立ちすぎる行動を取ることは、逆に企業側から悪い評価をつけられる恐れがあります。

 

 まとめ

ここまで、合同説明会について、具体的に守るべきマナーをご説明してきました。

また、マナー違反になるような行動についてもご紹介しました。

合同説明会では、企業の評価を落とさないためにも、マナーを守った行動が大切です。

是非この記事を参考に、適切な行動をもって、合同説明会に参加してください。