業界を絞れない理由と解決策。選び方を教えます!
就職活動を進めていく中で、
「そろそろ業界を絞った方が良いのか?」
「志望業界の選び方が分からない!」
といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなあなたがなぜ業界を絞れないのか?業界を絞り自分自身が納得のいく就職先を見つけるにはどうすればいいのか?について解説していきます!!
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業界を絞れない理由
そもそも業界を絞れないと感じる人が多いのは
一体なぜでしょうか?
やりたいことが見つからない
インターンシップに参加してみたけれど…ぱっとしなかったり興味が沸かない、実際に働くイメージが持てない、自分がやってみたいと思える仕事がないなど「やりたいことが見つからず業界を絞ることが出来ない」と感じる人が多いです。
そもそも、「やりたい事が見つからない!」と最初から諦めていませんか??
将来の自分像が見えていない
理想の将来像を明確に描けていないからこそ、結果として業界を絞れない/企業の選び方が分からないといった状況に陥る場合があります。
これはどんな自分になりたいのか、どんな風に働きたいのかなど“将来の自分像”に目を向けられていない事が原因です。
周りが就職活動を始めたから、大学を卒業したら働かないといけないから、業界を絞った方がいいと先輩に言われたからなど他人の意見に左右され目の前の就活だけに捕らわれてしまいます。
もしも将来像が明確であれば、全ての行動が自分の将来に結びついているのかどうかで判断をしていく事ができます。
例えば、若手から挑戦のできる会社で働きたいという理想がある人であれば、会社の制度に目を向け理想を叶えられる環境があるかどうかで判断する事ができます。
このことから業界を絞ることが出来ない原因の一つは自己分析不足だと言えます。自分の感情や想いを明確に理解できていないからこそ将来の理想の姿を描くことが出来ないということです。
おすすめの企業選びの方法とは?
①やりたい仕事を探す
業界を絞るために、まずは自分のやりたい仕事を探そうとする人が多いです。
やりたい仕事を見つけるために合同説明会やインターンに参加する、インターネットで色々な仕事について調べてみるなど仕事を探していく中でやってみたいと思えるような仕事を見つけることが出来ます。
②やりたいことができる業界を探す
「CAになりたい。」
「看護師になりたい。」
など自分のやりたい仕事が明確になるとそのやりたい仕事が出来る業界はどの業界なのかを考えていくことが出来ます。
そしてその業界の中にどのような企業があるのかといった流れで企業を選んでいくことが出来ます。
③仕事内容を軸として探す
やりたい仕事が見つかり、その仕事が出来る業界に絞り、企業を選んでいくという流れで就活を進めていこうとすると“仕事内容”が就活の軸になります。
仕事内容を軸にすると自分の理想とする仕事や職種の中で後はどの企業が自分に合っているのかを判断していくと効率よく企業を選ぶことが出来ます。
しかしその反面仕事内容だけに目を向けていると、自分の希望とする就職先が見つかったとしても入社後すぐに理想の仕事を担当出来なかったり、企業方針の変化に伴い会社からその職種が無くなってしまうなど入社してから後悔する場合もあるため要注意だと言えます。
やりたい仕事/業界が見つからない時は
このようにやりたい仕事を見つけ、それが出来る業界を探すという流れで企業選びをしようすると①やりたい仕事を探すの部分で躓く人が多かったり、入社後の後悔に繋がってしまう場合があります。
そもそもアルバイトなどで働いたことがあったとしても、実際に社会人として働いたことが無い状態でどんな仕事が自分に合うのかや、心からやりたいと思える仕事を見つける事は難しいでしょう。
つまりやりたい事だけではなく「自分がどんな大人になりたいのか」などの“仕事以外”の理想像を見つける事が納得のいく企業選びの一歩に繋がります。
業界選びのための自己分析とは??
まだやりたいことが明確に見つからない!分からない!
そんな人は業界選びのための自己分析からやってみましょう!
業界選びに役立つ自己分析を3つ紹介します!
モチベーショングラフ・自分史作成
自己分析の手段として有効だと言われているものの一つがモチベーショングラフや自分史の作成といった「自分の過去を振り返る」自己分析です。
このように縦軸を幸福度、横軸を年齢で表し、自分自身の今までの人生を振り返っていきます。
自分の人生の中で印象的な出来事を、モチベーションが高かったプラスの経験、逆に挫折した経験やモチベーションを上手く保てなかった出来事などネガティブな経験に分け書き出していきます。
それぞれの経験を振り返り、プラスやネガティブな感情になった原因は何だったのか、何がきっかけでまたモチベーションを高く保てるようになったのかなど“なぜ”そうなったのかを経験ごとに何回も繰り返し、過去の出来事を掘り下げていきます。
なぜと自分に繰り返し問うていくことで自分自身の考え方の特徴やモチベーションを高く保つために必要な要素などが明確になっていきます。自分の過去を振り返る中で見えてきた自分から将来を描くことが出来ます。
適性診断(マイナビやキミスカ)
モチベーショングラフや自分史を作成し、ある程度自分については分かってきたけれど「自分の特性を活かせる仕事にはどのようなものがあるの?」気になった方は適性診断をしてみましょう。
適性診断にはインターネットで短時間で気軽にできるものから、インターンシップのコンテンツなど時間をかけて細かく診断してくれるものなど様々な種類があります。
例えば、マイナビの適性診断MATCHやキミスカの適性検査など就活サイトに登録する事で気軽に適性診断が出来ます。
自分に向いている仕事が分かれば、その中で気になる業界や仕事が見えてきます。
しかし、適性診断はあくまでも統計学から導き出された結果でしかないので全てを鵜呑みにするのではなく自分を見つめなおす一つの手段として自己分析に取り入れる事が効果的です。
他己分析
自分の事は自分が一番理解していると思いがちですが、自分で想像している姿と周りから見た姿は案外違っている場合があります。
自己分析は自分一人で進めるのだけではなく、周りからの分析つまり他己分析も効果的です。
自分一人で自己分析をしていると主観的になりがちですが、第三者に聞く事で客観的な意見を取り入れる事ができます。
私自身、周りの友達や家族に自分の印象を聞いてみると、自分一人では気づかなかった新しい一面に気づくきっかけとなりました。
自己分析に行き詰ってしまったときは周りの人に印象を聞いてみると、自己分析をより深める事に繋がります。
まとめ
初めから業界を絞ろう!と意気込んでも
・やりたい仕事が見つからない
・将来の自分像が見えていない
などの理由から行き詰り悩んでしまう人が多いです。
肝心なのは、「将来はどんな自分でありたいのか」自分の将来像を明確に持つことです。
“自分がやりたい事”だけではなく、“自分のありたい姿や理想像”を自己分析から見つけ出すことで、その理想の姿を叶えるためにはどのような仕事に就くべきなのか、どんな職場環境であればその理想の姿を叶えることが出来るのかがだんだんと見えてきます。
つまり自分の理想の姿とはどんな姿なのかをイメージすることが業界を絞ることにも繋がります。
やりたいことが見つからない。そんなあなたは最初から業界を絞らなくていい!!
まずは自分自身を知る事から始めてみませんか?