インターンシップ合同説明会ってどんな感じ?参加する意味はある?
大学3年生の夏…
- 「そろそろ就活を意識しないと…」
- 「インターンシップって何?」
- 「インターンって何したらいいの…?」
と悩み出している頃でしょうか。
そんな方にはインターンシップを公募するための合同企業説明会に参加することをオススメします!
「え?合説?」と思いましたか?
- 合説はあまり意味ないよ
- 合説なんて自己満だよ
と言う先輩の声も聞こえてくるかもしれませんが、実際行く意味はあるのでしょうか?
この記事では「インターン合説の参加のメリット」と「行ったほうがよい学生の特徴」について解説します。
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インターン合同説明会って何?
インターン合説とは、複数の企業が自前で開催するインターンシップを学生にアピールするイベントのことです。
企業は「これから開催するインターンシップ」についての説明会を行うのであって、それ自体はインターンシップではありません。
学生は、そこで出会った企業の中から興味のあるインターンシップに参加します。
インターン合説ってどんな感じ?
「企業毎のブースに学生が着席して、説明会を聞く」
時期や主催企業によって差がありますが、これが一般的なイメージだと思ってもらって結構です。
ほとんどの学生は業界や企業の知識がないので、ネームバリューのある大手企業に集中しがちです。その一方、企業名を知らなくても「面白そうなインターン」にも集まりますね。
人の集まり方は企業の人気度やインターンの面白さによってかなり差が出ます。
雰囲気は「ピリピリしたザ・就活」よりは「ワイワイとした活気のあるお祭り」の方が近いです。
開催時期は6・7月と1月を狙う
インターンは夏休みの8月と、年明けの1月・2月が活発です。
つまり、インターン開催前である6月や7月、1月上旬にあるインターン合説は参加企業が多いのです。
多ければ良いというわけではありませんが、選択肢は多いに越したことはありません。
その時期は、企業も学生を集めに積極的なので、他の時期に比べると参加しやすいでしょう。
開催地区は首都圏と関西圏がメイン
就活解禁後の合説に比べるとインターン合説は開催数が少なく、大規模なものは関東・関西に集中しているのが現状です。
中規模・小規模のものも含めれば、全国各地域で開催されていますが、開催数が圧倒的に少ないです。
特に地方であれば、企業の数に比べて参加する学生数が少ないので狙い目かもしれません。
お昼の時間帯がねらい目
多くの合説が10時頃から17時頃まで。せっかく参加するなら、午前中から行くことをオススメします。
「朝早く起きて参加するの面倒くさいな…」
と思うかもしれません。ただ、同じことを考える学生が多いので、朝は参加者が少し少ないのです。学生が少なくても、企業の数は絶対に少なくなりません。
つまり、それだけ人気企業の説明会に参加しやすくなるのです。
また、昼食の時間も学生の動きが鈍るので、人気企業ブースへ行く良いタイミングでしょう。
応募の方法
応募の方法は「企業サイトの募集ページで直接申し込む」か、「マイナビ・リクナビといった就職情報サイトから申し込む」の2点です。
まずは、日本最大級の合説として有名な「マイナビEXPO」、「リクナビLIVE」に参加してみましょう。
※時期によって開催していない場合もあります。
インターン合説を経験した先輩の2つの意見
本題に入ります!
結局、インターンのための合説に参加する意味はあるのでしょうか?
「意味がない」派と「意味がある」派の2つの意見を比べてみましょう。
意味ない派の意見
- 人気企業のブースは競争率が高すぎる
- つまらないインターンばかり
- 人が多すぎて疲れるだけ
- 薄い情報ばかりで、企業研究に繋がらない
- 結局、インターンに参加せずに終わった
主にこれらの意見が多いです。
一番大規模な合説だと、企業数は200-300ほど。学生が一日に参加できる企業数は約8社。
当然、聞きたかった企業のブースに参加できないこともありますし、なんとなくブラブラと企業を探しても、あまりの数に面倒くさくなってしまうことも。
いつの間にか、休憩に時間を費やし「今日、何しに来たんだろう…」と自己嫌悪に陥るケースはよく見られます。
合説はかなり疲れます。そんな一日を無駄に感じてしまった日には、「二度と参加したくない」と思うのもしょうがないかもしれませんね。
意味ある派が伝えたいインターン合説の魅力
- 1日で沢山の企業とリアルの接触ができる
- 知りもしなかったインターン情報を知ることができる
- 就活の軸、自分の興味分野、傾向を確認できる
「企業のことをそもそもほとんど知らない」という学生であれば、多くの企業と接触できるだけでも、就活の大きな一歩になるでしょう。
また合説であれば、様々な業種の企業が嫌でも目に入るので、自分では思い付かないような業界に出会えるかも。幅広く業界を知っていることで就活の視野が広がります。学んで損することはありません。
もう一つ、リアルな情報を聞けるのがポイント。ナビ媒体では語られていない情報はもちろん、社員や会社の雰囲気をつかむことができます。
「無理なノリ」ってありませんか?
このノリはナビでは分かりません。どんなに魅力的な企業でも、この「無理なノリ」があれば、志望度一気に下がりませんか?
そういった感覚的な情報を手に入れられるのが合説の特徴です。
インターン合説に参加すべき就活生の4つの特徴
参加すべき就活生の特徴をまとめています!
あなたがインターン合説に参加すべきかどうかの判断材料にしてください。
就活を意識しているけど、何をしていいか分からない
「就活って何から始めたらいいの?」
そう悩んでいる方は、イベントに参加してとりあえず雰囲気をつかむことをオススメします!
そして、分からないことは企業の採用担当にドンドン聞いちゃいましょう!
インターン合説は就職活動における一番最初のイベントですので、周りの学生もほとんど就活未経験者のはず。遅れをとっていることはありませんし、企業側もそれを理解しています。
恥ずかしがる必要は全くもってありません!
興味を引く企業があるけど、自分に合っているか分からない
ネットだけでは、得られる情報も限られます。
自分に合うかどうかは実際に接触してみて初めて分かるものです。
参加企業リストの中に気になる企業がある場合は、実際に会ってみて確認しに行きましょう!
※参加企業は開催前に公開されることが多いです。
可能であれば、事前に質問する内容も準備しておくことをオススメ。
大手・人気企業以外で注目している会社がある
インターン合説は就活スケジュールのスタートなので、ほとんどの学生は就活初心者です。
したがって、企業研究が進んでいない学生は、大手企業・有名企業に集中しがちなのです。
つまり、、、それ以外の企業は大チャンス!
就活解禁後には多くの学生を集めるであろう準大手企業や、知名度の低い優良企業に参加する絶好の機会と言えるでしょう。
ライバルが少ない環境なので、その企業を独占できるかも。
採用担当者に覚えてもらうことで、今後の選考を有利に進められます。
※もちろん、その後のインターンには参加しましょう。
まとめ
インターンの合説を有意義なものにするために大事なことは参加目的を事前に意識することです。
- 就活のスタートとして参加したい
→まずは企業を知ることを目標にする。説明会だけでなく、チラシをもらうだけでもいいので多くのブースを回る - 志望業界は何となく決まっている
→参加企業を事前に調べて、行くべきブースを決めておく。 - 選考を受けたいレベルの企業がある
→ナビでは分からない情報収集を目標にする。担当者の雰囲気や、全体の雰囲気を知る。質問を準備する
これらの準備のポイントは当日に「何をしていいのか分からない」といった状態にならないようにするためです。
なんとなくの目的であっても、意識しているかしていないかで、その日一日の満足度に大きく影響します。