集団面接対策!抑えておくべき「印象」ポイント
集団面接って個別面接と何が違うの?
集団面接で特に気をつけなければいけないこと。
意外と知らない学生って多いのです!今回はとくに集団面接で多い疑問にフォーカスを当てて解説致します!
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集団面接で好印象を残すには
集団面接では、他の学生と差をつけて面接官の印象に残りたいですよね。
しかし、どのようなポイントで回りと差を付ければよいのでしょうか。
面接官にいい印象を与えるコツを伝授します!
エピソードより、まずは見た目で良い印象を与える
集団面接でよく勘違いしている学生で多いのが、エピソードで目立とうとするアピール方法です。
後程詳しく説明しますが、集団面接のみならず何事にも重要なのは、まず第一印象です。
中でも服装は、印象を大幅に左右する大切な要素です。
よくあるのが【服装自由】なのでオフィスカジュアルで参加したら、自分以外全員スーツだったというパターン。
服装自由と記載があって、ちゃんとTPOをわきまえた服装なら、それは失敗ではありません。
不安に思うかもしれませんが、自分以外が全員スーツだからといって必ずしも印象が悪くなることはありません。
むしろ、集団面接の場であれば印象に残りやすいチャンスです。
ただし、ダメージジーンズやレザージャケット、極端にアクセサリーの多いファッションはNGです。
集団面接で目立つために必要なのは“基本的なマナー”
服装で与える印象には限界があります。
余程お洒落な着こなしで、かなり衝撃を与える美しい見た目でない限り、服装のみで好印象を与えるのは至難の業です…。
ということで、次は好印象にさせるべくマナーで印象アップを目指します。
マナーといっても礼儀作法や、敬語の使い方とかではなく、もっと基本的なことです。
例えば部屋に入って挨拶をするとき、誰よりも大きな声を出して挨拶を行う。
面接中は常に笑顔でいるなど。
意外と集団面接となると、みんな緊張して表情が強張っている人って多いんです。
その中でニコニコしながら自分の質問に答えてくれたり、元気よく返事をしてくれたりするだけで、集団面接でかなり目立つ存在となります。
集団面接で想定外のことが起きた場合
いざ、面接本番。
本番前に何回もイメージトレーニングしても、予想外の事態が起こり、焦ってしまうこともあります。
このような、もしもの時の対処法を教えます。
質問は回答順に気をつけろ!忘れないようにキーワードで覚えておく
集団面接の人数は平均で2~4人ですが、大手など応募人数が多い企業だと1次面接で5人以上の学生を相手に行うこともあるようです。
1人3分間自己PRをしたとしても、5番目となれば質問開始から12分は経過していることとなります。
そのため、他の人が回答している間に、質問内容を忘れてしまったり回答になっていない答え方をしてしまったりする場合があります。
さらに、回答になっていないことに気が付いていない人が、実はとても多いんです!
時間が経つにつれて質問の本来の意図を忘れてしまう事で、前の人の回答に左右されて自分が答えるはずだった回答にズレが生じてしまいます。
当の本人は緊張で的外れなことを言ってても分からないのですが、面接官からしてみたら「回答になってなくない?」と疑問に思うことがあります。
緊張していると特に忘れやすくなるので、どんな質問をされたのかしっかりとキーワードで覚えておくことを意識してみましょう。
万が一忘れてしまった場合は勘やなんとなくで答えるのではなく、素直に「緊張で質問内容が分からなくなってしまったので、もう一度教えていただけますか?」と答えましょう。
周りより目立とうとしてエピソードを盛りすぎるな!
さて、一番初めにも述べたように目立とうとしてエピソードを盛りまくる人。
集団面接で1人は必ずいるのではないでしょうか?
例えば90人規模のイベントを100人規模と説明したり、190点の点数を約200点と説明したり・・・
それぐらいなら可愛いものですが、よくあるのが“人脈”を語る人です。
例えば高学歴の就活生が同じ面接だった場合、その学生の学歴に対抗して「東大出身の教授と仲良しで」や「早稲田や慶応の人を交えたイベントを開催しました」とか言う人が実際にいました。
・・・その情報必要ある?
あと芸能人が知り合いにいる、とか自慢気に自己PRに盛り込んでくる人いますが、面接にはなんら関係がありません。
目立とうとして必死に盛ったり、関係のないエピソードを盛り込むのは集団面接では辞めておきましょう。
志望動機が被っても焦るな!
志望動機が被った場合、どうしても違うことを言った方が良いのでは?と考えてしまいますよね。
志望動機が被ったからといって何もデメリットはありません。
正直に自分の考えや思いを伝えましょう。
ただし、全く同じ説明をするのではなく、自分なりの言葉で少し表現の仕方を変えてみると良いでしょう。
「〇〇さんのように」など、働いている人の名前を出すと更に差別化できるかもしれませんね!
集団面接では、長く話しすぎないようにする
早くアピールしたくてうずうず!そんな気持ちも分からなくはないです。
個別面接では、少し長く喋っても問題ないですが、集団面接では一人でたくさん時間を使ってしまうのは良くありません。
では、なぜ長く話しすぎるのは良くないのか。その理由と対処法を解説します。
アピールにはなるが、マイナスのイメージになる場合も。
しかし、話したいことが沢山あっても時間配分をしっかり考えて喋るようにしましょう。
とくに集団面接は全体の時間は決まっていても、一人当たりどのくらい時間を使うのかまでは明確に決まっておりません。
また、グダグダと話すより、短い時間で簡潔に物事を伝えられる人の方が社会人になってからも評価されます。
集団面接だけでなく、その先のことも考えて、短い時間で理解できる文章をつくるくせをつけておきましょう。
他の就活生への配慮が欠けているという印象も受けかねませんので、話すぎには要注意です。