入社式って具体的な内容は?どんなことするの?
「初めての入社式は期待しているけど不安もある」
このように思う方も多いと思います。私も新卒の入社式ではそう思っていました。
とはいえ、
・入社式は具体的にどんなことをするのか
・入社式の不安を解消する方法
など、分からないことも多いと思います。
この記事では、そんな不安を紹介して解決していきます。
今後、初めての入社式に不安を持たれている方の役に立てれば幸いです。
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基本のプログラムはどんな感じ?
入社式の基本的なプログラム構成は
- 社長挨拶・祝辞
- 社辞令授与
- 記念撮影
- オリエンテーション
- 懇親会
となっています。
それぞれ具体的にどんなことをするのかを解説していきますね。
社長挨拶・祝辞
まず、社長が新卒の前で挨拶を行います。
新卒の中では、初めて社長と会う人も多いと思いますが、緊張せずに聞くようにしましょう。
内容は、社長のあいさつと新卒に期待することや会社に求めることなどを話してくれると思います。
社長あいさつの時間は約10分〜30分と社長によって異なります。
社辞令授与
ここでは、内定証書を社長から受け取ります。
社長と新卒が関わることができる最初の機会になります。今後は社長と関わることが少なくなので、しっかりと受け取るようにしましょう。
辞令の受領の時間は、入社人数によって異なりますが、入社人数が多いほど時間が長くなります。
自分の番が終わっても静かに待っておきましょう。
記念撮影
ここでは、入社式の記念撮影を行っています。
一般的には、新卒社員と社長も合わせた記念撮影が多いです。
また、企業によっても異なりますが、ビデオ撮影による個人インタビューや全体の風景をDVDにして全員に配布している企業もあります。
次の年に向けた就活生への資料や社内報などに使われます。
オリエンテーション
ここでは、入社式の次の日の説明を行います。
会社の福利厚生や研修の流れや内容、配属先など様々なことの説明をされてとても大事な話になります。
また、今後の研修の内容なども説明される場合もあるので、わからないことがあった場合は必ず聞いておくようにしましょう。
懇親会
ここでは、入社式の後に同期達や先輩社員と親睦を深めるために懇親会を行います。
同期達や先輩社員達と貴重な話が聞けるので、積極的に話しておきましょう。
ここで注意しておきたいのが、学生と社会人の切り替えができているどうかです。学生なら何も心配なくお酒を飲んでも良いのですが社会人となっているので、お酒の飲み過ぎには注意しましょう。
周りに迷惑がかかるだけではなく、翌日からの研修にも支障が出る場合もあります。自分だけではなく、同期が飲みすぎている場合も注意を呼びかけるなどしましょう。
入社式で事前に準備すべきこと
新入社員として、初めて行う行事が入社式です。
そんな、入社式では多くの新入社員が
・初めてで緊張する
・どのような準備をすればいいのか
などの不安があるのではないでしょうか。
ここでは、初めてで不安な新入社員が入社式前に準備しておくべきことを紹介していきます。
プログラムの確認
入社式のプログラム内容を確認することをお勧めします。
入社式では、当日にプログラム内容を知らせる場合がほとんどです。入社式当日までプログラム内容が分からないというのは不安になるかと思います。そこで、事前にプログラム内容を確認することで不安が少しでも無くなると思います。
実際には、入社式のプログラムは、人事部が企画しているので事前に連絡すれば確認することができます。
会場の場所・時間の確認
入社式会場や開始時間の確認をお勧めします。
入社式では、会社によって異なりますが社内でやる場合と会場を貸し切ってやる場合があります。会場の場合だと初めて行くことが多いので事前に確認すると安心します。また、入社式の開始時間は主に9時〜10時の場合が多く通勤ラッシュで向かうことになります。普段通勤ラッシュで電車に乗らない方が多いと思うので、事前に開始時間を確認し余裕を持って出発しましょう。
持ち物の準備
入社式に必要な持ち物や提出書類などの確認をお勧めします。
入社式では、社長挨拶や社辞令授与以外にも卒業証明書や身分証明書などを提出する場合があります。 このような提出書類を忘れてしまうと、第一印象がとても悪くなってしまうので持ち物は事前に準備・確認しておきましょう。また、 メモ帳や名刺入れ、 クリアファイルなど入社式に持っていくと便利な物もあるので確認しておくことをお勧めします。
自己紹介スピーチの準備
会社によっては、実際に新入社員全員が1分間スピーチを行う入社式もあります。
1分間で自分が話したい内容をしっかりと伝えられるように準備をしておきましょう。
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企業独自のプログラムがある場合も
企業にもよりますが、様々な個性を持った入社式があります。
入社式では、新入社員に自社のことを知ってもらい会社員としての自覚を持たせることが本来の目的です。
そのため、その企業を知ってもらうための独自のコンテンツを盛り込んでいる企業も少なくありません。
ここでは個性がある入社式の一例を紹介します。
個性のある入社式一例
新卒採用では、年々売り手市場になっていて企業は人材の採用に試行錯誤しています。
そんな中で、学生へ企業をアピールする手段として入社式が注目されています。
他の企業では行なっていない、個性ある入社式を行うことで学生の注目を集めています。
ここでは、そんな個性ある入社式を紹介します。
▶︎コロンブス株式会社
靴クリーム・靴用品メーカーのコロンブス株式会社の入社式では、新入社員と先輩社員がお互いの靴を磨き合う靴磨き入社式が行われています。
実際に自社の製品を使って靴を磨くことで商品に触れることができます。
また、先輩社員と靴を磨き合うことでコミュニケーションを図る狙いがあります。
▶︎株式会社ハブ
英国風パブを展開する株式会社ハブでは、実際にイギリスで入社式を行います。
株式会社ハブでは、研修もイギリスで行なっており、本場の雰囲気を味わうことで実際の業務に行かしてもらうという狙いがあります。
まとめ
ここまで、入社式の具体的な内容について紹介してきました
基本的な入社式のプログラムは企業によって異なりますが、
・社長挨拶・祝辞
・社辞令授与
・記念撮影
・オリエンテーション
・懇親会
が一般的な流れとなっています。
社会人になって初めてで不安な入社式ですが、
・プログラムの確認
・会場の場所・時間の確認
・持ち物の準備
・スピージの準備
などの事前準備余裕をもってのぞめるようにしましょう。
入社式は趣向を凝らした企業の一大イベントです。
企業にもよりますが、様々な個性を持った入社式があります。
個性がある入社式では、
・コロンブス株式会社の靴磨き入社式
・株式会社ハブのイギリスでの入社式
があります。
今後、初めての入社式に不安を持たれている方の役に立てれば幸いです。