【選考対策】インターンシップ用エントリーシートの志望動機の書き方


「インターンシップに応募したけど、なかなか採用されない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そもそも、インターンシップの志望動機の書き方や、志望動機の構成の立て方など、どうすればいいのか分からない方も多いと思います
この記事では、就活生の皆さんが直面しやすいインターンシップ用のエントリーシートの書き方について、解決していきます。
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そもそもインターンシップとは?
インターンシップとは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のことをいいます。
時期は企業によりますが、大体は大学3年生の夏から始まる企業が多いです。
企業ごとに、インターンシップに参加できる人数は決まっており、エントリーシートや筆記テストなどを行い、採用されれば参加できることがあります。
そのため、なぜインターンシップに参加したいのか、目的を明確にしたうえで、応募することが大切となります。
インターンシップは就活生の職業体験のこと
インターンシップの主な種類
- 1Dayインターンシップ
- 短期インターンシップ
- 長期インターンシップ
1Dayインターンシップは、イベント型のインターンシップです。
実際にグループワークをしたり企業の説明を聞いたりします。
短期インターンシップは、プロジェクト型のインターンシップで実際の業務に近いことを体験できます。
例えば、コンサル会社の場合、企業が抱える問題を分析して、解決案を提案することをやります。
その際に、社員からのフィードバックをもらい、自分のいいところや苦手な部分を見つけ出すことができます。
長期インターンシップは、実際に社員さんと同じように出社して働きます。
そのため、給料も出ることが多く、ベンチャー企業で募集をしているところもあるので、学校で習ったことや力試しをすることを目的としている学生もいます。
近年では、就活生の8割はインターンシップに参加しているといわれています。
つまり、今や就活生にとってインターンシップは必ず参加しておきたい行事の1つとなっているのです。
インターンシップの志望動機の書き方
インターンシップの志望動機では、自分が参加したい理由だけを書いてはいけません。
企業側もインターンシップで優秀な学生の参加を求めています。
そのため、自分が参加したい理由と、企業が求める人物像を書くことによって、魅力ある志望動機ができあがります。
インターンシップの志望動機を書く際には、必ず企業がどのような人材を求めているのか、しっかりと分析しましょう。
その業界に入社したい場合
インターンシップを受ける業界に入社したい場合は、その理由を元に志望動機を書くと良いです。
その理由の中でも、以下の内容を軸として志望動機を書くと、より効果的です。
- なぜその業界に興味を持ったのか
- その業界に興味を持った体験談
業界に興味を持った体験談などは、他のインターンシップの応募者と差別化できるのでおすすめです。
また、「その業界でどのように活躍したいのか。どのような目標があるのか」など、入社してからの目標などを書くと熱意が採用担当者に伝わります。
インターンシップの参加が目的の場合
インターンシップ参加が目的の場合は、なぜそのインターンシップに参加したいのかを書くと良いです。
インターンシップに参加する理由は、自分へ理由を問いかけるように書くと魅力的な志望動機が書けます。
たとえば、インターンシップに参加する理由で多いのは、以下です。
- 業界研究がしたい
- 自分を成長させたい
- 職業の体験をしたい
この時、「なぜ、○○したいのか」と、自分に問いかけることで他の学生との差別化ができる魅力的な志望動機が書けます。
なぜその業界研究がしたいのか、なぜ自分を成長させたいのか、なぜその職業を体験したいのかを、しっかりと問いかけましょう。
理由が明確になれば、より深い志望動機を記載できるため、企業の担当者へ熱意も伝わりやすくなります。
参考記事
・そのエントリーシート大丈夫!?リーダーシップ系PRは落ちやすい!?
志望動機の構成作成方法とは
エントリーシートの志望動機の構成
- 志望した理由
- 学びたいことや実現したいこと
- 参加の意気込み
志望動機の構成作成を行う際には、「志望理由」「学びたいこと・実現したいこと」「参加への意気込み」をしっかりと書きましょう。
企業としても、限られた応募者の中から本選考へ進んでくれる学生を探しているので、意欲度は非常に重要視されます。
そのため、志望動機の構成をしっかりと考え、ぜひインターンシップに参加したい!と熱意のこもった内容を書くことが大切です。
①志望した理由
志望動機には、なぜ応募する企業のインターンシップに参加したいのかといった理由を中心に書きます。
その企業でなければいけない理由を書くことで、自分にしか書けない志望動機を書くことができ、他の学生との差別化できます。
また、インターンシップのエントリーシートで書いた志望動機は、今後の面接でも聞かれ、使うことがあるので嘘の情報を書いてはいけません。
インターンシップ後も使えるように、コピーやフォルダに保存するなど、いつでも確認できるように残しておくことをおすすめします。
②学びたいことや実現したいこと
応募企業のインターンシップで、学びたいことや実現したいことを書きます。
インターンシップに参加した際には、どのようなことを学びたいのかを書くとともに、今後どのように活かしていきたいのかも書くと良いでしょう。
具体的には、「インターンシップで学んだことを、御社に入社してからも役に立てたい」と書くことで、採用担当者にアピールもできます。
また、そのインターンシップで実践したいことがあるなら、具体的な目標と一緒に書くとわかりやすいです。
このとき、具体例や数値といったデータもだせると、説得力が上がります。
インターンシップで学びたいことや実現したいことを書く際には、その企業の業務内容やインターンシップの内容について理解してなくてはなりません。
企業の業務内容やインターンシップの内容について、過去に受けたことがある先輩に聞いたりOB訪問やネットで調べたりして、理解したうえで書きましょう。
③参加の意気込み
参加した後の意気込みや熱意を書くと、採用担当者のアピールになります。
具体的には、「ゼミで経験したリーダーシップを発揮する」や「ゼミ長の経験を活かして、参加者をまとめていきたい」などがあります。
これまでの学生生活で学んで体験してきたことを活かし、インターンシップでどのように取り組みたいのか書くと良いです。
また、参加の意気込みを書くことでインターンシップでどのような活躍をしてくれるのかが分かり、採用されやすくなるメリットもあります。
エントリーシートの内容は企業によって異なる
履歴書では、資格や特技など記載する内容がほとんど同じ場合がありますが、エントリーシートの内容は企業によって異なります。
理由としては、参加してほしい学生へ「求める能力」「インターンシップへの熱意」など、企業によって違うのでエントリーシートの内容も変わります。
そのため、複数社で同じエントリーシートの内容を使い回すことはおすすめしません。
企業ごとに、どのようなことを求めているのか情報収集を行い、エントリーシートを作成することで、自分にしか書けないエントリーシートが書けます。
ほかの学生とも差別化ができ、インターンシップだけでなく、面接時にも有利になる可能性もあります。
必ず、エントリーシートは企業ごとに書き分けを行い、しっかりと自分の熱意が伝わるようにしましょう。
エントリーシートの書き方に悩んだらAIツールを使おう
志望理由や意気込みはしっかりとあるけれど、文章にするのは難しいと悩んでいる学生も多いかと思います。
そんな時は、自分の気持ちをまとめてくれるようなAIツールを活用するのがおすすめです。
AIを使ったエントリーシート作成では、志望理由・ガクチカなどを入力することで、わかりやすい日本語で誤字脱字なく文章を作成してくれます。
ほかにも、AIツールによっては作成したエントリーシートの内容を添削してもらえるものもあり、この文章で大丈夫かな?と悩んでいる学生におすすめです。
弊社アローリンクの提供している「AI就活サポたくん」では、LINEで友達登録してもらえれば、すぐにご利用いただけます。
正しい日本語で文章を作成でき、納得できるまで何度もエントリーシート作成ができるので、対人で確認してもらうよりも心の負担は軽くなりますよ。
ただし、あくまでも文章の参考として利用することが望ましいので、できた文章をもとに自分の言葉で書き直しは必ず行いましょう。
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まとめ
インターンシップの志望動機では、自分が参加したい理由と、企業が求める人物像を書くことによって、魅力ある志望動機が書けます。
志望動機を考える際には、「その業界に入社したい」のか、「インターンシップの参加が目的」なのかによって異なります。
志望動機の構成では、「志望した理由」「学びたいことや実現したいこと」「参加の意気込み」などの要素を書くと、魅力的な志望動機になります。
そして、エントリーシートの内容は企業によって異なり、参加してほしい学生に、「求める能力」「インターンシップへの熱意」を知るために作成されています。
就活生は、企業のインターンシップに参加したいと思ったのであれば、しっかりと企業の情報収集や調査を行い、熱意が伝わるようにエントリーシートを記載しましょう。