【早期内定が欲しい就活生必見】長期インターンから内定は狙える?メリットは?
経団連の就活ルール撤廃がきまり
「就活の方法」がわからなくなっている22卒のみなさん!
今回は就活ルールが廃止された中
”長期インターンを通して本選考解禁直後に内定”
をもらった私が学生からみた22卒の就活攻略法と経団連の就活ルール廃止の影響を解説します!
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長期インターンとは
そもそも長期インターンとはなんでしょうか。インターンという単語の大元の意味は”職業体験”です。
そのため、長期インターンとは会社の1社員として長期的に業務を疑似体験することを指します。
主に、5月〜12月までの期間に募集と実施を行うことが多いです。
会社によっては、時給や成果性でお給料を出すところもありますよ!
メリット①即戦力スキルを身につけられる
一つ目のメリットは、社会人としての即戦力スキルを身につけられることです。どんな業種でも、決断力・行動力・効率性・論理的思考力・持久力などのある程度のベースとなる社会人の共通スキルというものが存在します。
これらのスキルは、与えられたカリキュラムにそって授業を受ける大学生活ではあまり養うことのできないスキルです。
しかし、長期インターンに参加すれば
- ミーティングでの即座に決断し行動できる力
- タスクを消化するにあたっての効率性
- いかにして会社の利益に繋げるかを考える論理的思考力
- 一度決めた目標に絶えず努力し立ち向かい続ける持久力
などを業務を通して養うことができます。
これらのスキルは入社時に研修で学ぶ内容でもあるので、これらのスキルを入社前に身につけておくことで入社前にも関わらず同期に大きく差をつけることができます!
即戦力対策についてもっと知りたい方はこちらの記事をご参考下さい。
終身雇用は崩壊へ―― 新卒採用を制す就活生の「即戦力」対策とは?
メリット②:内定獲得できる可能性が高い
二つ目のメリットは、内定獲得が非常にしやすいことです。メリット1にも書きましたが、即戦力スキルが身についている人材ですし、長く関わってくれた学生なので情が湧いてしまう理由もあります。(人事も人なので笑)
さらに、ちょっと深い話をすると長期インターン生にかけた経費にあります。1dayや短期と違って給料が発生しているので、他の学生より採用に使う経費が多くかかっています。
「即戦力スキルを身につけられてお金ももらえるなんてお得すぎるじゃん!」確かにその通り!
では、なぜそこまでして企業は長期インターン生を募集をするのでしょうか?
それは「優秀な人材を自ら育て、長期に渡り自社に拘束することで、他社に取られないようにする」という狙いがあるためです。
またお金の話になりますが。採用にはインターンや選考会の企画や運営にかかる人件費、当日の会場費、集客のための広告費…などがかかります。
そのため、企業にとって長期インターン生を落とすことは
「手塩をかけて1から育てた即戦力となる学生を切り捨て、再度一から他の学生を取りに行く」こととも言えるのです。
学生が売り手市場と言われるほどに、学生数は企業の求人数より圧倒的に少ないです。そのため、企業は優秀な人材を獲得しようと身を削りながら採用経費を割いています。
よって、企業から見ても長期インターン生に内定を与えることは一から学生をとるより遥かに効率良く効果のでることといえるでしょう。
メリット③:働くイメージをより明確につけることができる
3つ目のメリットは、1日や2日の会社外で行うインターンとは違い、実際に入社後に働く可能性があるオフィスで長期にわたりインターンをすることができるので、実際に自分がその会社で働くイメージをより明確に思いうかべることができます。
いくら説明会や、短期のインターンに行ったとしても、その会社の実際の雰囲気は入社後にしか体感することはできません。
しかし、長期インターンでは入社よりも前に、社員と同じ場所で同じスケジュールで働くことができるため、自分がその会社の雰囲気に合うのかどうかをしっかりと判断することができます。
なぜ2022卒は長期インターンをすべきなのか
上記に書いた内容を読むと、企業にとってはリスクの高いようにも聞こえる長期インターン。しかし、就活ルール撤廃を受けて、長期インターンの募集は増えています。
それはなぜなのでしょうか?
その理由は、長期インターンの募集方法にあります。長期インターンは、通常のインターンと比べて、一括募集でなく、時期を問わずに成立させることができます。
なぜなら、通常の短期インターンは社員2〜3人に対して20〜30人の学生を相手に企画し大きな会場を抑えて実施しますが長期インターンは、社員1人と学生1人にオフィスで通常業務を落とし込むことで実施することができます。
そのため、就活ルールがなくなりあたふたしている中でも、比較的企業側の準備期間が少なく行えるインターンであると言えます。
就活ルールが撤廃されて、優秀な人材をよりはやく囲い込むことができるようになったため、企業が優秀な人材を確保するにはとにかくスピードが重視されます。
この状況を理解することができれば、賢い22卒のあなたなら就活ルールが撤廃された今、22卒にとっていかに長期インターンが有利かはこれ以上言わなくても伝わりますよね?
就活ルールが撤廃になり就活がどのようになったのか、更に詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考下さい!
経団連が採用直結インターンを解禁しようとしている
実は、経団連は現在採用直結インターンを解禁するよう政府に要請しています。現状、政府のルールでは長期インターンは採用には原則直結させないことになっており、経団連はそれに対し見直しを求めつつ、まずは博士課程の大学院生を対象に採用につながるものを試行する方針を打ち出しました。
政府のルールについて経団連は「就業体験を採用に結びつけたいのが企業の本音だ」と語り、見直しが必要だと主張しています。
(参照: https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASN6H742BN6HULFA01G.html)
しかし正直なところ既に経団連のルールには多くの企業が従っていません。
実際に、就活ルールがあった頃に就活をしていた先輩たちも3月の解禁前に内定をもらっている先輩や
選考に進んでいた先輩が多くいたと思います。
多くの企業は、優秀ない人材を早く獲得しようと3月より前にESの公募や内定出しを行っていました。完全に、「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態なんです。
そのように企業が動いている中、ついに経団連による早期化の動きが加速してきました。今後ますます多くの企業が早い段階から優秀な学生をを求めることになるでしょう。
必然的に長期インターンが注目されることが予想されます。
まとめ
新型コロナウイルス感染症の影響により、学生が売り手市場と言われていた就活市場にも陰りが出てきています。
その中でも、
長期インターンは即戦力スキルを身につけられる上に、
ほぼ確実に内定を取れるルート
と言っても過言ではありません。
筆者もコロナ渦の中、在宅勤務という形態ではありますが長期インターン生として働かせてもらっています。コロナ渦で従来の就活と比べると出来ることがないと落ち込んでしまっている就活生がいたら伝えたいです。
むしろチャンス広がってるよ!!!
筆者は地方暮らしなので就活生の頃は東京まで出向くことに苦労していましたが、現在は交通費も通勤時間も負担無く働くことが出来ています。つまり住んでいる地域でやりたいことを諦めなくてはならないという状況が無くなったのです。
現在の就活はコロナで制限がかかったこともありますが、人それぞれの動き方で大きく差が出ることは根本的に変わっていません。
ピンチはチャンス。捉え方によっては周りの就活生と大きく差を付けることが出来ます。
そのことに早く気づいたあなたはラッキーです。この環境を生かして積極的に行動していきましょう。