【業界地図のおすすめ4選】日経?四季報?どっちがいいの?業界研究の方法教えます
「業界研究ってよく聞くけどやる必要ある?」
「日経?四季報?おすすめなのはどっち?」
このように業界研究に対して、
疑問やマイナスイメージを抱いてしまっている人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、業界研究に役立つ、おすすめの本4冊をご紹介します。
業界研究の重要性についても解説しますので、
「業界研究はまだ」
「手当たり次第に就活している」
という方は、ぜひ一度立ち止まって、役立つ知識を身につけてください。
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業界研究は就職活動の“失敗”を防ぐ
「なかなか内定がもらえない」その原因は、業界研究の不足かもしれません。
- やりたいことが見つからない
- とりあえず、色々応募してみたんだけど……
- 業界を絞ったら全滅だった
このような理由で就職浪人する人は多いです。
また、
- 好きなブランド企業で働きたい
- 電車が好きだから鉄道会社に勤めたい
といった、自分の好みや夢を優先に業界を選んでいる人も多いでしょう。
もちろん、“好きこそものの上手なれ”と、就職活動をするモチベーションにはなるかもしれません。
しかし、その業界があなたに合っているのかどうかは疑問です。
それは、「好き=自分に合っている」とは限らないからです。
もし、ここで業界研究をすると、業界の実態に気づくことができます。
自分が「好き」と言っていた部分は業界の側面でしかなく、これまでのイメージとは、業界全体のイメージが変わってしまうということもあるでしょう。
業界研究の一歩に! おすすめの本4選
「でも、どうやって業界研究するの?」と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、業界研究を進める一助になる「おすすめの本」の特徴を4冊ご紹介します。
全ての就活生におすすめ
引用:『東洋経済STORE』 購入はこちら
全ての就活生におすすめするのが「会社四季報」業界地図/東洋経済新報社です。
売上トップクラスの会社四季報は、就活生の必需品といってもいいくらいです。
- 経済に詳しい記者がまとめている
- 192の業界が掲載
- オールカラーで見やすい
このような特徴が挙げられます。
長年売上トップを誇っている理由は、1つ目の特徴である、経済に詳しい記者がまとめているという点です。
東洋経済新報社が出版しているだけあり、プロの視点から客観的に業界について解説されています。
また、2つ目の特徴として173の業界が掲載されている点が挙げられます。
業界の勢力図やトレンドも解説されており、パラパラと読むだけでも十分業界について理解できます。
就職において大切なのは、その企業に将来性があるかどうかです。
そして3つ目の特徴である、オールカラーで見やすいことは読み手にとって魅力的です。
“経済”について難しいと感じている学生でも、ハードルを感じることなく業界研究に取り組めます。
矢印を使って会社の勢いも理解できるので、ひと目見ただけでも手軽にわかるのがいい点です。
普段生活していると、CMの多い企業や、BtoCビジネスの企業に目が行きがちになります。
しかし、この会社四季報をチェックすれば、普段知らない企業も詳しく見られます。
志望したくなる企業が、新たに見つかる可能性もあるでしょう。
インターンシップ先を探したい就活生におすすめ
引用:『日経業界地図』:購入はこちら
インターンシップ先を探したい就活生におすすめなのが『就職四季報 企業研究・インターンシップ版/東洋経済新報社』です!
- インターンシップ先を探せる
- 業界研究の方法を掲載
上記2つのような特徴があります。
これからインターンを受けるつもりの方は、この本を参考に、インターンシップ先を決めてもいいかもしれません。
また、業界研究の方法も指南されており、業界研究初心者の方にもおすすめの一冊です。
これまで一度も業界研究をしたことがないなら、インターンシップ版から始めてみるのもいいでしょう。
志望業界が決まっている就活生におすすめ
引用:『日経業界地図』購入はこちら
志望業界が決まっている就活生におすすめなのが『日経業界地図/日本経済新聞出版社』です。
- 情報が厚く、裏事情まで網羅
- 業界天気図や注目企業の成長戦略など、会社の未来を読めます。
上記の特徴が挙げられます。
こちらも「会社四季報」と同様に日経新聞のベテラン記者が関わっているため、情報は厚く、裏事情まで網羅されています。
業界研究においては「教科書」的な存在です。
185の業界を取り扱っているため、幅広い業界について知りたいなら日経業界地図を選んでもいいでしょう。
最新の情報、そして企業の今後の見通しが分かるので、就活生必見です。
日経業界地図は、「世界シェア調査63品目」と題した独自調査にも触れています。
世界の勢力関係も見やすく、視野を広く経済を捉えたい学生の方にもおすすめです。
東洋経済新報社の会社四季報と比較すると、日経業界地図は“深堀り”に適した一冊といえます。
業界天気図など、業界の動向を知るにはもってこいの本ですので、すでに志望する業界が決まっているなら、この一冊で深堀してみるのもいいかもしれません。
業界がまだ絞れないと悩む方は、下記の記事を読んでみてください。
エントリーをする企業を決めたい就活生におすすめ
引用:『就職四季報 総合版』購入はこちら
実際に選考エントリーをする企業を決める際に役立つのが「就職四季報 総合版/東洋経済新報社」です。
- カテゴリ別に内容が分かれているシリーズもの
- 有給取得状況や離職率など、企業に尋ねにくい情報も掲載
上記が特徴として挙げられます。
会社四季報は広く情報を集めるのに適していますが、こちらはカテゴリ別に内容が分かれているので、より深い情報を集めるのに適しているといえるでしょう。
就職四季報には、採用実績や有給取得状況、離職率や待遇など、企業には尋ねにくい情報も掲載されています。
企業毎に比較して、これと思える企業を見つけられるでしょう。
最近では、「働き方改革」「ワーク・ライフ・バランス」など、企業も求職者の働きやすさに焦点を置いています。
でも実際に入社すると、「有給が取りにくい」といったトラブルが少なくありません。
女性が多く活躍していても、女性にとって働きやすいかどうかは、また別の話です。
この就職四季報を見れば、実際のデータが数値でわかるので、「働きやすさ」といった曖昧で抽象的な事柄についても、比較しやすくなります。
紹介した4冊の本の中で、この就職四季報は「エントリーシートを提出する企業選び」に役立ちます。
本気で選考に参加する企業を決めるための比較に役立つ1冊です。
企業説明会では、どうしても都合のいい情報だけが伝えられます。
そのため、必ず就職四季報のような客観的情報が分かる1冊で、その実態を確かめるといいでしょう。
まとめ
業界研究すればよかったと後悔する前に、ぜひ、業界地図を手にとって見てください。
サラッと流すだけでも業界に詳しくなれ、自然と経済についてもセンスが身についてきます。
まず、最初はパラパラとめくって、本の内容に馴染むことから始めてください。
それから気になるページに焦点を当てて、浅く広く情報を拾っていきます。
自分の好きな業界や、人気企業について勉強するのもいいかもしれません。
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