【就活ネイル】ネイル好きのための身だしなみのコツとは
就活中は「ネイルNG」だと思いこんでいませんか?
実際は、一概にNGとは言えません。
ポイントをおさえれば、ネイルを楽しみながら就活できる可能性もあります。
今回は、ネイル好きな就活生のために、ネイルで整える身だしなみのコツをご紹介します。
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就活中はずばり、ネイルOK?
就職活動中のネイルは、「OK」です。
しかし、カジュアルなネイルがOKなわけではありません。
大切なポイントを抑えておいてください。
ネイルの色味は自然な「ピンク」や「ベージュ」
就活中のネイルは、ピンクやベージュなど、肌なじみのいい色を選びます。
決して華美にならないように、多少のラメなども避けたほうが無難です。フレンチネイルなども、目立ってしまうことがあるので避けるようにしましょう。
ネイルで失敗しないためには、事前に業界やその企業において、ネイルがNGになっていないかを調べておくのも一つの手でしょう。
色味のあるネイルは避けて、透明トップコートのみを塗るのも対策の一つです。
お手入れとしてのネイルなら 〇
ハンドケアとしてのネイルなら、イメージアップに役立ちます。
透明トップコートなどを塗れば、艶のない爪に艶を与え、ボロボロと傷んでいる爪を強化し、手を美しく見せてくれるでしょう。
手肌が荒れているのは、イメージダウンに繋がる可能性もあります。
清潔感や爽やかさに影響を与えることがあり、マイナスに働くこともないとはいえません。
それよりは、トップコートや肌なじみのいい色に爪を塗って保護したほうが、印象はいいでしょう。
スーツを着て、指先だけ目立つなどの問題がなければOKです。
逆に、爪だけ目立つようであれば、色を抑えるなどして調整しましょう。
爪の長さは短めが鉄則!ラウンドカットで
ネイルアートを楽しむ女性の方は、爪を伸ばしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは就職活動ではご法度です。
清潔感が優先されるため、爪の長さは短めにしなければいけません。
目安は、手のひら側から見て爪が1mmほど見えるか見えないか程度にとどめてください。
長い爪は汚れがたまりやすくなり、知らずしらずのうちに汚れが詰まっている可能性も……。
爪の形に沿って整えるラウンドカットを選び、書類などを手渡す際に、相手を傷つけることのないようにしてください。
なお、深爪をするのもあまりおすすめできません。
繊細さがないように思われてしまうので、1mm残して切るようにしましょう。
甘皮やささくれ、ひび割れも必ずケアを
トップコートなどを塗るだけでは、ネイルケアは完璧とは言えません。
カジュアルなネイルを楽しむときと同じように、甘皮の処理やささくれの手入れも、きちんと行いましょう。
トップコートを塗るよりも、手荒れをケアしたほうがキレイに見えることもあります。
ハンドクリームなどをこまめに塗り、ひび割れなどしないように気をつけましょう。
就活でネイルがNGとされる理由
多くの企業は、身だしなみについての就業規則を設けています。そこで、ネイルを禁止しているのです。
ネイルができないことが多い業界は以下のとおりです。
- 金融
- 官僚、公務員
- メーカー
- 医療、看護
- 薬剤師
- 介護
- 教育
- 飲食店
- 接客業
これはほんの一部に過ぎません。
また、中にはOKとする企業もあるのは確かです。
これらの業界がネイルNGとする理由は、
- お客様の信頼に関わるから
- 清潔感が大切な仕事だから
- 衛生的ではないから
- 多種多様な人と接するため
など、さまざまです。ネイルはファッションで、ひとつの個性です。
しかし、お客様相手の仕事になると、その個性は必要とされないことがほとんどです。
日本の場合は特に、仕事中に着飾る習慣などはないため、ネイルもNGとされることが多いのです。
アパレル、美容業界でもネイルOKとは限らない
アパレルや美容業界ならOKと思う人もいるかもしれませんが、実は一概にOKとは言えません。
企業によってはネイルNGの会社もあるので、業界業種で判断をしないように注意しましょう。
実際、8割の採用担当者が「就活生のネイルが気になることがある」としています。
爪は身体の部位としてはとても小さいものですが、意外と見られているのだと自覚したほうがいいでしょう。
社員がネイルをしていないのに、就活中の学生が派手なネイルをしていたらどうでしょうか。
採用担当者は「この学生は、うちの会社に向いていないかも」と、思う可能性が出てきてしまいます。
最近では、採用試験にグループワークなどの手を動かすシーンも多々あります。
ディスカッションで力説していると、身振り手振りが激しくなり、爪が目立ってしまうことも少なくありません。
爪が悪目立ちしていると、自分自身の印象を下げるだけです。
ネイルがプラスに働く場合もある?
ネイルをして就活することは、一つのリスクを抱えることになります。
しかし、ネイルをすることでイメージがアップするというメリットもゼロではありません。
例えば前述の通り、ナチュラルなピンクやベージュなどのカラーであれば、清潔感があり相手に好印象を与えることができます。
また指先までお手入れができるという意味では、意識の高い人としてポジティブに印象付けることができる可能性も――。
事実、最近では男性の営業職の方も、ネイルサロンへ通う人が少なくありません。
ハンドマッサージをして保湿をし、爪をヤスリで整えて、トップコートをして爪を健康的に見せることもあります。
確かに、ささくれやひび割れなどがそのままになっている手では、印象はよくありません。
ムダ毛を手入れせず、毛深いままの手指でも清潔感はダウンするでしょう。
就活において、派手なデザインのネイルは絶対にNGです。
しかし、手入れの行き届いた手指は、ときに「細やかさ」「心配り」などをアピールするのに役立つ可能性もゼロではありません。
就活中にネイルを落としたくない場合は?
毎週のように会社説明会や面接があり、なかなかネイルアートが楽しめないという就活生は多いのではないでしょうか。
ここでは、ネイル大好きな就活生のために、ちょっとしたアイデアをご提供します。
①ネイルアートを隠す
中には「カモフラネイル」「ネイルコンシーラー」という、上からネイルアートを隠せるアイテムもあります。
ジェルネイルのように簡単に落とせないネイルをしているのなら、活用してみてもいいでしょう。
また、肌色と同じ色のネイルチップで、爪を覆ってしまうという方法もあります。
しかし、多少の違和感は残ります。また、爪の長さも短くしなければかなり目立ちます。
もし使うのであれば、会社説明会など、社員の方と接することがほとんどない際に使うようにしましょう。
② 簡単に剥がせるネイルを使う
指でめくるだけで剥がれるタイプのネイルを使ったり、シールタイプのネイルを使ったりします。
簡単にはがせるなら、爪にも負担はかからず「落とし忘れ」も防ぐことが可能です。
ただし、剥がした後の爪が無防備な状態になるのでトップコートなどを塗った上にシールタイプのネイルを使うといいでしょう。
入社後もネイルOKな業界・業種とは?
社会人になってもネイルを楽しみたいなら、ネイルOKな業界・業種を選ぶしかありません。
業種でいえば、社内だけで働き接客や営業などがない仕事は比較的ネイルをOKとする企業が多く、業界で言えば、ITベンチャー企業やマスコミ業界などが当てはまります。
外部との接触が少ないため、ネイルなどのファッションにも規定がありません。
また、ネイルを販売する化粧品会社は、比較的にネイルアートにも寛容です。
基本的には、その企業毎に就業規則は違うため、最終的にはネイルがOKかどうか採用担当者などに尋ねておくと安心です。
最近では求人広告に「ネイルOK」と記載しているケースもあります。
自分の好きを大切にして、就職活動をするのも大事なことです。
ハンドケアに集中する期間として
就活中は、派手なネイルアートは楽しめないことが多いです。
ナチュラルなネイルカラーなら大丈夫ですが、それすらNGな業界もあります。
就活中は、ハンドケアに集中できる期間と割り切るのもおすすめです。
まとめ
就活中のネイルは、OKとなる場合も、NGとなる場合もあります。
もし、ネイルを楽しむなら、ベージュやピンクなどの肌なじみのいい色がおすすめです。
また、シールタイプやネイルコンシーラーなどを活用すれば落ち着いたカラー以外のネイルも楽しむことができます。
また、ラウンドカットにするなど、自然な爪の形に近いネイルに仕上げましょう。