【自己分析をアプリで】スマホで楽に就活を進める方法
1月という本選考が目前となったこの時期。就活を行う皆さんの周りには、既に内定を獲得した人や最終選考まで進んでいる人が増えてきているのではないでしょうか。
そんな中、
「やりたいことがない…。」
「軸が定まらない…。」
「選考を受けてもお祈りメールばかり来る…。」
「内定が出ない…。」
とマイナスに感じている人もいるのではないでしょうか。
しかし、中には「就活が楽しい!」とプラスに考えて就活をする人もたくさんいます。
この、”就活が楽しい”と思う学生と”就活が辛い”と思う学生にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。
今回は、「就活は辛い」と感じている人が前向きに企業探しが出来るようになるポイントとその第一歩となる自己分析をアプリで楽しく行う方法を解説して行きます!
見たい場所へジャンプ
就活が「楽しくない」「辛い」と感じるポイントとは
就活生の多くは、就活とは「楽しくないもの」や「辛いもの」とマイナスに捉えていることが多いです。
では、就活が「楽しくない」「辛い」と感じるポイントはどのようなところにあるのでしょうか。
インターンや選考を受けても受からない
就活生の皆さんは、お祈りメールという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
近年の就活では、夏~冬にかけて企業のインターンシップに参加することがもはや当たり前になってきています。
そして、そのインターンシップや本選考には必ず合格か不合格かどちらかの判定が下されます。
お祈りメールとは、皆さんもご存知の通りインターンや選考の不合格の際にくるメールです。
「誠に残念ながら、今回を採用を見送らせて頂くこととなりました。」
「ご期待に添いかねる結果となりました」
このようなメールは、就活をマイナスに感じてしまう1つのポイントです。
インターンや選考で進めないとなると、就活生は焦ってしまいこの先どうなるのかの不安感が増してしまいます。
この不安は就活生の誰もが抱えるものです。
内定をゴールだと考えている人が多い
就活生の多くは、「会社から内定を貰うこと」をゴールに考えてしまっています。
「どこでもいいから内定が欲しい」
「内定を貰ったら就活終わり」
心のどこかでこんな風に考えている人はいませんか?
内定をゴールにした場合、一体どうなるのか。
皆さんは3年以内の離職率問題を知っているでしょうか。
現在、新卒で入社した人の約3割が3年以内でその会社を退職しているというデータがあります。
厚生労働省の調査によると、平成28年3月に3月に大学を卒業した人の中で1年目までの離職率は11.3%、2年目までの離職率は21.9%、そして3年目までの離職率は32.0%という結果になっています。(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html)
この早期離職3割という数字は、10年以上変化していません。
なぜ、この3割という数字が一向に減らないのか。
この早期離職の原因は、「企業と自分のミスマッチ」です。
就活を早く終わらせたいがために、最初に内定が出た会社に入社を決める。
これは、内定=ゴールと考えてしまっています。
これはミスマッチが起こりやすい事例の1つです。
内定をゴールと考えてしまうと、実際に入社した際にマイナスのギャップを感じることが多くなってしまいます。
- 上司に対する仕事への不満
- 労働時間や環境の不一致
- 人間関係が上手く行かない
- 福利厚生や給料面に対する不満
- 仕事内容に対する不満
これらは、実際に退職の決め手となったミスマッチの一例です。
このようにミスマッチを起こさないためにも内定をゴールと考えるのはやめましょう。
就活を「楽しいもの」にするためにすべきこと
就活準備を計画的に進める
「就活が楽しい!」と思える就活生は計画的に就活の準備を行なっていることが多いです。
就活の他にも大学の授業やバイトなど就活生は常に多忙です。
常に予定がパンパンにはなりますが、そんな中でも就活に向けてやらなければならないことらたくさんあります。
就活準備の主な内容としては、自己分析や他己分析をしたり、ES・履歴書等を書く練習をしたり、SPIの勉強等です。
特に自己分析はかなり時間がかかります。そして、企業を探すためにどういう軸で就活を進めるかを決めるための第一歩として、自己分析はとても重要になってきます。
そのため、自己分析はしっかり時間を取って取り組みましょう。
自己分析がしっかり出来ていれば、自然とESや履歴書に書くエピソードも掘り起こすことができます。
自分に合う企業探しをする
自分に合う企業探しをするためには先ほどお話した就活準備を計画的に進める必要があります。
その中で重要になってくるのは自己分析です。
自己分析を疎かにした場合、自分にマッチする企業がどこなのかは分かりません。
自己分析では、
- 自分がこれまでどんな環境でモチベーションが上がっていたのか
- どんな環境で辛いと感じたのか
- どんなことにやりがいを感じるのか
- 個人主義なのかチーム主義なのか
このようなことが分かります。
自己分析を行った上で、
- 自分がどんな環境なら頑張れるのか
- 自分の将来なりたい姿は何なのか
- そのなりたい姿に近づける場所はどこなのか
このような考えを持ちながら就活を行うと、少しずつ就活は楽しいものになってきます。
それは、なりたい姿に近づくための場所を決める手段が就活になるからです。
加えて、自然と企業とのミスマッチも減り、早期離職をすること確率は格段に減ります。
自己分析を簡単にアプリでやってみよう
自己分析は先程もお伝えしたように、就活をする上で必ず行わなければならないことであり、最も大切なポイントです。
しかし、いざ自己分析をしようと思っても、「自己分析なんて何からやればいいの?」と困ってしまう人も多いでしょう。
そんな就活生にオススメなのは、簡単に自己分析を行うことが出来るアプリを使うことです。
アプリの自己分析は、質問事項に対して答えるだけでその結果を出してくれます。
このようなアプリはいくつかありますが、今回は私が就活をしていたときに実際に使っていたアプリを2つご紹介します。
キミスカ「適性検査」
キミスカの適性検査は、会員登録さえすれば誰でも無料で適性検査を行うことが出来ます。
この適性検査では、
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
- 人物像及び人材活用に関するコメント
これら9つの項目に分けて自分の性格が細かく数値で表されます。
また、向いている職務に関しても数値で出してくれます。
このように、キミスカの適性検査ではそれぞれの能力に対して点数化したものが結果になるのが特徴のツールです。
この点数化された項目に対して、9の「人物像及び人材活用に関するコメント」の欄に詳しく表示されます。
そして、職務の欄に関しては40点以上は自分が適応しやすい仕事や職場であるといえます。
キミスカの適性検査は、
「自分はどんな能力があるんだろう」
「自己分析はある程度進んだけど自分に向いている仕事が何か分からない」
と迷っている就活生にオススメのアプリです。
Offerbox「適性診断AnalyzeU +」
次にOfferboxの無料診断ツールのAnalyzeU+です。
こちらも会員登録さえすれば誰でも無料で使うことができます。
このツールでは、251問の質問に答えその回答結果が社会人基礎力と次世代リーダー力の2つに分かれて細かく表示されます。
251問は多いと感じるかもしれませんが、10分程度で診断は終了するので、スキマ時間で自己分析を行うことができます。
このツールは社会人基礎力では、
「前に踏み出す力」
「考えぬく力」
「チームで働く力」
この3つに分けてそれぞれの能力が偏差値で表示されます。
次世代リーダー力では、
「やり続ける力」
「周囲をけん引する力」
「高め合う力」
この3つに分かれて能力が表示されます。
また、自分の強みや弱みに対して丁寧な解説をもらうことが出来ます。
OfferboxのAnalyze U+は、「今の自分に社会人に必要な能力がどれほどあるんだろう」と考えている就活生にオススメです。
まとめ
今回は辛いと感じる就活を楽しいものにするためにどうすれば良いのかをお話しました。
就活を楽しいと感じている人は、就活準備を計画的に進めているひと、そして自分に合った企業探しをしているひとが多いのが事実です。
自分に合う企業探しを行うことで企業と自分のミスマッチは格段に減ります。
そして、自分に合う企業探しを行うためには自己分析は非常に重要になってきます。
今回ご紹介したキミスカ「適性検査」やOfferbox「Analyze U+」の他にも、無料で使える自己分析アプリはまだまだあります。
このようなアプリを使ったり、そのほかに他己分析等を行ったりして自己分析の質をどんどん向上させていきましょう。
今後大学を卒業して生きていくにあたって、新卒で会社に入社するという機会はこの大学生である今のうちです。
就活をより良く、楽しくするためにまずは世間のイメージを取っ払って、プラスに捉えてみましょう。