【ホワイト企業あるある11選】就職活動するなら知っておきたい!
「入社してみたらブラック企業だった……」
ときにそんな声を聞くことがあります。
労働基準法違反なども繰り返すブラック企業を、なぜ見抜けなかったかと後悔している人もいるでしょう。
今回は、ブラック企業を選ばずに済むように、
「ホワイト企業」について詳しく知っていきましょう。
11の「ホワイト企業あるある」を紹介しますので、エントリーシートを書く前に、一度チェックしてみてくださいね!
見たい場所へジャンプ
安定経営のホワイト企業は何事にも余裕がある!
ホワイト企業に多いのが「安定経営」だということです。
もし、経営が厳しい状況では、金銭面でも、社員の行動でも、無駄を省こうと経営者は躍起になるでしょう。
それが行き過ぎると「サービス残業」「賃金未払い」など、
ブラック企業と呼ばれるような事態に陥ります。
一方、ホワイト企業の多くは経営基盤が安定しているので、少々の損害は痛手と捉えません。
これから挙げるリストのように、働き手に影響が及ぶこともないので気持ちよくのびのびと働けるのです。
1.悪天候などによりスケジュールがズレてもOK
仕事だからと言われれば納得してしまうかもしれませんが、人の心としては悪天候な日は室内での仕事に徹したいものです。
こんなとき、ホワイト企業は余裕を持って「スケジュールを延期させようか」と、予定を変更できます。
もちろん、職種や行事によってはホワイト企業でもそうはいかないこともあるでしょうが、ホワイト企業の多くは、「社員に無理をさせてまで敢行しない」というスタンスを取るのです。
経営が安定しているので、悪天候でスケジュールがズレても大丈夫。納期が遅くなることで入金が1ヶ月後になっても、経営基盤が盤石なら痛くもかゆくもありません。
2.残業代がきちんと出る
「そんなの当たり前でしょ?」というあなたは、きっとホワイト企業に勤めているのでしょう。
ブラック企業に勤めていると、支給されないことが多いのが残業代です。もちろん、残業代の未払いは違法行為にあたります。
中には法律的にアウトではないものの「残業1時間後にならないと残業代がつかない」という企業もあります。
営業職などでは「みなし残業代」として、事前に何時間分かの残業代が給与に含まれているものもあります。
もし、とってもクリーンなホワイト企業なら、
15分単位で残業代が支給されることも稀ではありません。それもこれも、経営が安定しているからです。
3.産休・育休制度が自然な形で運用できている
産休や育休の制度を設けている企業は意外と少なくありません。
でも、実際にその制度を利用した実績がないケースは意外と多いです。
その点、ホワイト企業は
産休・育休の取得率高い傾向にあります。とくに男性の育休取得なども進んでいるなら、ホワイト企業で間違いないでしょう。ただし、日本ではまだまだ男性の育休取得率が少ないため、5%程度でもいい数字。
「取得しにくい空気感がある」という人も多いので、
「産休・育休が取得しやすいムードかあるか」
も、入社前にチェックするといいでしょう。
なお、産休後の復職についても問題が多く、いざ出産してみるとなかなか復職できなかったり、ブランクから仕事についていけず、
結局やめてしまうケースなどもあります。
そのため、ホワイト企業の中には、復職した社員へのフォローが手厚いケースも!
企業独自の時短勤務制度を設けて、個々の社員が働きやすいように配慮してくれたり、在宅勤務を許可してくれたり、保育サービスへの補助や制度を整えている企業もあります。
デスクで子守をしながら働ける企業も登場するなど、子育て世代にも手厚いのがホワイト企業の特徴です。
ホワイト企業なら「働く人」を第一に考える
経営が安定している企業は、働く人をとても大切にします。
ブラック企業は売上第一の「the 資本主義」といったムードがありますが、
ホワイト企業は「働く人を幸福にしたい」といった気概があります。
SNSアカウントのある企業を見れば、社員旅行や福利厚生の内容が投稿されていることが多くありますので、
SNSをチェックしてみると良いでしょう。
4.社員食堂が充実していて美味しい
社員食堂の食事が美味しいだけで、人は不思議と「仕事を頑張ろう」と思うものです。
ホワイト企業では、ランチをとても大切にしています。
美味しいだけでなく、健康に配慮したり、食事補助を支給したりするなど、社員の健康、経済面まで配慮してくれます。
もし、インターンシップ先の社員食堂が美味しかったなら、それを決め手にエントリーシートを出すのも悪くないかもしれません。
5.気兼ねなく有休が取れてプライベートも充実
日本で働く人の多くは、
「有給休暇が取りづらい・・・」と感じています。
なぜなら、
「周囲に迷惑をかけたらどうしよう」
「業績に響いたらどうしよう」
など、不安に感じることが多いからです。周囲の人に嫌われたり、休んだことで給与が減ったりしてしまうのは、確かに誰でも避けたいものです。
でも、ホワイト企業なら、有給休暇にまつわる不安が一切ありません。
むしろ、有休を取得しないと、「有休を取りなさい」とせっつかれるかもしれません。ちなみに、有給休暇は無条件に支給しなければいけない休暇のこと。休む理由を尋ねるのも違法となります。
6.キレイで快適、居心地のいいオフィスで働ける
ホワイト企業のオフィスは、いつもキレイで清潔さが保たれています。
おしゃれなインテリアや、癒やしのグリーンが配置されているなど、居心地のよさにも配慮があるのです。
整理整頓がきちんとできているオフィスは、使い勝手がよく作業効率もよくなります。残業時間短縮にもつながるでしょう。
7.給与や勤務時間など、労働条件がオープン
ホワイト企業の求職票は、とってもわかりやすく明快です。
給与形態も勤務時間も、とにかく包み隠さずオープンにされています。
残業代の計算の仕方や、シフトの決め方など、懇切丁寧に書かれているのもホワイト企業の特徴です。
労働条件がオープンでなければ、それにはそれだけの理由があると思っていいでしょう。
「働いてみたら当初の給与額と違った」などのトラブルを避けるためにも、
最終的には雇用契約書などに書かれている労働条件をチェックすることも忘れずに行ってください。
8.ビジョンや経営理念がシンプルで明確
ビジョンや経営理念を読んでみて、
「どういう意味だろう?」
と、頭をかしげてしまうことはありませんか? とても立派そうなビジョンでも「意味が伝わらない」「ごちゃごちゃしている」ようではよくありません。
ホワイト企業を見てみると、
ビジョンや経営理念がとてもシンプルであることが多いです。
例えば、ビジョンに基づく指針が多ければ、それが社員の行動を抑えつけてしまうこともあります。しかし、ビジョンがシンプルであれば、指針も少なく、社員が行動を起こしやすいのです。
その結果、ストレスなく社員はミッションに向かって邁進できます。
生産性も上がり、経営はさらに安定傾向になり、いいループが作れるのです!
いい上司・同僚に恵まれるのもホワイト企業の特徴
企業での日々を充実させるのは、いい上司、同僚ではないでしょうか。
パワハラ、セクハラなどの問題で取り上げられるブラック企業が多いように、
“人”もホワイトかブラックかの要素になります。
9.接遇が丁寧でマナーがきちんとしている
ホワイト企業は、企業を訪問したり面接に行ったりしただけでも、とにかく接遇がいいです。
好みの室温に設定してくれたり、すれ違う社員すべてが明るく挨拶してくれるなど、とにかく温かく迎え入れてくれます。
マナーがいいのは当たり前と考えるかもしれませんが、ブラック企業では
意外と見落とされています。
こちらをきちんと尊厳ある人間だと認識する人は、横柄な態度をとったり、初対面の相手に雑な対応はしないもの。こちらが恐縮するくらい丁寧でも、おかしくありません。
面接で「結婚」について質問する、誰かを傷つけるような発言がある場合は、無条件にその企業は避けましょう。
ホワイト企業には、誰かを傷つけるような人はいません。接遇やマナーには人間性が出るものと覚えておきましょう。
10.チームワークがよく”お互い様”で協力できる
ホワイト企業は人と人とのコミュニケーションもうまくいっているケースが多いです。ワークライフバランスが整っていて、働く人のストレスが少ないからかもしれません。
ホワイト企業の場合は、もし、誰かがドラブルを起こしても「お互い様だから」と、誰かがカバーしてくれる体制があります。
ピンチのときは「誰かが手を差し伸べてくれる」というのは、とても心強いことです。働く上での安心にもなり、その結果、働きやすさを感じる要因にもなるでしょう。
11.退職者や離職者が少ない
ホワイト企業は、
退職者や離職者が少ない傾向にあります。
それは、給与がいい、休みが取りやすい、人間関係が良好、福利厚生が充実しているなど、さまざまなメリットを感じられるからでしょう。
離職者が少ないことは、キャリアアップなどの要望が叶えられている証拠でもあります。研修制度などが整っていて、成長を感じられる職場なのかもしれません。
もし、退職者や離職者が少ない企業を見つけたら、その理由を探りに、企業を研究してみてください。
素晴らしいホワイト企業との出会いになるかもしれません。
ホワイト企業は社員がのびのび働ける基盤がある
11のホワイト企業あるあるを見てきましたが、
社員がのびのびと働ける基盤があるのが特徴です。
出産や育児など、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を変えられる制度や、プライベートを大切にできる休暇の取得など、長く働くからこそ必要な制度がきちんと整っています。
快適に働ける職場づくりがなされており、働く人にストレスをかけない経営基盤が備わっていること
が、ホワイト企業の最低条件といってもいいかもしれません。
【おまけ】ブラック企業を見抜くには口コミを活用すべし
「でも実際ブラックかホワイトかなんてどうやって見抜くの…?」というのが就活生の本音でしょう。
そんなときは“口コミサイト”を活用してください。
口コミサイトは過去にその会社に務めていた元社員や、内定辞退をした元内定者のリアルあ意見が書き込まれています。
しかし、注意すべき点として会員登録が必要なかったり、コミュニティが限定されない口コミは参考になりません・・・。
例えばGoogleの口コミは誰でも気軽に書き込めるため、実際にその会社とは関係のない人がいたずらや腹いせに悪評を書き込むことがあります。
参考にできる口コミに関しては下記の記事よりチェックしてみてください!