就活と恋愛に類似点多数!?恋愛に学ぶ、就活を成功させる4つのポイントとは?
「就職は恋愛や結婚に似ている」と、どこかで耳にした方もいらっしゃるかもしれません。
”マッチング”などの言葉が共通するように、就活は恋愛に例えることができます。
この記事では、恋愛に学ぶ、就活成功のポイントとして、役立つ情報をご紹介しましょう。
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「就活」と「恋愛」の共通点
まずは、就活と恋愛の共通点を探っていきましょう。
自分が求める条件を吟味する必要がある
就活で企業や仕事に求める条件は、リストアップすればするほどいいわけではありません。
なぜなら、内容に関わらず条件が多すぎると迷走してしまうことがあるからです。
例えば恋愛で理想の男性の条件を挙げるとき、求める条件が多すぎるとどうなるでしょうか。
- 身長180cm以上
- 大企業の営業
- 有名大学出身
- 年齢25~30歳
- 東京生まれ
上記に5つの条件をあげてみました。
まず、「身長180cm以上」など、条件のハードルが高めです。
「大企業」「有名大学」などのすべての条件に当てはまる人は、簡単には見つからないことは明白だと思います。
このように、就活においても、仕事探しの条件は掲げすぎないことが大切です。
人によって「接客業経験を生かして接客の仕事がしたい」「お給料はこれくらい」など、さまざまな条件をあげるでしょう。
しかし、本当に大切な条件は何なのか、3項目程度に絞ったほうが賢明です。
- 勤務先は横浜近辺
- 夜勤のない仕事
- 土日休み
これくらいの条件であれば、いくつか当てはまる仕事は見つかるでしょう。
就活でも恋愛でも、理想の条件を挙げすぎてしまうのは問題。
「これだけは譲れない」という条件を吟味して選んでください。大切なのは条件の優先度です。
将来の姿を思い浮かべる必要がある
結婚を前提とする恋愛では、「将来」についても考える必要があります。
その人と一緒にいて幸せな生活ができるのか、自分の夢や希望が叶えられるのか、考えなければいけません。
相手は子供のいる生活を望んでいるか、親の介護の有無は?と、いますでに考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
就活においても、恋愛のように「将来」を想像する必要があります。
その会社にいて自分がどんな成長を遂げられるのか、キャリアアップはどんなプランがあるのか。
自分の成長していたい姿を想像して、5年後、10年後と具体的なプランを考えてもいいですね。
企業によっては、将来のビジョンを明確に示している企業もあります。
そのビジョンや事業展開プランの内容が自分にマッチするのかも考えると、その企業が本当に自分にふさわしいのかがわかります。
また、転勤などがある場合は、ライフイベントにも大きな影響を及ぼしますね。結婚前後で働き方が変わるのかなど、将来のライフプランとともに、企業とのマッチングを検討してもいいでしょう。
やっぱり違う?「就活」と「恋愛」の相違点
就活と恋愛には似ているところもありますが、もちろん違う点もあります。
次は、就活と恋愛の相違点を見ていきましょう。
就活は明確な期限がある
就活と恋愛には大きな相違点が1つあります。それが、期限があるかないかです。
就活の場合、自分が就活したくなくても、期限があるために「就活しなければいけない」状態に陥ります。
逆に、もっと就活したくても、企業側が募集を締め切ったり、内定が出てしまったりすれば就活は終了です。
恋愛の場合は、一般的に終了期限が明確ではありません。アピールすれば相手が振り向いてくれることもありますし、別れて5年後に復縁することもあります。
期限に制限がないのが恋愛です。
就活に”勘”や”なんとなく”は危険?
恋愛において、一目惚れの経験がある人も少なくないでしょう。
恋愛では、それで幸せになることもあります。
出会ったその日に付き合ったりしてもOKです。
後々別れてしまうこともあるかもしれませんが、それはそれで、恋愛としての醍醐味とも言えるでしょう。
ただ、就活においては、“一目惚れ”のような勘を頼りにするのはいいことではありません。
「この企業に“なんとなく”入りたい」と思っても、志望動機がきちんとしていなければ採用されず、時間を無駄にしてしまうでしょう。
また、万が一採用されたとしても、よく知りもしない企業で働き続けることは運が良くなければできません。
就活の場合は、恋愛のような勘だけに頼るのはNGです。
もし、一目惚れのように魅力を感じるのであれば、「なぜ、この企業に惹かれるのか」を、深く考察することが必要でしょう。
恋愛に学ぶ? 就活を成功させるために必要な4つのポイント
ここからは恋愛を参考にし、就活が成功する4つのポイントをピックアップします。
全ては「出会い」がなければ始まらない
恋愛も同じですが、すべては出会いがなければ始まりません。
有名企業でも中小企業でも、出会いがなければ「働きたい」という意欲も湧きません。
就活においての出会いをどこで得るか――。それは、就活イベントや企業の説明会です。
行ってみると「この仕事、面白いかもしれない」と、意外な気づきが生まれます。
また、「会社の雰囲気が自分と合っている」など、行ってみたからこそわかることも多いです。
就活は何からはじめればいいかわからない、どんな企業にエントリーすればいいかわからないという学生の方も多いかもしれませんが、まずは出会いを求めて、積極的にコンタクトしていきましょう。
🔽合同説明会についてはこちらの記事をチェック🔽
合同企業説明会ってどんな感じ?行く意味ない?賢い就活生の無駄にならない合説の回り方
ダメでも”経験”になる
恋愛でフラれたことがある人は、その絶望を味わったことがあるでしょう。
告白してフラれ続けると、「もうダメだ」と諦めてしまうこともあります。
でも、恋愛から立ち直ったとき、多くの方は「いい経験だった」「次に活かそう」と、前向きになれるはずです。
これは就活でも同じです。
就活をしていると、なかなか次のステージに勧めないこともあります。
不採用が続くと、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
でも、たとえ不採用でも無意味ではありません。むしろそこから学ぶことはたくさんあるからです。
最初は向き合うことができないかもしれませんが、きちんとリフレクションをすることで、課題を見つけることもできます。
エントリーシートの書き方に問題があったのか、グループワークでの態度に問題があったのかなど、自分の言動を省みるいい機会にしましょう。
一生懸命さが突破口になることも
恋愛では「押しが強さ」が恋愛成就のチャンスを作ることがあります。
なんでも押せばいいものではありませんが、それでも強い思いが相手に伝われば、状況を変えることはありえます。
就活でも、「この会社で働きたい」という思いは、面接官の心を動かすものです。
企業によっては、その学生がすでに持っている技術、経験よりも、同期の強さで採用する「モチベーション採用」を大切にする企業もあります。
あなたの働く意欲、将来への希望が、内定獲得の突破口になることがあるのです。
恋愛においては、自信がないと「わたしなんて」と引いてしまうこともあるかもしれません。
それが相手にとって好印象に残ることもあります。
しかし、就職においては、控えめでもいいことはありません。意欲を強くアピールして挑みましょう。
ありのままの自分で勝負する
相手によく見せようと、自分を取り繕った経験は、誰でもあることだと思います。
しかし、その結果「化けの皮が剥がれてしまった」という人も少なくないはずです。
自分を相手によく見せようとすることで、無理をしてしまい、恋愛が楽しくなくなることもあります。
結局は、素直なありのままの自分でいたほうが、恋愛も楽しめるはずです。
就活においても、ありのままの自分で勝負することはとても大切です。
自分の苦手を隠さず、自分の好きを活かしながら、企業側にも素直なあなたを見てもらいましょう。
取り繕ってしまえば楽だと思うかもしれませんが、入社後に歪みが生まれ、働き続けるのが辛くなることもあるでしょう。
恋愛も就活も、どちらもありのままの自分で。素直に心から働きたいと思える企業を見つけることが大切です。
【まとめ】恋愛も就活も人生の学び
恋愛と就活には、類似点も相違点もありましたね。
こう俯瞰してみてみると、就活中は得られる学びが多いときだとわかります。
いろんな企業に出会い、いろんな企業を見比べることは、就活中だから行うことです。
失敗も成功も、短い期間でたくさん経験するでしょう。
就活は就職するためのものですが、その活動の中にはたくさんの学びがあることを知り、一つひとつ振り返っていくことで人生も豊かになりそうです。