【就活生必見】夏のインターンは何社いくべき?平均は?多くの企業に参加するべき理由教えます!
新型コロナウイルス感染症の影響により、景気が悪化することで突如訪れてしまった就職氷河期。
買い手市場となった就活に対する不安から、2022年卒の学生は、例年よりも早く就活を始める学生が増えています。
就活を始めた学生の中には
「サマーインターンは何社受けるべきなんだろう?」
「たくさんインターンを受ける必要性ってなに?」
と疑問に感じている人も少なくないでしょう。
今回の記事は
- インターンは何社受けるべきか
- 多くのインターンを受けるべき理由
- 受ける企業の決め手
この3つに焦点を当てて、解説していきます。
それでは参りましょう!
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インターンは何社受けるべきか
一般的に、就活生は何社のサマーインターンに参加しているのでしょうか。
ここで、就活のルールが廃止される前の学生の就活状況を見てみましょう
就活生が参加するインターンの平均は何社?
(引用@人事:https://at-jinji.jp/blog/22041/)
このサイトを見てみると、2020年卒の就活生は平均3社のサマーインターンに参加していることが分かります。
現在の就活は、2020年卒の就活よりも早期化が進んでいます。なぜなら、就活のルールが廃止されたからです。
就活のルールが廃止され、早期化が進むことで早いうちから内定を獲得する学生が増えています。
ですので、これまで以上に早く就活を始めることがカギになります。
そして早い時期から内定を獲得している学生には共通して言えることがあります。
それは、夏or秋冬インターンシップに参加しているということです。
つまり、企業はサマーインターンシップの時点から既に学生の選考を始めているのです。
では、2020年卒の就活以上にサマーインターンが重要視されている2022年卒の場合は何社受けるべきなのでしょうか。
最低2社は受けるべき
最低でも、2社はサマーインターンを受けるべきです。
理由は、1社の企業に対し、もう1社が比較対象となるからです。
中には、入りたい企業が決まっていて、1社のみしか受けない学生もいるかもしれません。
しかし、比較対象が無いというのは就活生にとってデメリットになります。
企業に対し、良いと感じる点や悪いと感じる点は、比較対象がないと判断することが難しいです。
比較対象を作るという目的からは、最低でも2社は受けるべきです。
多くの企業を受けるべき理由
最低でも2社は受けるべきだとお伝えしましたが、多くの企業を受けることをお勧めします。
その理由を2つ、これから解説していきます!
本選考に向けた練習になる
1つ目は「本選考に向けた練習になる」という理由です。
サマーインターンには
①選考型のもの
②選考無しで参加可能なもの
この2つがあります。
選考型サマーインターンの代表的な選考形式は
エントリーシートの提出や面接、適性検査や筆記試験などを行い、合否が出ます。
これは、本選考の選考形式と同じ内容です。
つまり、サマーインターンに参加することで一足早く本選考さながらの経験ができ、練習することができるのです。
面接はもちろん、エントリーシートなども数をこなすことで、それが経験となり、自分にとって気持ちの余裕を持てることに繋がります。
サマーインターンで経験を多く積むことで、サマーインターンに参加をしなかった就活生との差別化を図ることができます。
また、選考無しのサマーインターンに参加した場合にも、本選考に向けた練習になることがあります。
それはグループディスカッションなどのグループワークです。
企業にもよりますが、サマーインターンではグループワークを行う機会があります。
就活経験者の私からすると、グループワークはとにかく数をこなすことで上達すると言えます。
初めは緊張し、グループワークで意見を言えずに落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、その初めをサマーインターンで既に経験しておくことで、本選考ではある程度上達している状態で臨むことができます。
大学3年生の夏は、本選考の準備段階です。
時間がたくさんある夏休みのうちに、練習を積んでおきましょう。
名前を覚えてもらえるので本選考で有利になる
2つ目の理由は「名前を覚えてもらえるので本選考で有利になる」ということです。
どのサマーインターンも、最終的には就職に繋がります。
就職したいなら、まずは企業と接点を持つことが大切です。
企業の人事と顔見知りになり繋がっていれば、本選考では初対面の場合よりも有利になることがあります。
就活の時に「○○でインターンをしていました」というだけで優秀層だと見られることや、その話自体で面接が盛り上がる、なんてこともあります。
少なくとも何にも参加していないよりも、1つでもインターンに参加していれば、その経験自体が1つのエピソードとして就活のネタになるんです。
また、学生側も初対面の人事と面接するよりも、顔見知りの人事であるほうが、安心しますよね。
気持ちに余裕を持って面接に臨めるので、自分らしい振る舞いができること間違いありません。
インターンを受ける企業の決め手
いざ、サマーインターンにエントリーしようとスマホを開くも、
「企業がたくさんありすぎてどこに行ったら良いかわからない!!」
と、混乱してしまう就活生も少なくないはず。
サマーインターンを受ける企業の決め手を
- 行きたい業界が決まっている場合
- 行きたい業界が決まっていない場合
2つのシチュエーションに分けて、ご紹介していきたいと思います。
行きたい業界が決まっている場合
行きたい業界が決まっている場合、「業務を実際に体験できるかどうか」が決め手になってくるでしょう。
業務を実際に体験できるインターンでは、行きたい業界を深く知ることが出来るからです。
業務を実際に体験できるインターンは、長期で開催されることが多いです。
そのため、ある程度の責任感が必要なので、参加のハードルは非常に高いですが、得られるメリットはとても大きいです。
例えば、
- 外からはわからない社風を肌で感じることができる
- 実際の働き方がわかる
- 企業選びの大きな軸になる
- 自分の適性を知ることができる
上記4つのメリットが挙げられます。
行きたい業界が決まっている場合は、入社後のミスマッチを起こさないためにその業界を詳しく知る必要があります。
万が一、「この業界が自分には合わないかもしれない」と感じたとしても、サマーインターンの時点で気付くことができれば時間に余裕があります。
本選考が始まる前の段階で気付くことができれば、その他の業界も見る時間があり、路線変更をすることが可能でしょう。
行きたい業界が決まっていない場合
行きたい業界が決まっていない場合、「プログラム内容」がインターンの決め手になってきます。
行きたい業界が決まっていない理由として、
「将来の自分像が分かっていない」という要因があります。
将来の自分像が分かっていないというのは、「どんな自分になりたいのか、どんなふうに働きたいのか」が見えていない状態ということです。
このような状態から抜け出す方法の1つとして、選択肢を増やすことが挙げられます。
選択肢を増やすために、
- 自分の能力やできることを増やす
- 視野を広げる
上記2つを、サマーインターンを通して行っていきましょう。
自分の能力やできることを増やすために、身につけたい能力を身につけられるインターンに参加すると良いでしょう。
例えば、論理的思考や英語力、コミュニケーション能力が学べるインターンなどが挙げられます。
自分がこれまでに学んだ知識を活かし、得意なことを伸ばせるインターンに参加するのも良いですし、逆に自分の不得意や苦手を克服できそうなインターンに参加するのも良いでしょう。
自分の能力やできることを増やすことで、自ずと選択肢も増えていきます。
また、インターンを通してさまざまな企業や仕事を知ることで自分の視野が広がっていきます。
自分の視野が広がり、選択肢が増えることで、「どんな自分になりたいのか、どんなふうに働きたいのか」が見えやすくなり、将来の自分像をイメージできるようになります。
まとめ
今回は2022年卒の学生を対象に
・インターンは何社受けるべきか
・多くのインターンを受けるべき理由
・インターンを受ける企業の決め手
この3つに焦点を当てて話を進めてきました。
就活ルールの廃止が発表されたことや、新型コロナウイルスの影響の不安から例年以上に早くから就活を始めている学生は増えてきています。
早くからインターンシップに参加できるかどうかは、その後の就活を成功させるための重要なポイントです。
また、サマーインターンシップに参加する際には、目的意識をしっかり持って参加することを意識するべきです。
就活生にとって、「情報」と「行動力」はかなり重要になってきます。
早いうちから行動し、サマーインターンシップに参加することで、就活を後悔のない形で終わらせましょう。
最後まで目を通して頂きありがとうございました!