【テンプレートあり】就活初心者必見!就活ノートの作り方徹底解説!
就活では、自分が働きたい企業から内定を貰うために、自己分析や企業研究を行うことは必須です。
「自分の軸・働きたい企業がわからない・・・」
「企業の選考にESの締め切り日、スケジュールの管理が難しい・・・」そんな人も多いはず。
そんな時に就活ノートが優秀な相棒になってくれるのです!
多くの人が自己分析や、企業研究で就活ノートを作っているのではないでしょうか。
しかし、みなさんはその就活ノートを上手く活用できていますか?
ただそのとき学んだことや気付いたことを箇条書きでまとめただけになっていないでしょうか。
それでは、まだまだ就活ノートの力が発揮されていません!
就活ノートには書いておくべきポイントがいくつもあるんです。
この記事では、テンプレートを用いて就活ノートの作り方とポイントを解説します!
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就活ノートを使うメリット、デメリット
就活ノートとは、就活で得た情報や分析をまとめて整理しておくものです。
「絶対に就活ノートを作らないといけないの?」と思う方、そんなことはありません。
もちろん、就活ノートを作らずに、内定をもらうことができた人もいます。
では、なぜ就活ノートを使うことをオススメしているのかというと、大きな理由として、就活ノートを作ると自分の思考を整理することができ、客観的に自分を見ることができるからです。
そうすると、自分がどのような人物で、どんな企業で働きたいのかが明確になります。
一方で、就活ノートを作る上でまとめる時間がかかるというデメリットもあります。
まず、就活ノートの作り方を説明する前に、詳しくメリットとデメリットを説明していきます!
【メリット1】ESや面接が上手くいく
就活ノートを作るメリットの1つは、ESや面接が上手くいくという点です。
ESや面接では、自己PRや志望動機を話すことが多いですよね。
自己PRや志望動機を相手に上手く伝えるためには、自己分析や企業研究で自分の強みや企業選びの軸をはっきりと言語化させておく必要があります。
言語化する手段として、就活ノートを利用しましょう。
学んだことを就活ノートに自分の言葉で言い換えてまとめることで、ESや面接前に自分の強みや企業選びの軸を明確にすることができます。
言語化することが出来ていると、ESや面接でスムーズに答えることができるようになります。
【メリット2】企業選びに役立つ
メリットの2つ目は、メリットとして企業選びに役立つという点です。
企業を知る方法としては、会社説明会やOBOG訪問、HPで調べるなどの方法があります。
もちろん会社説明会やOBOG訪問に沢山参加したり、多くの企業を調べることは大切です。
しかし、多くの企業を知っただけで満足しては意味がありません。
就職をするためには多くの業界や企業の中から、自分が働きたい企業を選択する必要があります。
会社説明会や企業研究を就活ノートにまとめておくと、振り返った時に企業の分析をすることができます。
多くの企業を分析すると、それぞれの企業の特色であったり、他の企業と比較して良い点・悪い点が見つかるので、業界・企業選びに役立ちますよ。
【メリット3】就活のすべての振り返りができる
メリットの3つ目、就活ノートを作る上で就活のすべてを振り返ることができることが1番のメリットでしょう。
質問例や回答例をまとめておき、OB・OG訪問や面接前にノートを読み返すことで、OB・OG訪問では有意義な時間を過ごせたり、面接では自信を持って望むことができます。
就活のすべてをノートにまとめておくと、書いてからまた後日振り返った時に、新たな視点に気付くこともできます。
他にも、自己分析を振り返ると客観的に自分のことをみれるようになるので、自己分析の深掘りにもつながりますよ。
【デメリット】ノートにまとめることに時間がかかる
就活ノートを作るデメリットとして、まとめることに時間がかかる点です。
「就活ノートを書く時間を自己分析や会社説明会に充てた方が効率的ではないか?」と、考える人もいるでしょう。
実際に、ノートを綺麗にまとめようとするときりがないのは事実です。
どんなことを書くのか
就活ノートは具体的にどんなことを書いたらいいのでしょうか。
- 就活スケジュール
- 自己分析
- 会社説明会、企業研究
- 面接
- OB・OG訪問
- 他己分析
の6つについて、基本テンプレートと詳しい説明をしていきます!
就活スケジュール
1インターンシップの日程 |
2会社説明会の日程 |
3エントリーシートの提出期限 |
4Webテスト等の筆記試験の日程 |
5面接試験の日程 |
6正式内定予定日 |
就活では、インターンや会社説明会、試験など様々な予定が入ります。
ダブルブッキングをして、どちらかを変更したり、キャンセルする事態になることも・・・。
どれだけ頑張ってESや面接の準備をしてもその成果が出せなかったら本末転倒です。
そうならないためには、スケジュール管理をすることが重要です。
就活ノートにまとめて、すぐに確認できる状態にしておきましょう。
「就活ノートに1からまとめるのは面倒だな・・・」という方!
メモの多いスケジュール帳を就活ノートにするという方法もあります。
そんな優れもののノートはこの記事で紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。
自己分析
1自分史 |
2マインドマップ |
3自分の長所 |
4自分の短所 |
5将来の理想像 |
就活において自己分析は必須と言われる程重要なものです。
自己分析から自分の軸や企業選びの軸を見つけ出します。
そのために、自己分析を様々な視点から行い、まとめておくことが必要になります。
ここでは自己分析ノートの具体的な作り方は説明しきれないので、是非下の記事を参考にしてください。
先程メリット1でも説明したように自己分析をノートにまとめて整理することは、自己PRや志望動機が明確になります。
そうすると、ESや面接で自分を上手く表現できるようになります!
まず「自己分析が必要な理由がわからない」という方はこの記事を参考にしてみてください。
会社説明会、企業研究
1企業名 |
2業界 |
3日時 |
4代表者 |
5経営理念 |
6本社所在地 |
7視点・営業所所在地 |
8福利厚生 |
9労働条件 |
10採用スケジュール |
11自分の感じたこと(良い点・悪い点) |
企業の概要をメモすることはもちろん重要ですが1番大切なのは「自分の感じたこと」を書くことです。
企業に対して良いと思った点、悪いと思った点を挙げて、そう感じた理由を徹底的に深掘りします。
例えば「ベンチャー企業という点で心配はあるけれど、有給の調整が自由な点がいい」と感じた場合には、企業の将来性よりも、福利厚生を重視していることがわかります。
このように深掘りをし、企業分析を繰り返し行っていくうちに、自分が企業に何を求めているかという企業選びの軸をみつけることができます。
企業選びを迷うことがなくなり、志望動機もすぐに書けるようになりますよ。
就活軸の定め方は下の記事を参考にしてみてください。
面接
1企業名 |
2日付 |
3面接官に聞かれたこと |
4自分の回答 |
5面接官の反応 |
6面接の反省 |
面接が終わったらすぐに、上記の6つを就活ノートに書き込みましょう。
面接では「自分を言語化できなかった・・・」という反省がよくあります。
就活ノートで事前から言語化することを習慣にしていると自然と自分を表現できるようになります。
また、面接の結果が発表されたとき、面接の合否と理由を自分で仮説立てて書きましょう。
面接官の対応があまり良くないと感じた質問があれば、その回答を改善してみるといいですね。
面接の質問には必ず企業側の意図があり、その意図を汲み取って答えることができれば、面接が上手くいくこと間違いなしです。
「この質問をして、企業は何を知りたいのか」を考えることで、企業は面接で何を聞こうとしているのか、どういう人物を求めているのか、どこを評価しているのかがわかるようになります。
別の企業でも同じ質問を聞かれることもあるので、質問に対する回答を事前に考えておくとすぐに答えることができます。
不採用になったと考えられる原因は改善して、次の面接に生かしましょう!
ここには面接で聞かれる質問例や回答例が載っているので、まだ面接に行ったことの無い人、事前準備を充実させたい人は是非確認してみてください。
OB・OG訪問
1企業名 |
2名前 |
3日程 |
4仕事のスケジュール |
5社風 |
6求められる能力 |
7その企業を選んだ理由 |
8やりがい |
9今後の目標 |
10自分の感じたこと(良い点・悪い点) |
OB・OG訪問では会社説明会や企業研究では聞けない、働く人のリアルな声を聞くことができます。
もちろんメモを取っておきたいところですが、ここで注意!
メモを取る前には、「メモを取らせていただいても宜しいですか?」と、OB・OGの方に許可を取りましょう。
許可が取れたら、しっかりメモをして残しましょう。その後の企業選びで大事な情報の一つになります。
OB・OG訪問では事前に質問を準備しておくと有意義な時間になるので、質問事項をノートに書いておくことがオススメです。
1step上の事前準備としては、OB・OG訪問前に事前に質問を共有できていると、「こういうことを答えよう」と質問に対して考える余裕が生まれるので、よりスムーズにOB・OG訪問ができるでしょう。
この記事ではOBOG訪問前の準備から質問例まで載っているので参考にしてみてください。
他己分析
1長所 |
2長所にまつわるエピソード |
3短所 |
4短所にまつわるエピソード |
5第一印象 |
他己分析では、第三者からみた自分の長所と短所がわかります。
自分でも気付かなかった部分を客観的な視点から発見できるのが他己分析です。
身近な人から長所だと言ってもらえると、自信を持ってその長所を語ることが出来ますよね。
一緒にエピソードも書いておくと、説得力のある自己PRになること間違いなしなので、是非メモしておきましょう。
ここで大切なことが第一印象を聞くことです。
第一印象は自己分析をどれだけしてもわかりません。
面接でも大切になる第一印象。他己分析の第一印象を分析して、第一印象を良いものに改善していきましょう。
今すぐに、印象を良くする方法もあるのでぜひ、実践してみてくださいね。
この記事では他己分析の質問例や他己分析ツールを紹介しているので参考にしてみてください!
工夫するポイント
これまで就活ノートの作り方を説明してきました。
しかし、テンプレート通りに書くだけではまだまだです!
就活ノートを上手く活用するために、意識してほしい3つのポイントがあります。
- ①自分の感じたことをすぐに書く
- ②綺麗にまとめすぎない
- ③書いただけで満足しない
これらのポイントを説明していきます。
①自分の感じたことをすぐに書く
就活をしていて自分の感じたことはすぐに書きましょう。
「後で書けばいいか」はほぼやりません。
なので、理想は感じた直後に書くのが理想です。
もし、すぐに書くことが難しければ、一息つく前までには書きましょう。
自分の感じたことを書いておくと、後々振り返った時に自己分析や企業選びに生かすことができます。
②綺麗にまとめすぎない
就活ノートを綺麗にまとめすぎると、就活ノートを作るということが目的になってしまいます。就活ノートは、自分自身を知ること、企業選び、企業に入るための1つの道具です。
就活ノートを綺麗にまとめすぎると、かえってノートをまとめることが苦になります。
読むのは自分だけ。分かればいいのも自分だけです。
自分がわかる範囲内の綺麗さでノートを作りましょう。
③書いただけで終わらせない
就活ノートにただメモしただけで満足してはいけません。
大事なのは、書いた後にどれほど比較し、分析するかです。
定期的に、就活ノートを見返して、改めて気づいたことを付け加えたり、整理しておきましょう。
まとめ
今回は就活ノートの作り方と活用方法を説明してきました。
就活ノートは、情報をまとめておけるだけでなく、自分の考えを言語化したり、客観的に自分を見つめることができます。
就活ノートの使い方次第で自己分析の深掘りや企業選び、面接にまで活用できます。
上手くまとめてもそれを就活に活用できなければ、意味はありません。
自己分析の深掘り、企業の比較、面接の攻略法など、就活ノートを通して、あなた自身で見つけていってください。