こんにちは!キャリンクでライターをしている23卒のゆきのです。
今回は、キャリンクでインターンをしている21卒の先輩2人の就活についてインタビューをしました!
インタビューに参加してくれた2人のプロフィールはこちらです!
ななみ なりたい人間像:【周りを守れる人】
大学、学んだこと:私立文系、社会福祉学
就活時期:3年7月~4年4月
内定数:1
なお なりたい人間像:【言葉で人の心を動かす人】
大学、学んだこと:私立文系、日本の文学や歴史
就活時期:3年4月~4年4月
内定数:4
納得内定をもらう秘訣を教えてもらいます!
「自分が働きたい企業から内定を貰いたい」
就活をしている誰もが納得した内定を獲得したいと思っているのではないでしょうか。
今回インタビューに協力してくれた2人はそんな私たち就活生の理想を実現していたのです!
2人は就活生時代どのようなことをして、納得内定に辿り着いたのでしょうか。
今回の記事では納得内定をもらった2人の就活の全貌を明らかにします!
自己分析のコツは「人と話すこと」
早速インタビューに入りますね。就活と言ったら自己分析!ってよく言われるじゃないですか。お二人は自己分析ってどんなことをしたんですか?
自己分析は、9月くらいに始めたんだけど、マッチャーとかで、自己分析を頼んだり、たくさんの人と話したかな。自分の考えを話して、深掘りしてもらった!「どうして○○したの?」って質問されて、答えられないなって思ったところをもう一回分析して・・・ってやってた!深掘りしたことは、紙にまとめておいたよ。
なるほど、ななみさんは人と話して自己分析を深めていったんですね。なおさんはどうですか?
私はセミナーで、就活で自己分析をするってことを知って過去を振り返ってみたりしたな。
他にも、他己分析をしたよ。マイナビで友達に送れるやつがあって、それを皆に送ってた!褒められて嬉しい気持ちになった~(笑)
そんなツールがあるんですね、他己分析が簡単にできそうです!
自己分析をしたことはノートにまとめておいたりするんですか?
自己分析の事を書いたりしてるノートはあるね。企業に行って、言われたことを書いたりした。モチベーショングラフとか書いたけど、私はピンとこなかったな。でも書かないと忘れるから、自己分析したこととか企業のメモとかを忘れないように書いてた。
私も、企業のメモを取ったり、自己分析したりするノートをまとめてたよ。
なるほど。確かに、何かに書いておかないと忘れてしまいますもんね。書いたノートを振り返りますか?
面接前とかにしてた!今回こういう企業だからこういうエピソードを話そうかなとか、この話をメインにしようかなとか考えるときにノート使ったな。
え!企業の特徴毎に、面接で話すことって変えるんですね。
そうだね。この企業にはここをアピールしたいなっていうことをざっくり考えてたかな。いくつか話すことは用意してた。時々「他にもエピソードない?」って言われることもあったんだよね。
驚きました!エピソードってそんなにいくつも用意するものなんですね!
自己分析はただひたすらノートに向かって行うイメージがあったんですけど、人と話すことで客観的に自分をみてもらうことも大切なんだなって思いました。自己分析したことは面接や自己PR、ESを書く時に活用できるので、ノートにまとめておくことが必要なんですね。
自分に合った企業軸を定める
お二人は業界分析とか企業分析ってしました?私はまだ全然決まっていなくて・・・。
福祉に携われることことができればよかったから、業界は特に決めなかったけど、企業分析はした!受ける企業がどういう企業で、理念とか所在地とか、給料、福利厚生を調べたりしてたな。企業の方と話す機会を設けることが出来れば、話したりしたかな。
私は最初の方興味がある業界に絞ってたな。でも、興味がある業界以外にも色んな業界・企業の説明会とかに行って、感想をノートに書いてた!良いと思ったところ、悪いと思ったところを書いてどうしてそう思ったのか、その理由を深掘りしたよ。業界は絞らない方がいいと思った!
そうなんですね、最初は色んな企業を見て自分に合う企業を探していく方がいいんですね!
2人はどういう企業に行きたいかっていう企業軸みたいなのはあるんですか?
私は2つあって、1つは働く環境がいいところ!私は自分で突っ走るところがあるから、頼れる場所があるような、チームで仕事をする企業が良かった。
2つ目は世の中の役に立ってるって実感できる仕事がいいなって思った。人の役に立つことが私にとってやりがいだと思うんだよね。
なるほどなるほど。企業軸が明確になってる!就活を終えた時に私もそうなっているといいなって思います。なおさんはどうですか?
私は中学高校の部活の経験を深掘りしてもらった時に、やりたいことは変わっていくけど、「誰とやるか」っていう部分が自分にとって不変で、大切なんだなって気づいたんだよね。それで、ななみと同じになるけど、人とか環境の部分で企業をみてたかな。
他にも、給料のことであったり、福利厚生とか色々な企業軸があると思うんですけど、お二人の企業軸は似ているところがあるんですね。
要は、企業軸を定めることが就活を効率よく進めるために必要なんですね!私も見つけます!
就活での失敗
ななみさん、なおさんは順調に就活が終わったのかなって思ったんですけど、就活をしていて失敗した経験とかあるんですか?
私は10月にある企業に落ちたんだよね。面接前からその企業の社員さんとも仲良くさせていただいてて、「この企業に合ってる」って言われてたから受かると思ってたんだけど一次面接で落ちちゃった。
そうだったんですね。受かるって期待して落ちてしまったら、辛いですよね。
今思うと原因の1つは面接官の質問の意図を考えずに「喋りすぎたこと」だったのかなって思う。
確かに、面接の質問には必ず意図があるっていいますけど、そんなに重要なことなんですね。
うんうん。それが私にとって失敗した経験とも言えるし、凄く面接の意識が変わったときだな。例え、企業と自分の価値観が近くても、自分の魅力を伝えられないと意味がないんだなって思った。
なるほど。辛いことではあると思うんですけど、壁にぶつかった時が一番成長できるのかなって思いました!
私は内定先のサマーインターンで挫折をしたんだよね。グループワークだったんだけど、周りの人は凄く喋って活躍してるのに、自分は何も役に立てなかった。そこで落ち込んで、その後1ヶ月くらい就活をしなかったの。
そうだったんですね。確かに、自分と同じ就活生が活躍してるのに、自分が何もできなかったっていうのは悲しくなりますね。どうやって挫折を乗り越えたんですか?
悔しい気持ちがあったから、その気持ちを払拭するためにまた同じ企業の本選考に参加したの。「一番最初に手を上げよう」って目標を立てて参加して、実際に手を挙げたんだよね。それが私にとって大きく前進したことだったな。
挫折を経験した企業の本選考に目標を持って参加して、実際に行動に移したんですね!凄いです!!
企業の方に「夏は自信なさげに見えたけど、今日は一番に手を挙げててびっくりした。成長したね!」ってフィードバックをもらったの。嬉しくて泣きながら帰ったよ。私にとってその出来事が分岐点だったな。それまでは選考に参加する学生のレベルが高くて「私なんて無理だ」って思ってたけど、自信にもなったし、そこの企業に行きたいって素直に思えたんだよね。そこからは、言語化能力が足りないっていう自分の弱みと向き合いたいって思って、面談とかイベントに参加した。
自分に自信を持てるようになったの凄く良いですね!自分の弱みと向き合うのって気持ちを強く持っていないと出来ないと思います!失敗した経験をバネにして成長するってこういうことをいうんだなって思いました。
企業選びの決め手は「自分のなりたい姿が実現できる環境」
お2人は内定先が第一志望の企業で、しかも早期選考で内定を決めたんですよね!早期選考で早く就活が終わった上に、納得内定だなんて羨ましいです!!納得内定をもらうためにはどんなことをしたらいいんでしょうか?
まず自分が働きたいって思う企業に出会うことだと思う!自分が働きたい企業を見つけるためには自己分析をしたり、企業軸を明確にしておく必要があるね。
確かに、就活の軸がブレブレだとこの企業が良い!とも思わないですもんね。
そうだね。でも、軸を定めるためには多くの企業を見ないと分からないからそこは難しいよね。
私もなおと同じになるんだけど、多くの企業に出会うことが大事だと思う。でも、片っ端から会うのは限界があると思うんだよね。
うん、だから私はどんどん価値観を絞っていったかな。企業分析の話で言ったように、「企業の良いと思う所、あんまり良くないなと思う所」を言語化していった!企業に対して良い・悪いと思う共通点を探して、良いと思ってる共通点を持った企業の選考を受けたり、良くないなって思った企業は見ないようにしたり、選考を受けないようにしたかな。
そうなんですね!納得内定をもらうためには、企業の価値観を絞ったうえで多くの企業をみて自分の働きたい企業を探すことが大事なんだなって感じました!
第一志望の企業の選考を受ける上で意識したこととかあるんですか?
私は自分を偽らずに選考だったり、面接に行ったかな。
自分を偽って内定を貰えたとしても、その姿を入社後も求められることになるから、納得した内定にはならないですね。
うん。納得内定をしたいなら、内定を貰った後のことを考えて、内定をゴールにしない方がいいって思う。もし、早期でさくっと内定が欲しいとかだったら、話は別になるけどね。
なるほどなるほど。私も内定は欲しいと思いますけど、その後偽った姿を求められるのは絶対苦しいので、ありのままで頑張ります・・・!なおさんはどうですか?
私は選考とかでは、主体的に動こうって意識して、グループワークで率先して話し出したりとか手を上げたりしていたよ。
受かりたいって思いを持ってることを表現することが大事なんですね!
お二人は他の企業と迷ったりは全くしなかったんですか?
ううん。そんなことないよ。もう1つ結構志望度が高い福祉系の企業があったの。福祉を学んでいるのもあって、福祉系の企業で働きたいって思ってたけど、福祉の企業じゃない企業とこんなに迷うってことは、他の道を選ぶのも良いんじゃないかなって思ったの。この企業なら自分のなりたい姿を実現できると思ったのと同時に、一番この企業に貢献したいって思うことができたのが就職先の企業なんだよね。
私も、最後に2社で悩んだんだよね。心の中では決まっていたのかもしれないけど、この企業にする!っていう覚悟ができなかったんだよね。迷ってた理由は事業内容だったんだけど、私のなりたい人間像が「言葉で人の心を動かす人」だから、それを実現するために仕事内容がもう1社の方が近いんじゃないかって思ったの。就職先の人事の方と面談をした時に、なりたい人間像を叶えるために、私は一緒に働く人とか、周りの人達の存在を大切にしていたことを改めて思い出すことができたんだよね。それで、この内定先に決めたんだ。
企業を選ぶときにも企業軸をしっかり定めておかないといけないんですね。
そうそう!でも、企業軸がブレちゃうことはある。だから、企業軸について何度も考え直すことが大切だね。その時は一人じゃ気付けないことがあるから、人と話すことが大事だと思った。
なるほど。要するに、企業を見る際にも、企業を選ぶ際にも自分が企業に何を一番求めているかを考える必要があるということなんですね!
2人から就活生にアドバイス
最後にお二人から就活生にメッセージをお願いします!
人に頼ること!です。
素直さを持つことが1番!プライドはあんまり持たない人が成功すると思います。特に新卒採用をやってる企業は、素直に吸収できるかだったり、どれだけ伸びしろがあるかを見ています。今出来ていなくても、これから修正して、企業から求められる人材になって欲しいです。
内定をゴールにしない!ってことです。
内定が目的になってしまうと、受かりに行く面接になってしまいます。入社後も繕った姿を求められるのは苦しいと思うから、その先幸せに働けるかどうかが大事だということを意識してほしいです。内定の数とか、いつ内定をもらうとか気にしないで、自分が「ここで働きたい」って思える企業にありのままの自分で認めてもらうことを目的にしてほしいと思います。
まとめ
今回は納得内定を獲得した2人の就活について話を聞いてみました!
就活は自分と向き合い、自分の価値観や強み、弱みを明らかにしていくものだと感じました。
就活は人生の中で大きな選択の1つです。
私自身「早く内定を貰って、就活を終わりにしたい。」そう思っていました。
早く内定を貰うことが就活で成功した人だと思っていたからです。
しかし、自分が働きたいと思う企業に出会って、ありのままの自分を認めてくれる、そんな企業で働くことが私の就活では成功なのだと今では思っています。
就活生のみなさん、どんな価値観を持ち、どんな企業で働きたいかは人それぞれです。
どの考えが正解かはありません。
ただ、就活を納得して終わらせたいと思うのは皆さん一緒だと思います。
自分と向き合い続けて、積極的に行動し、納得内定を一緒に目指しましょう!