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2018年4月5日

内定者研修にビビるな!何のための研修かを理解して、積極的に参加しよう

内定者研修にビビるな!何のための研修かを理解して、積極的に参加しよう

内定を獲得した方へ

内定獲得おめでとうございます。就活お疲れ様でした。

あとは残りの大学生活を楽しむだけ。 単位をしっかりとって、卒業旅行を楽しんだり、今まで我慢していた娯楽に時間を費やしたり、アルバイトに勤しんだり、と自分のやりたいことに集中できる!と思うかもしれません。

 

とにかく就活のことは忘れたい…、働き始めるまでのこの自由時間を有意義に使いたい… そう思ってはいませんでしょうか。

 

……

 

残念でした…。多くの会社では、入社するまでの間に「内定者研修」「内定者懇親会」などのイベントがあります。でも、これって楽しいイベントじゃないの?

 

……

 

懇親会については楽しいイベントかもしれません。楽しむことを意識すれば良いと思います。しかし、研修に関しては、「遊び」ではなく「学び」です。ある程度の準備をしたほうが良いかも・・・

つかみが長くなりましたが、この記事では内定者研修の役割と、研修前に準備しておくべきことについてまとめています。内定者研修の段階で、社会人としての戦いは始まっているのです。 会ったことのない上司や同期にとってはあなたの第一印象が形成される場でもあります。入社後の人間関係や、適性、部署、人員配置などに影響を与える可能性があるので、最善を尽くしましょう。安心してください。あなたは大変だった就職活動を勝ち抜いてきています。それに比べれば、ずっと簡単なことですから。

 

内定者研修の役割

まず、内定者研修の役割は大きく分けて2つあります。

 

学ぶため

 
想像できると思いますが、一つ目は「勉強、学び」です。

社会人としてのマナーや意識、その会社についての知識、業務内容についての説明など。 入社初日に、少しでも分からないことを減らすための学習です。入社後にある新入社員研修でも同じことが言えます。 これは当たり前と言えば当たり前でしょう。

 

仲良くなってもらうため

内定者同士に仲良くなってもらうことも役割といえます。

就活生は、面接などでその会社の社員と会うことはあっても、同期となる同じ境遇の人との交流はかなり薄いものです。 入社後に一緒に働く仲間と仲良くできる貴重な機会となります。

懇親会などでも同じことが言えますが、懇親会はいわば、オフモードでの交流です。研修は、学習なので、仕事同然です。懇親会よりは少しピリっとした空気感になるでしょう。つまり、オンモード、実際に働く環境での交流となります。

「友達としての仲間だけでなく、働く上での仲間として仲良くなってもらう」 これが第二の役割となります。

 

内定辞退、入社辞退の防止のため

そして、企業にとっての一番の目的は、「あなたに辞退してもらわないようにするため」です。

少し固い表現をすると、内定辞退の防止です。 企業、特に採用担当者にとって、内定後の辞退は大打撃となります。何としてでも、避けたいことなのです。

内定者研修をすることで、帰属意識をもたせ、他の企業に浮気しないような雰囲気を作っているのです。

 

内定者研修の参加は義務なの?欠席したらまずい?

「企業による」としか言えませんが、基本的には内定者研修への参加は義務ではありません 不参加だからといって、内定取り消しのようなことにはなりません。

しかし、入社するつもりなのであれば、絶対に参加しておいたほうが良いです。研修の役割でも話しましたが、同期と仲良くなるための絶好のチャンスです。また、入社段階での企業理解に差がつくことも考えられます。 どうしても難しい場合を除いて、参加するべきです。

 

内定者研修をする会社は教育が充実していると考えるべき

当然ですが、内定者研修をしていない企業もあります。 ただ、それらの会社は内定者研修をするべきではないと考えているわけではなく、実施する余裕がないことがほとんどです。

研修には、そもそも時間とお金が結構かかっています。 研修そのものの企画費だけでなく、人件費や、内定者の交通費、会場費、資料作成などの準備など、いたるところにエネルギーを費やしているのです。 また、外部の講師などを呼んでいる場合は、それだけで数十万、数百万の費用がかかっています。

そこまでして研修を実施しているわけですから、教育に力を入れている企業であると考えてよいでしょう。 内定者研修は決して、企業の自己満なんかではありません。

研修を受けられることは恵まれているということを再認識してもらえれば幸いです。

 

内定者研修の種類、内容例

研修は企業によって様々です。テーブルで実施したり、工場や店舗などの現場、あるいは山に合宿に行ったり、街中で行う企業も。 形式は様々ですが、伝えたい内容や目的で分別すると大まかに3種類となります。

 

マナー研修

社会人としてのマナーを学ぶ研修です。マナーといっても、企業によって様々。業界や職種によっても若干差があるでしょう。 営業であれば、名刺の渡し方、電話のかけ方などは必須ですし、接客であれば、お辞儀の仕方や挨拶、発声練習などは外せないプログラムと言えます。

 

自己啓発研修

学生気分から社会人の意識への転換を目的とした意識改革の研修です。 夢、やる気、モチベーション、働き方、などといった価値観、意識の醸成が目的です。

「一生懸命働くぞ!!!」という気分になりますが、入社の段階では忘れてしまっていることが多いので、学んだ内容はしっかり記録に残し、意識し続けられるように心がけましょう。

 

語学、資格研修

業界職種によって様々ですが、スキルアップを目的とした研修です。

介護やエンジニアなどの資格、スキルが必要な業界では多く見受けられます。 また、海外に支社がある企業であれば、語学研修などを取り入れている企業もあるでしょう。 参加するかしないかで、同期とかなり差が生まれるので、必ず参加しておきたいところです。

 

研修の案内が来た時のメールの対応

研修の案内はメールで連絡が来るのが一般的です。研修内容だけではなく、日時や会場の場所など、文書で伝えたほうが効率が良いため、電話だけで案内が来ることはほとんどありません。

 

メールの返信をする際に、気を付けるポイントは以下の4ポイント

  • 要件への返答が正確にできているか
  • 敬語、丁寧語などの文章表現の正しさ
  • 誤字脱字
  • 返信のスピード

どれも外してはいけないポイントですが、中でも重要なのは返信のスピードです。

なぜなら、研修というイベントを開催する上で、参加or不参加の情報がいち早く欲しいからです。 参加する人数によって、作成する資料の量、タイムスケジュール、会場座席の配置などが変化します。 「何名参加するのか」をとにかく早く知りたいのです。

「最近の若者はメールの返信が遅い」と年配の方が文句を言う事例がかなり増えているからこそ、スピーディな返信は好感度高め。

文章を考えるのに、あまりにも時間がかかってしまうくらいなら、多少雑でもよいので、参加or不参加だけでも返信してください。 また、参加or不参加について尋ねられていなかったとしても、必ず返信してください。

「返信しなくてもよい」という捉えたとしても、それはあなただけの価値観かもしれません。 返信してマイナスになることはないので、必ず返信しましょう。

 

また、企業が恐れていることがもう一点あります。 それは「メールを見ていない可能性」です。メールとはその性質上、ラインなどとは違い、読まれているかどうか分かりません。 よって、メールを送って数日返信が無いと、確認できているか不安になり電話で確認することになってしまいます。なので、たとえ参加できるかどうかが分からなくても、何かしらの返信を必ずしてください。

「メール確認したこと」、「いつまでに返答するのか」 この2点を抑えておけば問題無いでしょう。 この些細なメールが採用担当者を安心させるのです。

 

内定者研修の服装や髪型はスーツが基本

指定の服装が無い場合ですが、服装はスーツが基本です。研修は学びの場ですからね。 特に、専用のスーツは必要ありませんので、今まで就活に使っていたスーツで問題ありません。

ただ、研修が複数日に渡ったり、長期間の実施になる場合は、カッターシャツは買い足した方がよいかもしれません。懇親会よりは少し派手感を抑え、仕事をする意識をアピールできる服装、髪型を意識してください。

 

まとめ

内定者研修の表向きの目的は、入社までの準備や、内定者同士の懇親、働く上での相性のチェック、適正配置の吟味などです。

ただ、声を大きくして学生に伝えることはありませんが、内定辞退の防止が最大の目的といえます。

 

なので、基本的には「内定者研修は辛いものではない」という認識で問題ありません。厳しい内容を実施して、内定辞退者が出れば本末転倒ですからね。

学習と懇親の中間のようなものだと思い、憶することなく積極的に参加しましょう。企業はその研修に少なくない費用と時間をかけていることも忘れずに。