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2018年2月24日

コネ採用って存在するの?コネ内定経験者が感じたホンネ

コネ採用って存在するの?コネ内定経験者が感じたホンネ

誰もが理想とする内々定をもらう方法の1つ…

そう、コネクション採用(通称:コネ採用)ですね。

別名「縁故採用(えんこさいよう)」とも呼ばれ、企業との縁故があるかどうかが採用基準に組み込まれていることを指します。

転職であれ、新卒採用であれ『とりあえず就職先のコネはある。』という人は3人に1人の割合でいるのではないでしょうか。

ひとえにコネ採用といっても、コネの種類で大きく異なります。

  • 役員の親族として紹介してもらう
  • 一般従業員に紹介してもらう
  • 企業から別の企業に紹介される
  • 知り合いからヘッドハンティングされる

今回は文字数の関係もあるので、全てにフォーカスを当ててまんべんなく説明していきたいと思います!笑

 

コネ採用の実態

さて、コネが広がると就活に影響はあるの?というのが本題ですが

めちゃくちゃあります。

具体的には、アルバイトで働いていた会社だと内定が貰いやすくなる、親族や先輩に就職先を紹介してもらえるなど。

実際に私も6年間バイトをしていた会社にエントリーしたら選考はぽんぽん進むうえ、最終面接にて“その場内定”をもらえました。
※その場内定=面接の最中に内定を出しますと口約束をすること。

他にも先輩の紹介で面接を受けさせてもらったりと、人脈を駆使することでかなり優遇してもらいました。

なにより、保険があるだけで就活に対する安心感が多少なりともありました。(私はね)

大事なクライアントの親戚だったり、役員のご子息だったりという大人の事情で内定が出る場合もありますが、どちらも共通することはコネクションあってこその待遇ということですよね。

具体的な調査数字はありませんが(そりゃそうだ)、コネ採用は意外と多いのかもしれませんね。

 

コネ採用のメリットとデメリット

そんなコネ採用ですが、双方にメリットもあれば反対にデメリットもあります!

具体的にはどんなことがあるのでしょうか?

コネ採用によるメリット

 

学生側のメリット

・内々定をもらうハードルが低くなる

・面接で緊張しない

・多少のミスは許される場合がある

・紹介者によっては出世しやすい傾向がある

 

企業側のメリット

・採用人数を確保できる

・お金をかけないで採用活動ができる

・信頼関係がある程度築かれているので、入社まで囲い込む必要がない

・友人紹介などによるエントリー数が増える

 

ここで注意してほしいのは必ずしも内定が出るとは限らないこと。

あくまで内定が出やすくなるというだけであり、100%という保障はありません。

しかし、最近は有効求人倍率が100%を超えるなどの影響で2つ3つ内定をもらう人も増えてきております。

つまり内々定を出してから入社に辿り着くまで学生を囲いこむレベルが上がってきており、欲しい人財を確保するのに1人当たり約100万円の投資をしている会社もあります。

それをする必要がなくなればなくなるほど、会社のお金を使わずに済みますね。

 

コネ採用によって生じるデメリット

 

学生側のデメリット

・内定辞退の連絡がしづらい

・同期や先輩から冷たい目線を浴びることがある

・入社前とのギャップを感じやすくなる

・ミスをしたとき紹介者にも影響を及ぼす可能性がある

・紹介者に依存してしまう

 

企業側のデメリット

・内定辞退後のフォローが大変(承諾前提で話が進むため)

・ミスをすると紹介者の印象も悪くなる

・求めていた人物像と異なる場合がある

・社内の風通しが悪くなる※場合により

 

学生側・紹介者側の双方に共通するデメリットはギャップが生まれる可能性があるということ。

「紹介で入社したけど思っていたのと違う」「やりたいことではなかった」という学生側のギャップと、「紹介したけど求めていた能力が携わっていない」「社風に合っていない」という企業側のギャップがマッチングした時が一番大変ですね。下手すりゃ関係が崩れることもあり得ます。

 

就活で使える!「コネクションの広げ方」

そうはいっても・・・

コネクションなんてそう簡単にできねぇよ!

というそこのあなた。

そんなコネの広げ方ですが、一番手っ取り早い方法があるんです。

直接会って話すこと。

ただこれだけ。

例えば合同説明会に参加して個別で質問をしに行く、電話でアポをとったあと直接人事と会わせてもらうなど。

回りくどいことせず直接話を聞かせてもらって、そのうえでSNSや連絡先を教えてもらえばいいんです。

いきなり代表取締役や大企業の幹部と繋がるのは難しいと思いますが、その下で働く人や同じ部署の人と繋がって下から攻めていけば不可能ではありません。

 

覚えてもらうためのポイント

シンプルすぎて鼻息がフーンッってなりそうですが、ここで重要なのは

①1対1で会話をする

②相手に顔と会話の内容を覚えてもらう

この2つです。

よく『名前を憶えてもらう』という人がいますが、名前なんてどんなにインパクトがあっても1ヶ月もすればすっかり忘れます。

でも人間って不思議ですよね。インパクトのある話題って意外と長い間覚えていられるのです。

 

衝撃的な映像やニュースを見たとき、内容は覚えていたとしても放映していた番組のタイトルってあまり憶えていないですよね。

よく『誰が言ってたか忘れたけど』って会話の冒頭に付けてからエピソードを語る人っていますよね。

そういうことです。(語彙力)

そして①の1対1で会話をするというのはそれに付随し、会話が盛り上がったとしても大人数でいると『誰のエピソードか』という点が薄れてしまうので、なるべく1対1で会話をしたうえで顔を覚えてもらうことがポイント!

つまりインターンに参加したり、説明会に足を運ぶだけでなく、気になるお店に通って店員さんと仲良くなったり、長期インターンに参加して社員と1対1で話す時間をつくるなど、人脈をつくるのにはそれなりのに時間をかける必要があります。

また、SNSやメールなどを使ってしきりにアピールしている人もいますが、正直そこから繋がりが持てる可能性は低いです。

繋がりを持ちたいと思う人や企業があるのなら直接お会いして、関係を築いていきましょう。

まとめ

ここで勘違いしてほしくないのは、コネがあるのは決して悪いことではないということ。

冒頭でも申し上げたように、コネがあることでそこから仕事を任せてもらえたり、新しい挑戦をすることもできます。

公平性を保つためコネ採用は行わない方針の企業がある中で、やはり採用する人も人間。

情や関係性を重視したうえで紹介された学生に内定を出してしまうこともあります。

しかし、自己分析や就職活動をせずなんとなく紹介で入った会社で約40年間人生を過ごしたいと思いますか?

コネ採用の怖いところはその時だけでなく、デメリットにも書いてあったように紹介者や周りの環境に依存してしまうことで自己成長ができない人間が知らず知らずのうちに形成されてしまうことです。

私はコネで内々定をもらった企業もありましたが、もっと冒険した人生を歩みたいと思い、『はじめまして』の会社に入社しました。

コネはあくまで最終手段として、まずは就職活動をちゃんと始めて、新しい可能性を見つけてみてはいかがですか?