【参加者のリアルな声】正直インターンって行く意味ないんじゃない?
19いよいよ夏本番間近!
夏と言えば…「サマーインターン」
就活サービスのサイトや、企業や先輩から「夏のインターンは行った方がいい!」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。
サマーインターンを始め、1dayインターン、短期インターン、長期インターンなど様々な種類のインターンが開催され、企業を知る機会はたくさんあります。
しかし、実際…
「インターンって正直…いく意味あるの??」と思っていませんか??
インターン=就活 ではないので、インターンに行けば内定が貰える!という訳でもありません。
インターンの選考に落ちたとしても、本選考で合格することだってもちろんあります!
だったらなおさら、インターンの必要性ってなんなのでしょうか?
漠然としたそんな疑問に答えちゃいます!
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インターンに参加する意味と必要性
自己分析ができ、適性を学ぶ絶好の機会
そもそも一口にインターンと言っても何をしているものなのか分りませんよね。
インターンシップとは元々、「学生が企業で実際の業務の体験すること」を意味しており、その言葉の通り実際に業務の体験ができるインターンも複数存在します。
ですが近年、就職活動の一環としてのインターンの参加が当たり前となってきたことによりいわゆる「業務体験」ではなく「グループワーク」や「新規事業立案」などの学生の成長や自己分析の一環、知識や経験を身に着けることを目的としたインターンが増えてきています!
企業の業務内容に対する知識を深めつつ、グループワークや事業立案などを通して自分に向き合うのがインターンです。
そこで自分の適性についても知ることが出来、尚且つ能力向上にも繋がるためインターンは就活において絶好の機会なのです!
「インターンめっちゃいいじゃん…!今すぐ応募しよう!!」と思ってくださったそこのあなた、もう少しだけお付き合いください。
確かにインターンに参加することは多くのメリットがあるのですが、先程も述べた通りインターンには様々な種類があり、種類によって内容が大きく異なります。
以下では種類別でインターンで学べる内容についてご紹介します。
【期間別】インターンで学べる内容の違い
【1日〜短期】 説明会型・セミナー型インターンの特徴
こちらのインターンは1日~数日かけて行なうもので、会社説明会とほぼ同意義のものが多いです。
中にはESの提出をしなくても参加できる、先着順のものも多くあるため気軽に企業研究をしたいというも「就活って何したらいいかわからないし、どんな企業があるか分からないな…」という就活初心者の学生向けの内容となっています。
選択肢を広げないことには自分に合っている仕事や企業を選ぶことは出来ないため、是非積極的に参加しましょう。
ただ一つ注意点であるのが、会社説明会と同意義のものが多いということは、実践型のインターンシップを望んでいる場合あなたが求めているインターンとは異なるものである可能性が大きいです。もちろん1dayインターンでも実践型、プロジェクト型のものもありますが比較的少ないため、きちんと内容を確認してから参加するようにしてください。
【短期〜中期】プロジェクト型インターンの特徴
こちらは企業がプロジェクトの課題を出し、その成功に向かって取り組むタイプのインターンであるため、1dayインターンを経験し「自分はこういう業界がいいかも!こういう仕事がしたい!」といった、仕事に対する興味や関心が少し定まってきた時期に参加することをお勧めします。
また内容としては、就活の中で行われるグループワークに近いイメージがあるかもしれません。期間も2〜5日などの短いものや、数週間、1ヶ月など、企業によって違いがあります。
プロジェクトの成功に向かって従事するため、実績になりやすく自身の能力向上に繋がる事が最大の魅力です。企業によっては、そのまま採用するケースも少なくありません。
人気企業が募集するインターン枠はすぐに埋まってしまうこともあり、まずは選考を突破する必要があります。
エントリーシートの提出、面接、Webテストなど、採用選考と変わらない努力も必要です。
【長期】就業型インターンの特徴
こちらは社員と同等に扱われる、就業型の長期インターンになります。期間は3ヶ月〜1年、2年と比較的長期のものが多いです。
学生同士でグループワークをするというより、社員と一緒に働くことが多いです。また、雇用関係にあるインターンであるため、お給料が支給されるものもありますます。
就業型のインターンは、大学1年〜就活を始めるまでの3年、または、就活を終えた4年生が多く参加します。
大学1年〜就活を始めるまでの3年生が経験するインターンのメリットとして、働くことのイメージをつけられることが最大のメリットです。実際に1企業のメンバーとして働く事で自分はどのような能力があり、どのような仕事が向いているか気付くことができます。
ただ大学1年生から参加できるとなると、「仕事のハードルは低いだろう」と思うかもしれません。しかし、実際はインターンというより「社員」の扱いです。もちろん、セミナーや研修などはありますが、一定の裁量権もあり、仕事への責任も重くなります。
また長期インターンは、社内での働きが認められ、そのまま採用されるケースが少なくありません。
学生は就活なしに就職することができ、企業側も、確かな人材を得ることができます。
インターンに行く意味はある!参加する意味と理由
ぶっちゃけ…絶対に行く意味あります!!
インターンについて簡単な説明をしましたが、実際インターンに参加したらどんなメリットがあるのでしょうか?
インターンに参加することで本選考の準備になる
重ねて言いますが、インターンは、GDや課題と向き合う中で自己分析や軸が明確になり、自分の強みや弱みを知れる機会です。
夏の段階でインターンに参加することで自分自身のことを明確に理解できて、自分のやりたいこと、なりたい姿などのビジョンを描きやすくなります!
自分のビジョンを描いた上で就活本番を迎えることと、自分がどうなりたいかすら分からないまま就活解禁の3月1日を迎えてしまうこと、どちらが就活を円滑に進められるかは一目瞭然だと思います。
またインターン参加の大前提として企業選びをすることになります。
その次は選考でグループワークや面接…
一見、「たかがインターンのためにそこまでして…?」と思いがちですがインターンへのこの取り組みが就活の本番、いわゆる本選考にすごく役に立つんです!
3年生の夏の段階でこれらを経験しているだけで、GDや面接の練習になるのはもちろん、場数を踏んでいる分、本選考でも自分に自信を持つことができます。
3月の解禁時から初めてGDや面接対策を行うより、夏から実際の経験を積んでいる人の方が有利ですよね!
縦横のつながりを利用して情報収集が出来る
インターンに参加している学生は、選考を通過してきた優秀な学生が多いです。
レベルの高い学生が多い環境に飛び込めるので、周りから受ける影響はもちろん、得られる知識や経験もかなり大きいです。
またインターンで同じ課題を乗り越えた仲間だからこそ、就活の疑問や不安を話し合える信頼できる存在になったり、自分を理解し支えてくれる存在になることもあります!
横のつながりが増えれば、他の良いインターン情報をもらえたり、企業と繋げてくれる、というようなメリットもあります。
もちろん横だけではなく企業との繋がりも濃厚になります。
企業の人事と顔見知りになり繋がっていれば、初対面の場合よりもやはり有利になることもあります。
インターンに参加していたことで、そこから本選考に繋げてもらえた!という事象も少なからず存在します!
また、就活の時に「○○でインターンをしていました」というだけで優秀層だと見られることや、その話自体で面接が盛り上がる、なんてこともあります。
少なくとも何にも参加していないよりも、1つでもインターンに参加していれば、その経験自体が1つのエピソードとして就活のネタになるんです。
参加すべきインターンの特徴
プログラムやコンテンツ内容が明確なもの
まず、プログラムが記載されていないものは要注意です。
プログラムが明かされていない場合、インターン自体のコンテンツにも明確な目的やゴールがない場合があります。
またそのインターンがどのような形式のものなのか曖昧な状態だと、自分自身のインターンでの目標や学びたいことも曖昧な状態になってしまい、全く意味のないものになってしまいます。
インターンを選ぶ際は、そのインターンで「何が出来るのか」「何を重きに置いているのか」「何を学べるのか」が明確であるものを選ぶと、イメージも付きやすく目標設定もしっかりとできるのでそういったものを選ぶと良いです!
海外インターンや宿泊型など費用がかかっているもの
さきほども述べたように、お金がかかっているものほど、企業がそれほどインターンに力を入れているという証です。
企業からしてもインターンは非常に重要なものとして考えている場合が多いので、インターンで得られるものや、そのインターンが提供しているものにも力が入っていて質が高い可能性が高いです。
インターンに投資されている額=自分たちへ投資されている額と考えると、すごくお得な感じもしますね!
通過率が低かったり、選考回数が多いなど敷居が高いもの
一見敷居が高いだけで避けてしまいそうですが…実は良いインターンが多いです!
たとえばインターン参加までの選考回数が多かったり、求めるものが多かったりするものは、企業側がそれだけ参加学生の質を求めているということ。
選考に参加するだけでESの書き方や選考対策の準備が早い段階から経験できます。
自社のインターンに参加するに適した学生を見定めているので、企業側がインターンに力を入れているのはもちろん、そこからの採用につなげることを考えている企業も多いです。
また敷居の高さの理由の1つとして、細かく条件を設けている場合もあります。
この場合、企業は自社のインターンに明確なターゲット層を設けていると考えられます。
明確なターゲット層に向けたインターンに参加することは、自分に合ったインターンに参加するということなので、その分得られるものは誰でも参加できるインターンとは断然違います。
ただ1つ注意点であるのが、「選考回数が多い厳しいインターンならばきっといいインターンだから、とりあえず闇雲にエントリーしよう!」という気持ちであてずっぽうに沢山エントリーをしてしまうこと。
確かに選考の経験が出来るためとても有益なものになりますが、目的がきちんと設定して置かないと心が折れます(筆者体験談)。
エントリーする場合は、そのインターンで何を学びたいのかという目的を明確にした上でエントリーしましょうね。
あまり意味のないインターンの選び方
雑用ボランティア
実際の業務が経験できることに重きを置いているようで、実際は企業が指示したことをただこなしていくだけのようなインターンがそれです。
学生自体が考え主体的に動くような機会が与えられないので、得られるものも少ないです。
参加した企業で使えるノウハウや業務を学んだとしても、それが他で通用するとは限りません。
こちらも、よほどその企業に関心がない場合はあまり意味がないと言えます。
ゴールや目的が明確ではないもの
インターンの内容がGDであったり、立案ものであるにも関わらず、実際その内容などのような意図があったのか、ゴールがあるのか曖昧なインターンもあります。
学生に得てほしいものや考えてほしいこと、課題への落とし込みなどがなく、1つ1つのコンテンツが浅いものになってしまっているパターンです。
正直参加前の段階で見極めるのは難しいですが、現在はインターンの比較サイトやオススメインターンを紹介しているサイト等もあるので参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「インターン、行く意味あるの?」誰もが一度は思う疑問ですよね。
インターンと言っても内容や重きにおいているものなど様々で、意味があるものないものも存在するのは事実です。
ですが、インターンを意味のあるものに出来るかどうかは、取り組み次第です。
だた勧められて、サイトで見て…というようななあなあな気持ちで参加すれば得られるものも得られません。
どんなインターンであっても、自分の得たいものや学びたいこと、目標やゴールを持って参加することが一番大切です。
意味があるものにできるかどうが が重要ですよ!