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2018年10月17日

「この業界を志望した理由は?」面接で魅力的に伝えるには?

「この業界を志望した理由は?」面接で魅力的に伝えるには?

もうすぐ就活シーズン。

近年、就活市場は就活生に有利な売り手市場であると言われており、

企業は早い時期から優秀な学生を囲い始めるため、就活生もそれに合わせ準備が必要になります。

就活といえば、やはり面接ですよね。

面接では「業界志望理由」「業界志望動機」を聞かれることが多々あります。

「会社の志望動機は用意していたけど、業界の志望理由を用意していなかった!」

「業界を志望した理由について考えていなかったので、答えられなかった!」

という学生は非常に多いです。

そこで今回は、そんな質問をされた時に、

どのように答えたら面接官に魅力的に自分をアピールすることができるのかをご紹介します。

 

なぜ面接官は業界の志望理由を質問してくるのか?

そもそも、どうして企業は業界の志望理由を質問してくるのでしょうか?

戦いに勝つにはまず相手を知ることです。

その質問をする企業側の意図を理解することができれば、欲しい答えが見えてくるはずなので、

その欲しい答えを言えばいいだけの話なのです。

 

結論から言うと、

企業が業界の志望理由を質問してくる理由としては、業界の仕事への本気度が知りたいということが、

一番の理由としてあげられると思います。

この質問はそもそも「業界の仕事そのものへの熱意」を確認したいという意図からくる質問であるため、

学生がよく志望動機で語る、

「社風に惹かれて〜」

「御社のOBの方に惹かれ〜」

「御社の〇〇という商品が好きで〜」

などの、会社へなぜ憧れているのかレベルの話が非常に多く、

「本当にこの業界で仕事がしたいのか」という大事なところが伝わりません。

そのため、「なぜこの業界なのか?」を聞けば、学生がその業界の仕事に本当に興味があるのか否か

について学生の本心を引き出すことができます。

 

以上のような理由から、企業は学生に「業界を志望した理由」について訊ねているのです。

つまり、就活生の立場であれば、業界の仕事への熱意や本気度を面接官に伝えることができれば

いいのですが、多くの就活生は「でも、どうやって伝えたらいいの?」と思うはずです。

そのため、そういった気持ちを伝えるためのポイントをいくつか以下にご紹介します。

 

業界への本気度を伝えるための4つのポイント

その業界でしかできないことを志望動機に盛り込む

まず、1つ目に、

その業界でしかできないことを志望動機に盛り込むことです。

その業界でしかできないことを盛り込めていない人は、簡単にいうと企業研究が足りていないことが

原因としてあげられるかと思います。

その業界でしかできないことが分からないのは、具体的に言うと他の様々な業界を調べてみて

この業界はこういったことができて、こういった業務内容で…と、調べることができていないか、

できていたとしても、その企業数が少ない可能性があります。

よく就活セミナーなどで、「幅広く業界を見なさい」という話をされるかと思いますが、

幅広く見ている人は、他の業界と比較してどこがどう違うのか、比較することができているため、

業界ごとの強みが見えています。そのため、「業界を志望した理由」を聞かれた際、

どういったところに自分が魅力を感じたのかはっきりしているので述べやすいのです。

一方で、狭い業界しか見ていない人は、こういった業界間の比較ができていないので、

なかなか業界の魅力などを述べることができません。

 

その業界でしかできないことを志望動機に盛り込むためには、

まず、色々な業界を研究して、その業界でしかできないことを理解することが重要なのです。

 

自分の得意分野はその業界でどう活かせるのか考える


次に意識するポイントとしては、

自分自身の得意分野を、その業界でどう活かすことができるのか

ということをしっかり伝えることです。

面接の際に、自分自身の長所や強みについて、誰しも聞かれることがあるかと思います。

多くの就活生はこの強みについて、しっかりと用意してきてはいると思うのですが、

「業界で、どのようにその強みを活かせるのか」

について考えてはいる方は、なかなか少ないかと思います。

 

例えば、学生時代に英語の勉強をものすごく頑張って、力をつけたことを自分の強みとしている人が

製造業界の面接を受けたときに、「業界において、どう活かせるか」質問されたときに、どういった風に

答えることができるでしょうか?

おそらく、この企業が海外事業も展開していれば、英語を使って海外への展開を手助けできることなど

をあげるかと思うのですが、特に海外事業に取り組んでいない企業だった場合には、この業界でなくても

できることをアピールされても、正直企業側としてはあまりこの人を採用しようとは思わないはずです。

 

逆に、例えば学生時代に創業数年目のベンチャー企業でインターンをし、

資金調達を間近で見たことから、大学でも企業の資金繰りなどの研究に励んでいたという人が、

投資銀行やベンチャーキャピタルで面接を受けたときに、「業界において得意分野をどう活かせるか」

と聞かれたら、自分が頑張ってきたことをそのまま述べれば、業界との親和性も高く、企業としても

ぜひこの人を採用したい!と思うはずです。

 

得意分野のアピールをするのであれば、なぜその分野が得意なのか、またその自分の得意な分野を

どうやってその業界で活かしていくことができるのかを考えて、自分がどうしてもこの業界で

働きたいという気持ちを、面接官にアピールしましょう。

 

同業他社ではなく、その会社でしかできないことは何か考える

次に重要なポイントであるのが、

この同業他社ではなくその会社でしかできないことは何かを明確にしておくことです。

これは、どんな質問をされてもそうですが、必ずなぜその業界の中でもその会社を選んだのか

について理由を述べることが重要です。

特に業界を志望した理由を聞かれたときに、会社を選んだ理由についても触れておくと、

他の人が業界を志望した理由しか答えていなかった場合と比べて、回答がより差別化されているため

面接官から見ても、非常に魅力的に聞こえます。

 

将来その業界で何がしたいのかについてアピールする

最後の重要なポイントとして、

企業側としては、自社にとって有益かつ将来性がある人材を欲しているため、

その人がこの業界で働いて、何をしていきたいのかについて知りたいという心理が働きます。

また、将来この業界で何がしたいのかについてアピールしていくことによって、

「この人はこの会社で働きたいという明確なビジョンがある」

「将来のビジョンがあるということは長く働く意思を持っている」

と感じることができるので、面接官にはとてもいい印象を与えます。

「ただなんとなくこの部署に行って働きたい」とか、「部下をマネジメントしたい」とかだけだと、

面接官もイメージを掴みづらいので、なるべく細かく自分の希望を述べるようにしましょう。

まとめ

今回は、業界を志望した理由について聞かれたときの魅力的な回答についてご紹介しました。

どんな業界に行くにしても、企業側としては、なぜその業界を選んだのかについて知りたいものです。

しかし、どうしてこの業界にしたのか、またどうして他の業界ではダメなのかについて、

自分自身と向き合ってしっかりと考えておかないと、この答えは出すことができません。

「この業界を志望した理由は?」と聞かれたときに、しっかりと答えられるようにするためにも、

企業研究や自己分析を欠かさず行い、自分の意思をしっかりと持って就活に臨んでいくことが

非常に大切です。