そのエントリーシート大丈夫!?リーダーシップ系PRは落ちやすい!?
もうすぐ今年も終わりますね… 企業によってはすでに選考が始まっているところもあります。
今回は選考では欠かせない面接やエントリーシートでもよく聞かれる『自己PR』についてです。
なかでも、リーダーシップ系の自己PRは、魅力的であり、優秀な学生であることをアピールすることができます。
しかし、このリーダーシップ系自己PRでは、あなたの魅力を採用担当の方に伝えることは…
残念ながら期待はできません…
ですが、サークルやアルバイトのリーダー部活の部長など、多くのメンバーを引っ張ってきた経験をしてきた方なら『リーダーシップ』についてはぜひとも書きたいですよね!
この記事では、あなたの『リーダーシップ系エントリーシート』を他の学生より、
魅力的にする自己PRの方法を紹介します!!
「私の長所はリーダーシップです。」という時点で事故PR
冒頭でも書きましたが、あなたのリーダーシップアピールは採用担当の方には響いてないです。
という反応になるでしょう。期待を持って見ることは、まずありえないと考えていいでしょう。
その大きな理由は他の学生とネタ被りが原因です。
あなたが人事だとして採用側になって考えて見ましょう。
採用担当の方はたくさんの就活生と話します。たとえ、人やシチュエーションが違ったとしても、似たような話を他の学生からも聞いているため、覚えにくくあなたのエピソードが他の学生と混ざるということになります。
就活生にとって、この会社の初めての面接ですが…採用側は何回もやってます。
アピールの仕方を間違えると、採用側には多くの就活生の中の1人という認識になります。
『リーダーシップ』という言葉を使った以上こうなることは間違いないです。
しかし、その解決法はシンプルで採用担当の方から
と思わせればいいのです。
【要確認】リーダーシップの意味しっかり理解してる?
まず、あなたが思う『リーダーシップ』という言葉自体の認識は間違っていたりしてませんか?
「チームの先頭に立って引っ張っていく力のこと」
ではありませんよ!
勘違いしている方は多いのではないでしょうか?
リーダーシップとは…
「組織の中で目標を作り、チームを作り、そして良い成果を出すこと」です。
そもそもの意味を履き違えて自己PRをしていた人これを気に理解をあらためましょう。
つまり、リーダーシップという言葉だけで、
目標設定 チーム力の向上 結果へのこだわり
3つの役割があります。
なので、あなたがどんな能力に優れているのか分かりにくくなっていた。ということもリーダーシップ自己PRが伝わりにくいひとつの原因ですね。
アピールする場合の注意点
採用担当の方に「こいつはリーダーシップのあるやつ」と思わせるには、意外にも簡単なんです。
それはあなたのリーダーシップを発揮できた経験を書くのが良いでしょう。
『どんな場面で、あなたは何をして工夫をして、どのような結果を残せたのか』
これらを具体的に書くことで相手に伝わります。
しかし、これは基本であって、やはり他の学生と被ります。
あなたにしかないものというのが伝わりにくいのです。
リーダーシップの具体的な能力や資質をあなたのエピソードで伝えるようにしましょう。
例を出すとしましょう。
私は難しい目標でも、達成できる方法を考え抜き、仲間と一緒に達成することができます。
私の働いていた飲食店のアルバイト先にはお客様満足度が低く、クレームを受けることがありました。
その原因はなんなのか営業中のスタッフの行動を見ていると、お客様への挨拶や気遣いに対しての意識が薄かったことに気づきました。
それを改善するために、自分から声かけをしたり、マニュアルを作成したりなどをして取り組み、
そして―・・・。
といった感じで、リーダーシップという言葉を使わずにリーダーシップの定義の表現をしました。
「ほー。この人はリーダーシップがある人なんだな。」と思わせることを意識してみましょう。
おわりに
企業においてリーダーを求めているのは多いです。
しかし、リーダーシップという言葉を使うと言葉の意味が漠然としているため伝わりづらいということを書きました。
自分のリーダーとしての経験、どんな動きをしたのかなどを差別化したとしても、
文字数制限があるエントリーシートでは相性が悪いです。
他の学生も書くことも多いテーマではあるので、リーダーシップ系自己PRは激戦区といえるでしょう。
しかし、あなたの能力や資質は他の学生とかぶることは滅多にありません。どうやって取り組み解決に導いたのかを具体的に書いて見ると良いでしょう!
以上になりますが、リーダーシップ系自己PRをしようと思っていた方。
本番の面接前に見直して、あなたの良さを最大限発揮できる自己PRをして就活を有利に進めていきましょう!!