【テンプレート有】エントリーシートとは?基本文と質問例
エントリーシートは、就活において必須といっても過言ではない重要な書類です。
エントリーシートの完成度を上げることは、書類審査を通過するためだけでなく面接を通過するためにも、必要な作業です。
ここでは、エントリーシートの基本、質問例、基本テンプレートをご紹介していきます。
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エントリーシート(ES)とは?
エントリーシートは、ESとも呼ばれ、企業にエントリーする際に求められる書類です。
エントリーとは、採用選考に応募することです。
書式をプリントアウトして郵送、またはインターネット上で書類のデータをアップロードする方法で、エントリーシートを提出します。
多くの企業では、最初にエントリーシートをもとに書類選考を行います。
そのため、エントリーシートは、書類選考を突破する上で非常に重要な役目を果たすと言えます。
エントリーシートではどんなことを聞かれるのか
エントリーシートではどのようなことを聞かれるのでしょうか?
よくある4つの質問について、ご紹介します。
①長所や特技、能力(コンピテンシー)の質問
1つ目は、長所や特技、能力(コンピテンシー)を問う質問です。
シンプルに、「あなたの長所や特技、能力は何ですか?」と聞かれることが多くなっています。
企業によっては、求める能力に絞って質問をするところもあります。
例えば、
「学生時代、周りを巻き込んで成し遂げた事柄は何ですか?」
「今までで経験した、最も大きな失敗とそれを克服した方法について書いてください。」
などの質問が挙げられます。
②熱意や志望動機の質問
2つ目は、熱意や志望動機を問う質問です。
シンプルに、「当社への志望動機を書いてください。」と聞かれることが多くなっています。
他には、職種や業界の志望動機や、なぜ同業他社ではないのかなど、踏み込んだ質問をされることもあります。
③知識・地頭を問う質問
3つ目は、知識や字頭を問う質問です。
「最近気になったニュースはなんですか?」などの質問が挙げられます。
ほかには、応募する企業が属する業界に関する質問がされることもあります。
例えば、「最近気になった商品を挙げてください。」などの質問が挙げられます。
④柔軟性やアイディア力を問う質問
4つ目は、柔軟性やアイディア力を問う質問です。
例えば、
「無人島に1つだけ持っていけるとすれば、何を持参しますか?」
「新しい商品のアイディアを教えてください。」
などが挙げられます。
柔軟な考え方を望むベンチャー企業や、アイディア力が必要な開発職などの採用において、主に利用される質問です。
なかには、白紙のA4サイズのエントリーシートに、「自己PRをしてください。」と指定するエントリーシートもあります。
この場合、図表や絵柄などを使用し、わかりやすく人の目を惹くような回答を用意する必要があります。
エントリーシートの書き方
ここからは、実際にエントリーシートの作成方法について、注意点と基本テンプレートをご紹介します。
エントリーシートは面接に影響する書類
エントリーシートは、書類選考のみならずその後の面接にも使われる資料です。
多くの企業では、面接官が事前に選考をする学生のデータを参考にするからです。
例えば、面接の中で、エントリーシートの回答内容について突っ込んで質問を受ける場合もあります。
その際、エントリーシートに何を記入したか覚えていることが重要です。
エントリーシート提出から面接開始までは2,3か月空くことが多く、また、エントリーシートの控えを取っていないこともあり、回答内容を忘れてしまう学生も少なくありません。
これらのことから、エントリーシートの作成には注意が必要です。
可能な限り早い時期から、自己分析と企業研究を終え、ぶれない軸を作ることが重要です。
エントリーシートの基本テンプレート
自己分析と企業研究を終え、ぶれない軸ができれば、エントリーシートに記入する回答内容も自ずと決まってきます。
初めての場合は、テンプレートを参考に文章を組み立てると良いでしょう。
以下に、基本テンプレートとポイントをご紹介します。
①結論
最初は、質問に対する答えを完結に示すことから始めます。
長所を問う質問であれば、「私の長所は、〇〇です。」と書きます。
志望動機を問う質問には、「私が貴社を志望する理由は、〇〇です。」と書きます。
②経験
次に、結論の根拠を説明すべく、自分の経験を述べます。
例えば、
「私は、○○の団体のリーダーとして、組織の運営をしています。」
「私は、大学2年生に半年間のアメリカ留学を経験しました。」
などが挙げられます。
ここで、
「学園祭で売り上げ10万円をあげた」
「全国大会で優勝した」
「資格試験に合格した」
などの結論も述べておくと、より分かりやすい文章になります。
しかし、経験の説明が長くなりすぎると印象が良くないため可能な限り簡潔な表現におさめるようにしてください。
③目標と課題
続けて、紹介したい経験において掲げた目標や、直面した困難などを説明します。
例えば、
「1年前に準決勝で敗退したことが悔しかったため、次回の大会では必ず優勝をしようと目標を立てました。」
「アルバイト先の売上が低迷していたため、月10万円の売り上げアップを目標にしました。」
などが挙げられます。
④結果
続いて、設定した目標や直面した困難に対して、どのように立ち向かい、結果、どのような成果が得られたのかを説明しましょう。
例えば、
「毎日10時間以上の勉強を半年間続けた結果、TOEICスコア800点の取得を達成しました。」
などが挙げられます。
⑤分析
次に、この経験が自分に与えた影響を、まとめとして述べます。
例えば、
「毎日決まった努力を積み重ねる難しさと重要さを知りました。」
「自分1人の力ではなく、いかに周りの力を借りることができるかが重要であると理解しました。」
などが挙げられます。
⑥結論
最後にもう一度、冒頭で述べた結論を繰り返し示しましょう。
こうすることで、結論から根拠、再び結論と文章全体の構成がまとまり、読みやすく分かりやすいエントリーシートになります。
ポイントは、簡潔な文章を心がけることと、見た目にも気を配ることの2点です。
エントリーシート作成に困ったらAIツールを活用しよう!
エントリーシート作成は、自分の力だけで行おうとすると、さまざまな悩みが出てしまい、なかなか進まないこともあります。
しっかりと、自分の意思を持っていたとしても、言葉にするのは難しいこともあるでしょう。
そんな時は、AIツールを使って、自分の思いを正しい日本語や文法で書き出してもらうのがおすすめです。
弊社の提供するAI就活サポたくんは、ChatGPTを活用したものとなり、エントリーシートの作成や添削、就活のお悩み相談などに対応しています。
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何度でも無料でご利用いただけるので、自分が納得できるような文章になるまで使えるのが特徴です。
ただし、作成された文章はそのまま使うのではなく、参考として使うようにし、自分の言葉に書き換えが必要です。
自分の言葉で書き直したエントリーシートは、AI就活サポたくんの添削機能でチェックできるため、合わせて活用して見てくださいね。
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まとめ
ここまで、エントリーシートの基本、質問例、テンプレートをご紹介してきました。
エントリーシートは、選考の第一歩であると同時に、最終面接まで見られる重要な書類の1つです。
ぜひ、この記事を参考に、完成度の高いエントリーシート作成を目指してください。