本当にあった面白いグループワークのテーマ8選!
グループワークといえば、どんなテーマを思い浮かべますか?
実は、独自で作成した面白いグループワークを企業は実施しています。
ここでは、企業で実際に行われた、グループワークのユニークなテーマをご紹介します。
さらに、グループワークの目的や、攻略ポイントなどについてもあわせて触れていきます。
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話し合って発表「課題解決型」のワーク
このタイプのグループワークは、グループディスカッションに近いものです。
数分間のプレゼンを伴う課題もあり、時間配分、役割分担なども必要になるグループワークです。
【テーマ1】グループ内で採用するなら、誰を選びますか
「こんなワークテーマが出たら困るな」そう思う学生の方が多いかもしれません。
初対面という人が多い中で、「なぜ、その人材を選ぶのか」と理由付けしていかなければならないのが、この課題の山場でしょう。
しかも、グループ内で生き残りを決めるわけなので、判断基準においては「グループ内の合意」が必要です。
また、選考という意味では冷静に対処することも求められます。
相手を否定したり、過度にヒートアップしたりすると、その態度が不利に働く可能性もあります。
【テーマ2】鉛筆を3万円で売ってください
通常100円前後で売られている鉛筆を、3万円で売るというテーマに答えていきます。
3万円で売れる鉛筆とは、どんな鉛筆なのかを考えます。
具体的には、3万円という価格でも買いたくなる魅力を付加したり、とんちを利かせて「抱き合わせで売る」などの方策を取ったり、さまざまな方法が思案できます。
実際のビジネスにも置き換えられるこのテーマは、「ビジネス型」のグループワークとして、出題されることが多いです。
実現可能かなど、現実的な面も重視されます。
また、鉛筆を3万円で売るというありえないシチュエーションから、独創性も求められています。
3万円の鉛筆というテーマに対して、どんな提案をしてくるのか、学生に求める期待値の高さが伺えます。
【テーマ3】のび太がジャイアンにいじめられないための秘策とは?
アニメや漫画のキャラクターが、グループワークに用いられることはしばしばあります。
いつもいじめられているのび太が、ジャイアンにいじめられないためにはどうしたらいいか、方策を考えます。
パッと思い浮かぶのは、ドラえもんの秘密道具を使う方法ですが、それはそれで「道徳心」に背くものです。
それでも道具に頼るのか、別の地道な方法を考えるのか、人柄も表れる課題です。
また、人と人とのトラブルは、どんな企業でも起こり得るものです。
このテーマからは、人間関係のトラブルをどう切り抜けるかといった、現実に即した一面も企業に見られています。
【テーマ4】落ちているゴミ、あなたはどうする?
とても漠然としたテーマですが、「ゴミは捨てます」という答えではなんだか腑に落ちない気がしますよね。
このテーマを解くためには、企業が何を求めているのかを考えなければいけません。
たとえば、まずは「ゴミ」とは何かを考える必要があります。
着なくなった洋服はゴミかもしれませんが、リサイクルショップへ持っていけば、それは立派な商品です。
洋服を解体して縫うことで、バッグなどの別のアイテムへ生まれ変わることもあります。
0やマイナスから何を生み出すか、クリエイティビティあふれるグループワークのテーマです。
【テーマ5】もし、無人島へ行くなら
グループワークでもよくあるのが、「無人島」シリーズです。
分類すると、選択型のグループワークに属します。
「無人島へ行くなら、誰と行く?」「無人島へ行くなら、なんのゲームを持っていく?」など、さまざまなテーマが展開されます。
この無人島のグループワークでは、自然と「優先順位」を考えなければいけません。
何を選び、何を捨てるかも、このテーマでは重要です。
そこで、判断や決断の基準、その人の人柄がどう表れるかを、人事担当者が見ているのです。
人の話に耳を傾け、意見を統合するなど、合意形成のもっていき方にも注目が集まります。
夢中になる「ゲーム性の高い」グループワーク
まるでレクリエーションのようなゲーム性のあるグループワークも、昨今では多く出題されます。
ゲーム性の高い課題が出されるのは、「楽しんでいる姿」をチェックするのが一つの目的とされています。
学生がどんな風に課題に取り組み、夢中になり、楽しむのか、それは働く姿と重なるものがあるのです。
遊びのようだと軽視せずに、真剣に取り組んでくださいね。
【テーマ6】NASA基準の答えがある「NASAゲーム」
NASAゲームは、優先順位を決める選択型のグループワークです。
NASAというだけあり、出てくるのは宇宙船です。
ところどころ壊れた宇宙船の中で残っている無傷のアイテムを、優先順に並べるというワークです。
アイテムは全部で15個あります。
この手のワークには、通常答えが無いのが一般的です。
しかし、NASAゲームには模範解答があります。
その模範解答と誤差が少ないチームが、勝利するというゲームです。
ちなみに、個人とグループで優先順位のリストを比べると、個人のリストほど誤差が多いといいます。
誤差が少ないグループほど、よく話し合ったという証拠なのかもしれません。
【テーマ7】本当に選考?「宝探しゲーム」
どのグループが一番早く宝を見つけることができるか、それを競うのがこのゲームです。
このゲームでは、宝の場所を示すヒントが事前に伝えられ、グループで推測しながら宝を探します。
まるでただの遊びのようですが、どれだけ夢中になって取り組むか、協力し合えるかが、このワークの目的です。
ポロッと出てしまう人間性を、人事担当者は見逃さずにチェックしています。
手を動かして前へ進む「作業型」のグループワーク
グループワークの中では、手を動かす作業型のグループワークがあります。
グループで協力して計算し、作業を行い、ゴールを目指します。
こちらも遊びのように思われるワークですが、人事担当者は学生がどのように作業を進めていくか、スキルが高いかどうかなど、学生の様子を見て評価しています。たとえば、作業型のグループワークでは、「やってみたら想像と違った」ということが少なくありません。
机上の空論では達成したいゴールに到達できないため、“仮説を立てて検証をし、やってみる”の繰り返しになります。
【テーマ8】とにかく高く!「紙とハサミでタワーを作る」ゲーム
紙とハサミでタワーを作って、それを高く積み上げるというゲームです。
紙もハサミも、子供の頃から親しんでいる道具ですが、このお題の解決策がパッと頭に浮かぶでしょうか。
作業型グループワークでは、誰でも取り組めるハードルの低さがあります。
一方で、その正解は誰も知らないことがほとんどです。
このような場合、一人がリーダーシップを取って、解決にあたったほうがいいと思うかもしれません。
しかし、この場面では、意見を出し合い、全員で解決策を選んでいきましょう。
なぜなら、グループ全員が対話をしながら、納得できる解答を導き出す様子を企業側が見たいと思っているからです。
正解のない中で一つの答えを導き出すことが、企業で働いていると度々求められます。
そのため、企業はこの求めに答えられるかどうか、グループワークで確認しています。
まとめ
面白いグループワークのテーマ例を8つご紹介してきましたが、攻略法は見つかりましたか?
このようなグループワークでは、「考える」と「楽しむ」ことの両方が必要です。
そのため、グループワークを行う際には、自分ならどうやって進めようかな?と考えてみてください。
グループワークでは、「企業が何を求めているか」を考えつつ、素直に楽しむことが重要です。
ただし、企業はあなたが夢中になる姿に興味を持っているので、ハメを外しすぎないように注意しましょう。
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