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2018年3月19日

面倒くさい自己分析。本当に意味があるのか。

面倒くさい自己分析。本当に意味があるのか。

自己分析って面倒くさくないですか?

下のようなことを沢山聞くと思います。

  • 「就活を始めるにはまず自己分析」
  • 「自己分析をして自分の強み、弱みを知ろう」
  • 「自分にあった社風の会社を見つけるために、まずは自己分析を」

耳にタコじゃないですか?

自己分析って本当に意味あるんでしょうか?

「必要ないなら、したくないな・・・」と思われる方もいると思います。

この記事では、「なぜ自己分析が必要なのか」、その意味、そして「就活にどう活かされるのか」を解説していきます。

 

就活ではなぜ自己分析が必要なのか

大半の学生は就職活動で初めて、本気の自己分析をすることになります。ただ、なぜ就活には自己分析が必要なのでしょうか。

その理由は、正しい進路方向の情報は全てあなた自身の中にあるからです。

そして、自己分析と企業研究を繰り返すことで、それまで全く見えなかった道が出現し、目的地へとまっすぐ歩くことができるようになります。

就職活動に決まったレールはありません。小中高大とは訳が違うのです。

あなたは受験をした高校や大学をどのように決めましたか?

  • 「偏差値が60だからこの大学が良い」
  • 「文系ならこの学部がいいな」
  • 「上京したいから東京の大学にしよう」
  • 「地元は離れたくないな」

などといった簡単な条件で、ある程度の数まで志望校を絞ることができたのではないでしょうか。

しかし、就活では偏差値といった便利な数値がありませんし、価値観や得意不得意は個人よって全く違います。

したがって、企業を選ぶ条件を知るためには自分自身について深く深く知る必要があるのです。

志望大学を決めるよりも、志望企業を選ぶことの方が難しく、そして重要です。選んだり、吟味したり、悩む上でのストレスが圧倒的に大きいでしょう。

小学校、中学校に関しては選ぶという概念すらなかった方がほとんどですから。

つまり、自己分析が面倒くさいというのは、企業を選びぬく苦悩から逃げていることになります。

 

自己分析無しの就活は効率が悪い

就職活動には時間制限があります。目安は内定式のある10月までには決めたいところでしょう。

ただし、ただ内定を得るだけでなく、満足のいく企業の内定が必要です。

大学と比べれば企業の数は圧倒的に多いです。国内でも約250万の法人企業が存在しており、新卒採用メインの有名媒体を一つ取り上げても約2万社ほどが掲載されています。この膨大な数から、あなたに合った企業を1つづつ探していくとなると膨大な時間がかかってしまいます。

したがって、自己分析を行い企業の条件をできるだけ具体的かつ厳しくすることで、説明会に行く企業の数をできるだけ減らし、その質を高めなければいけません。

自分の行きたい企業のイメージが具体的であればあるほど、参加すべき企業説明会の数も少なくなります。

また、一社に対する企業研究や対策に充分な時間を費やすことができるので、内定獲得率もあがるでしょう。

 

逃げの就活は安易な内定承諾を生む

「志望企業でなくても、とにかく内定を獲得して安心したい」という考えは間違っています。納得のいく企業でなければ内定は無いのと同じです。

安易な就職は入社後にミスマッチを起こし後悔することになるでしょう。

苦しいかもしれませんが、納得のいく企業から内定をもらえるまでは、就活をやめてはいけません。

初めての内定獲得は、どんな企業のものであっても大きな喜びと達成感を得られますので、「もう就活しなくてもいいかな?」といった気分になる人も多いです。

ただ、満足する企業でない場合は、その内定獲得を完了と捉えるのではなく、新たなモチベーションと捉えてください。

就活は中学受験よりも、高校受験よりも、大学受験よりもは大事です。就職活動時期とはあなたの人生でもっとも妥協してはならない時期なのです。

 

企業は基準をもって学生を選考している

企業は学生を選考する時、1次選考では不合格の人を探し(足切り)、2次、3次では採用したい学生順に合格、もしくは内定を出していきます。

実は、この考え方は学生視点でも全く同じことです。

  1. 絶対に入社したくない企業を外す
  2. 入社したいかもしれない企業に応募
  3. 入社したい企業から順に選考を進めていく

大半がこのような流れで企業の選択をすると思います。

①はまさに足切りですね。②は興味の段階です。③以降は、入社する可能性、企業側でいえば採用する可能性アリといったところでしょうか。

しかし、自己分析ができていないと、企業を選ぶ基準が無いので、「①絶対に入社したくない企業」、「②入社したいかもしれない企業」をなんとなくで選ばなければいけません

こういった安易な企業選択はミスマッチを生むだけでなく、その時間を大きく無駄にしてしまいます。前述しましたが、企業の数は膨大です。合格難易度は一回無視して、自分のいきたい企業、理想の企業の条件を細かく整理し、あなたの企業選びの基準を明確化してください。

 

 

 

あなたはあなた自身を紹介する営業マンである

自己分析は企業を探すときだけではなく、志望動機や自己PRにもそのまま使えます。

なぜなら、あなたの強みを元に選び抜いた企業なので、その企業はあなたの能力を欲しがっている可能性が高いからです。

例え、スキルやポテンシャルに自信が無かったとしても、あなたが持つ「入社したい気持ち」そのものが説得力のある志望動機になります。

 

他己分析が面接での評価そのもの

自己分析に慣れたら他己分析を行うのも良いでしょう。他己分析とは、他人が思っているあなたの印象や評価を分析することです。

想像以上に、あなたが思っている自分と、他人が思っている自分は評価は違います。

面接においての評価は、面接官(他人)が行うので、当然、他己分析のほうが重要です。他人の評価よりも自分の評価のほうが高ければ、自分を過大評価していることになります。

一般的なものだと「長所、短所」「性格」「印象」「エピソード」「尊敬できるポイント」などについて周りの人に聞いてみましょう。自分の知らない長所や短所などを知ることができるかもしれませんよ。

また、第一印象を調べる(もしくは訓練する)場合、面識がない人同士で行うほうが効果的です。学校内で面識のない人と話すのは難しいと思うので、就活で出会った学生同士でやってみてください。

 

まとめ

結論を言うと、本気で自己分析をすれば就活はかなり楽になります。

  • マッチング企業を正しく選べる
  • 合格しやすくなる

自己分析を一切しないで企業をとにかく沢山回るより、非常に効率が良いです。(就活初期の頃はとにかく行くのもありですが)

「こんな人生にしたい」といった目標、夢がない人は特に自己分析すべきです。

小中高、大学時代から自分の将来を考える癖がある人は、「自分が好きなこと、嫌いなこと」、「自分がしたい仕事、したくない仕事」を自然に理解しています。

こういった方は今から丁寧に自己分析しなくても「行きたい会社の条件」、「なぜ行きたいのか」、「そこで何をしたいのか」などをある程度理解しており、熱弁することもできてしまいます。

しかし、明確な夢や目標をもたずに、なんとなく大学に入学し、なんとなく就活をしている方も少なくありません。もしくは大学入学という目標を最後に、何かに挑戦することを忘れている方もいるでしょう。こういった方は自分を見直す機会だと思って、細かい自己分析を必ずしてみてください。