「御社が第一志望です」って言わなければダメ?
こんにちは!
今回は就活の決まり文句について、お話します。
人事部として働き出して早2ヶ月。学生との面談も数を重ねることおよそ100人を超えてきました。
たくさんの学生と面談をしているとよく聞く言葉があります。
それは…
『御社が第一志望です!』
という言葉。
この記事では、この言葉について私の考えを書いていきたいと思います。
詳しくは👉面接では第一志望だと伝える必要があるのか!?志望順位を聞かれる理由と対策についてをご覧ください。
面接官は簡単には信じない
僕はこの言葉を簡単に信じません。
実際に言われた時は、
「弊社を第一志望にしている理由を教えてください」を始めに、細かい部分まで踏み込んで質問攻めにしていきます。
性格が悪いと思われるかもしれないですけど、安易に第一志望という言葉を使いすぎる就活生は本当に多いので、仕方が無いのです。
中には、
「いや、実は○○の会社に行きたいと思っています」
と、ぶっちゃける学生も(笑)
正直、ここまでぶっちゃけてくれる学生のほうが印象や評価は高いです。
実は、他に行きたい企業があることは全く問題がありません。
他に行きたい企業があるのは当たり前。問題は嘘をついているということ。
多くの就活マニュアルには「御社が第一志望です、と嘘でも言うべき」と書かれていますが、私の考えは真逆です。
第二希望なのであれば、第二希望と言うべきですし、興味が少しあるレベルであれば、その様に伝えるべきです。
他に行きたい企業があるのは当たり前ですし、それは人事も当然理解していますし、嘘を見破る能力にも長けています。
「第一志望は○○であり、御社は第二希望です。」
と伝えたところで、怒り出すような企業はほとんどありませんし、もし憤慨させてしまったなら、そんな企業には行かなくて良いと思います。
ともかく、変に嘘をつくくらいなら、正直に話すことをオススメします。
嘘の自分が入社することは恐ろしい
僕自身は就活生の時 、「今の企業に第一志望です」と言ったことは一度もありません。むしろ違う企業の話を何度も面接官にしていました。
あまり他社の話をしすぎるのもどうかとは思いますが…(笑)
面接官側からすると、1つ嘘をつかれると何もかもが綺麗事(嘘)に聞こえてきます。1つ嘘をつかれると後の話が全く入ってきません。
また、「選考に落ちること」以上に、
「嘘の自分で内定をもらい、その会社で働き続けること」
の方が100倍恐ろしいことだと僕は思います。
素直な、本当の自分を受け入れてくれる会社があなたに合っている会社です!
いま一度、選考に参加している企業との信用関係について振り返ってみましょう。入社してから後悔では遅いですよ!!