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2018年5月19日

内定辞退を人事はどう思うのか。内定の出し方で分かる企業の特徴3選!

内定辞退を人事はどう思うのか。内定の出し方で分かる企業の特徴3選!

内定辞退メール…

それは採用担当者にとって身の毛がよだつ出来事です。

焦ります。かなり焦ります。

特に夏以降の内定辞退メールなんか来た日には隠れたくなります。

「少し相談があるのでお電話よろしいですか?」なんてメールが来たら削除したくなります(笑)

メール来たらまだまし。

 

「サイレント内定辞退」

 

どこに消えた?

 

こんにちは。消える就活生をいつも探している安東です。

今回の記事では、わたくし安東が、夏の風物詩「内定辞退」について企業(採用担当)目線で語ります。

 

内定と内定辞退のルール

くどいかもしれませんが、内定・内定辞退について簡単に説明します。

 

内定が出たら、次は選ぶ番

内定獲得=「その企業に入社できる権利」です。

内定をもらった瞬間は嬉しいかもしれませんが、まだ就活は終わらない…。

その権利を使って「内定を承諾する」、もしくは「内定を辞退する」のどちらかを選択しなければなりません。

複数企業から内定を得られれば、あなたが企業を選ぶ立場となります。

優越感に浸りましょう笑

 

内定は気軽に辞退できる

せっかく獲得した内定ですが、実際に入社するかはあなた次第。その企業が気に入らなかったり、他にもっと魅力的な企業がある場合は、その入社する権利を捨てることができます。

「辞退するのは企業に申し訳ない…」

と思うのは自由ですが、絶対に合わないと思ったら軽ーく辞退しちゃってください。入社してから困るのはあなた自身ですからね。

あなたの将来を犠牲にしてまで、企業に気を使う必要はありませんよ。

複数の企業から内定が出た場合は結局どれかは辞退しなければいけません。

入社できる企業はたった一つですなのですから。

 

不平等な内定のルール

「内定」に関しては実は学生側にとってかなり有利なルールが敷かれています。

 

  1. 「内定承諾書」という書面を企業側が用意し、学生に提出
  2. 学生が内定承諾書に署名し企業に提出
  3. 書類を受理し、正式な「内定通知書」を学生に渡す

一般的には上記の流れで、学生の入社意思企業の採用意思が固まります。

 

しかし、ここで一つポイントが。

企業の内定通知書には「内定は約束します」という法的な効力が発生するのに対して、学生側が書いた「内定承諾書」には法的な拘束力はありません。

つまり、企業は「内定取り消しできない」が、学生は「内定辞退ができる」という素晴らしい不平等なルールになっているんです。

企業は、10月の内定式に参加している学生を見て「ああ、この学生は本当に当社に入社してくれるんだな」とようやく確信する感じですね。

内定承諾書なんて全く意味がない…。一応気持ち紳士協定的に書いてもらい、互いに「辞退しないでね」という取り決めをしてるにすぎません。

「紳士じゃない俺には知ったこっちゃない!」と思う学生様が一定数いるのも事実で、内定承諾後に平気で辞退することも。

手のひらクルッとされます。

企業側としてはホントに泣きたくなりますね。

でも、これ学生にだけ否があるとは思えないのも事実で、むしろ企業の内定の出し方に問題があることがほとんど

 

内定の出し方から見る企業の3パターン

内定の出し方で、採用の傾向だけでなく、企業文化も見えてきます。

あなたが選考に進んでいる企業はどのタイプかな…と想像しながら読み進めてみてください。

 

内定辞退は想定内!辞退を見越して大量に内定を出すタイプ

  • 「気が済むまでいろんな企業受けてきてください」
  • 「お返事はいつでも良いので内定式までに返事くださいね〜」
  • 「郵送で内定通知送っておきます」

手当たり次第内定を出し、出したあとは大らかに静観するタイプ。

こういう企業はめちゃめちゃ大量の内定を出しています。

内定辞退を50%以上見込んでとにかく数打つタイプで、採用数の2倍、3倍の内定を出します。

  • 「君が好きだ(だれでもいいけど)」
  • 「あなたも好きだ(だれでもいいけど)」

ある程度まともな学生なら、みーんなだーい好き。

同時に声かけて引っかかれば儲けものという感じでしょうか。
ナンパか何かと勘違いしてるんでしょう(笑)

当然、学生側にはそんな想いは見透かされるので、当然のように内定辞退しちゃいます。

企業側もノーダメージ!!想定内!!って感じですからね。

騙し合い&化かし合い。

そんな会社には入らない方がきっとお互いのためです。

ちなみに、離職率も正比例します。あたりまえですよね。

だって誰でもいいんだから。

 

「他の企業は辞退するよね?」オワハラタイプ

  • 「内定出すけど、他は辞退できますか?」
  • 「いまここで辞退の電話できますか?」
  • 「内定出したら就活を終えますか?」

未だにあるんですよ。昭和みたいなオワハラ企業。

恋人に「異性の連絡先は消してよ!」と強引にライバルを蹴散らすタイプです。
このSNS時代にこんなことやって誰が得するんでしょうか?笑

その必死さが学生にも伝わります。

きっと内定を承諾させないと、その担当者が上司に怒られちゃうんですよ。学生側も自己防衛働きますよね。

 

「ここは何かヤバい臭いがする……」

 

しかし学生も一枚上手です。

  • 「御社が第一志望です(テヘペロ)」
  • 「他は辞退します(最終的に良いと思ったらね!)」

 

人事担当「そうか〜君を信じるよ!はい内定!!

 

いやいや簡単に信じすぎ!単純すぎる(笑)

もちろん、こんな極端なオワハラは減ってきています。でも、これに近い企業がまだまだ多いのも事実です。

特に大手企業や人気企業の採用担当者がこれやってきますね。人気だから強気なんでしょう。

そのような場面に出会ったら迷わず

  • 「他は辞退します!」
  • 「就活やめます!」

って目を見て元気よく言っておく事をオススメします(笑)

その後、辞退するかどうかはあなた次第です。だって、法的に守られているのですから(笑)

 

本気で入社して欲しい。結婚してくれませんか?タイプ

  • 「内定を出したい意思がある」
  • 「どこの企業と迷ってる?」
  • 「就活を終えるタイミングはどう考えてる?」

しっかりと想いを聞いて、、対話をもとに内定期限を決めてくれる企業。

先程の「連絡先消してよ」タイプに少し近いですが、話し合いをして、学生の「想い」を聞こうとしてくれます。

企業側も都合があるので期限は決められますが、しっかりと学生の意見を踏まえて一緒に決めようとしてくれます。

内定者が集まるイベントにも呼んでくれて、社員と会わせてくれる機会を沢山与えてくれます。

学生側の心情を「強引」ではなく、「惹かれる」ように対応し、時間をかけて納得感を醸成させていきます。

 

タイミングを見て正式な内定の話を持ちかけ、「お互い納得感」を構築した上で内定を出すので、内定辞退者がかなり少ないのが特徴。

相手に「好き」と思わせることが上手です。モテる秘訣と同じですね。

入社するなら、こういった会社が良いと思いますよ。

 

内定辞退に関するよくある疑問

内定者から実際に聞いた質問から抜粋してお答えします。

 

内定辞退をメールで伝えても大丈夫?

大丈夫です。問題ありません。

あまり印象に残っていない企業はメールで十分です。

伝えないより100倍マシ

 

内定辞退は電話で伝えるべき?

企業的には、電話による辞退連絡が一番有難いです。スピードも速いし、その場で辞退の理由も聞けてしまう。

その理由が事実と異なることも稀にありますから、しっかり理由を確認したいです。

誤解や勘違いで内定辞退はしてほしくないですから…。

 

また、内定まで進むってことは複数回お会いしているはずなので、多少は情が沸いているはず。

それだと、メールは少し淡泊すぎるなあ…。最後に電話でいいので少し話したいなあ…。

それが私の想いです。

 

メールか電話か迷った場合

内定を承諾するか少しでも悩んだのであれば、時間を費やしてくれたことへの感謝の念も込めて電話で伝えよう!

 

書面で辞退報告するのってあり?

NGです。

遅い、遅すぎる…。

あなたが内定を承諾するか辞退するかで、他の学生の選考にも影響するので、とにかく早い返事が欲しいのです。

悩んでいて返事が遅くなるのは理解できますが、わざわざ手間も時間もかかる郵便に何のメリットもありません。それならメールで「辞退です。」だけ送るほうがマシ。

 

内定承諾後の辞退は可能?

法的には可能です。

やむを得ない理由がある場合は、しょうがない。

でも、できるだけやめてほしい。
というかマジでやめてほしい。

 

内定承諾期限が過ぎたら、内定は無くなるの?

形式上無くなりますが、企業のサジ加減です。

無くなったとしても、一度あなたを欲しいと思った気持ちは変わっていないはずなので、再度お願いをすれば内定をくれるかも。

無理行って再度内定をもらった場合は、できるだけ承諾してあげてね。

 

内定辞退の期間ってどれくらいなの?

企業や時期によりますが、一般的には2週間から1ヵ月。

期限内に回答ができない時は、素直に企業に事情を説明しましょう。ちゃんとした会社なら、期限を引き延ばしたりと柔軟な対応をしてくれます。

 

ちなみに、採用予定人数の幅が狭ければ狭いほど、時間的余裕が無くなります。

10人から20人を採用したい会社は、10人以上確保できれば、後は気が楽なものです。

それに比べて3人から5人を採用したい会社は、5人に内定を出したら動けなくなります。仮に、6人に内定を出して、全員承諾した時に非常に困るからです。かといってその5人が承諾するとは限らない‥‥。

ザ・板挟みです。

「6人目の内定を出したい!」

企業がそう思った時、早めの承諾期限を設定することが想像できますよね。

 

 

内定承諾後に連絡を無視すると(サイレント)どうなる?

永遠に連絡がきます。

企業はあなたを「採用しなければならない」ので、当然ですよね。

たとえ、返事がこないからといって、あなたの意志なく採用を取り消すことはできません。

連絡できる手段全てを使って、あなたにコンタクトをとります。実家への連絡も当然考えられます。

最悪、事故にあった可能性すらも考えますから

 

内定承諾後に辞退をする場合は、確実に連絡してください
そもそも承諾後に辞退はしないでほしいけど笑

 

まとめ

内定辞退は学生側が主導権を握っています。

だからこそ企業側もあの手この手を使ってきます。

しかし、人の心はそんなに単純ではありません。

 

  • 放ったらかしにされてもイヤ
  • 強引すぎるのもイヤ

これはテクニックじゃないのかも知れませんね。

恋愛に近い感覚ですかね。本当に難しいもんですね。

 

最後に学生にはお願いがあります。

内定辞退は自由です。法的拘束力はありません。

だけど、、

せめて「行かない」と決めたタイミングで連絡ください。

夏以降に「あ、忘れてた〜」と思い出したように連絡するのだけは本当にやめてください(切実)

採用リスタートが間に合わないです・・(笑)

大切なのでもう一度言います

 内定辞退をすると決めたら今すぐに連絡しましょう。