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2018年3月9日

内定辞退を企業目線と学生目線で語る

内定辞退を企業目線と学生目線で語る

内定辞退メール。

それは採用担当者にとって身の毛がよだつ出来事です。

焦ります。かなり焦ります。

特に夏以降の内定辞退メールなんか来た日には隠れたくなります。

「少し相談があるのでお電話よろしいですか?」なんてメールが来たら削除したくなります(笑)

メール来たらまだまし。

「サイレント内定辞退」

どこに消えた?

今回は、夏の風物詩「内定辞退」について企業目線と学生目線で語りたいと思います。

 

内定と内定辞退ってなに?

「内定」という言葉がもたらすルール

 

10月の内定式までにこの企業に入りますという企業と学生との間で内定意思確認すること。

一般的には「内定承諾書」という書面を企業側が用意し学生側に提出してもらう。

企業側は内定承諾書を受け正式な「内定通知書」を渡す。

ここでポイントなのは、
企業の内定通知書には「内定取り消しはしません」という法的な効力が発生する。

しかし!!!!

学生側が書いた「内定承諾書」には法的な拘束力はありません。

つまり企業は「内定取り消しできない」が、学生は「内定辞退が出来る」という素晴らしい不平等なルールになってるんです。

企業側としては内定承諾書なんていうものはなんの意味もないけれど、一応気持ち紳士協定的に書いてもらい互いに「辞退しないでね」という取り決めをします。

「紳士じゃない俺には知ったこっちゃない!」と思う学生様が一定数いるのも事実です。

手のひらクルッとされます。

企業側としてはホントに泣きたくなりますね。

でも、これ学生側にだけ否があるとは思えないのも事実です。

むしろ企業に問題があることの方がほとんどです。

どんな問題があるか企業タイプ別に見てみましょう!

 

みんな大好き!タイプ

「気が済むまでいろんな企業受けてきてください」
「お返事はいつでも良いので内定式までに返事くださいね〜」
「郵送で内定通知送っておきます」

手当たり次第内定を出し、出したあとは大らかに静観するタイプ。

こういう企業はめちゃめちゃ沢山の内定を出しています。

内定辞退を50%以上見込んでとにかく数打つタイプで、採用数の2倍、3倍の内定を出します。

「君が好きだ(だれでもいいけど)」
「あなたも好きだ(だれでもいいけど)」

同時に声かけて引っかかれば儲けものという感じでしょうか。
ナンパか何かと勘違いしてるんでしょう(笑)

当然、学生側にはそんな想いは見透かされ、結果学生は簡単に内定辞退しちゃいます。

企業側もノーダメージ!!想定内!!って感じですからね。

騙し合い&化かし合い。

そんな会社にはきっと入らない方がお互いのためです。

ちなみに、そんな会社は離職率も正比例しますよ。あたりまえですね。

だって誰でもいいんだから。

 

連絡先消してよ!タイプ

「内定出すけど、他は辞退できますか?」
「いまここで辞退の電話できますか?」
「内定出したら就活を終えますか?」

未だにあるんですよ。

昭和みたいなオワハラ企業。
このSNS時代にこんなことやって誰が得するんでしょうか?笑

その必死さが学生にも伝わります。

きっと内定承諾取らないとその担当者が怒られちゃうんですよ。学生側も自己防衛働きますよね。

「ここはヤバい。。」

しかし学生も一枚上手です。

「御社が第一志望です(テヘペロ)
「他は辞退します(最終的に良いと思ったらね!)

人事担当「そうか〜君を信じるよ!はい内定!!」

いやいや簡単に信じすぎ!単純すぎる(笑)

もちろんこんなに極端なオワハラは減ってきています。でもこれに近い内定の出し方をする企業もまだまだ多いのも事実です。

特に大手企業や人気企業の採用担当者がこれやってきますね。人気だから強気なんでしょう。

そのような場面に出会ったら迷わず「他は辞退します!」「就活やめます!」って目を見て元気よく言っておく事をオススメします(笑)

 

結婚してくれませんか!タイプ

「内定を出したい意思がある」
「どこの企業と迷ってる?」
「就活を終えるタイミングはどう考えてる?」

しっかり想いを聞いて対話をし、対話をもとに内定期限を決めてくれる企業。

先程の「連絡先消してよ」タイプに近いですが話し合いをして、学生の「想い」を聞こうとしてくれます。

もちろん企業側も都合があるので期限は決められますが、それもしっかり対話の上で一緒に決めようとしてくれます。
内定者が集まるイベントにも呼んでくれて、社員と会わせてくれる機会を沢山与えてくれます。

学生側の心情を「強引ではなく」「惹かれるよう」に対応し、時間をかけて納得感を醸成させていきます。

タイミングを見て正式な内定の話しを持ちかけるので、内定辞退者が少ない企業は「お互い納得感」を構築した上で内定出しします。

相手に「好き」と思わせることが上手です。

モテる秘訣と同じですね。

 

まとめ

内定辞退は学生側が主導権を握っています。

だからこそ企業側もあの手この手を使ってきます。

しかし人の心はそんなに単純ではありません。

放ったらかしにされてもイヤ
強引すぎるのもイヤ

これはテクニックじゃないのかも知れませんね。

恋愛に近い感覚ですかね。本当に難しいもんですね。

最後に学生にはお願いがあります。

内定辞退は自由です。

法的拘束力はありません。

だけど、、

せめて「行かない」と決めたタイミングで連絡ください。

夏以降に「あ、忘れてた〜」と思い出したように連絡するのだけは本当にやめてください(切実)

採用リスタートが間に合わないです・・(笑)

大切なのでもう一度言います

 内定辞退をすると決めたら今すぐに連絡しましょう。