授業を休んでもインターンに参加するメリットと意味
突然ですが大学生のみなさん!
大学の講義に全て出席していますか?
私の周りには、学校を無意味に欠席する子がいっぱいいました。
「インターンに行きたいけれども、この日は学校があるからやめておこう。でも、今日はめんどくさいから授業休んじゃえ!」
正直私は、サボるくらいならインターンに行けよ!と思います。
もちろん単位がギリギリな人が、サボってまでインターンに参加して単位を落とせというわけではないです。
同じ「講義を休む」なら、インターンに使った方が確実に役に立ちます。
今回は私が、1日〜2週間、合計9社のインターンに参加した結果「是が非でもインターンに参加した方がいい!」という意見を書かせていただきます。
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授業を休んでもインターンに参加するメリットと理由
インターンの方が、学校の授業よりもタメになることが多い
インターンに参加したことのある人は分かると思いますが、興味のない学校の授業に参加するより、その時間をインターンに使う方が絶対タメになります。
これはホントに断言できます!
理由は簡単です。
先生は、社会に出てからの知識を教えてくれるわけではないから。
教員の中には一般企業で働きながら大学の先生を兼任している人もいますが、ほとんどが教員採用試験を合格してそのまま学校で働いています。
学校は知識を与える場所なので、常に世の中のニーズを探っている一般企業の方々に比べると世の中の動きというものに鈍感なんです。
だからこそ、インターンを開催している企業の人と接することは、学校の授業とは違うことを学べると私は考えます。
常にアンテナをはってニーズを探る…、つまり世の中の動きを察知していないとビジネスなんて成立しないのですから。
これは、ただ学生生活を送っているだけでは学べない部分でもあり、就活していておもしろい点でもあります。
学校で経営学やマーケティングを学ぶだけでは、リアルなお金の動きや消費者のニーズを探ることができません。
そしてアルバイトと違い、社会人としての責任を与えられたうえで自分で考えて動かなければならないことが多いです。
そのため、インターンでしか経験できないビジネスを学ぶことが、インターンに参加するメリットの一つだと思います。
インターンで出来た友達と情報交換ができる
インターンの友達は似た者同士。
学校の友達とは違い、同じ会社に興味を持ち、集まった時点で似た者同士ですよね。
インターンは、内容・業界など様々な種類が存在します。
同じ会社のインターンに参加しているということは、その会社に興味がある人が集まっているという何よりの証拠です。
3社くらいインターンに参加すると次第に気がついてくると思いますが、同じ会社で働く人は目標だったり性格だったり自分となんとなく似ている人が多いです。
中でも、企業の人が参加者を選別する長期インターンの場合は、起業側がその会社に合う人を選ぶので、より一層似た者同士になります。
実際に私は長期のインターンに2つ参加しましたが、どちらも当時同じグループだった子たちととても仲が良く、半年経った今でも連絡をとっています!
学校のグループ課題とインターンの課題何がちがう?
学校のグループワークとは質がちがう
学校のグループワークは、プライベートで付き合いのある友人と行えますし、課題が出来なかったとしても、さほど自分の就活に影響を与えません。
しかし、インターンのワークはほぼ初対面の人達とグループを組むうえ、インターンでの実力=自分の就活への影響として、全て結果に現れます。
それぐらい質が違います!!
学校の課題で発表するワークは班になり、先生に言われるがままの課題をみんなで調べ、Power Pointで作成します。
そもそも単位の為だけにPower Pointで資料を作るのって、ぶっちゃけ面倒ですよね(笑)
なので学校の場合はどうしても押しつけ合いになります。
でも、インターンで出される課題はちがいます。
グループで話し合って問題解決するまでの過程に注目しているため、そもそもPower Pointを作る時間を設けていないものがほとんどです。
例え時間に余裕がある課題だったとしても、いきなり「Power Pointを作れ!」と言われることはまずありません。
「発表に資料が必要だと思うなら作ってください。口頭だけでも発表できると思ったら口頭だけで構いませんし、紙に絵を描くなど自分たちのプレゼンに合うものを考えてください。」というスタンスのものもあります。
選択肢が多くて一見惑わされてしまいそうですが、私達に何がベストか考える選択肢があります。
そして何より強制されていないので、必要な場合は“得意な人が率先してやろう。みんなで頑張ろう。”という雰囲気になりますね。
それと、課題自体がとてもタメになる場合が多いです。
学校の課題は「よく分からない興味のないものについて調べる」というものが多いと思います。
でも、インターンは「お客様のニーズを聴いて、お客様に合うものを提案しよう」「この店舗の売り上げアップには何をすべきか」など
とても実践的で自分の“思い”や同じ班のメンバーの“思い”を一つにしていくものが多いです。
仕事で実際に働くときにとても近い課題ですし、自分達で考えて行動できるのはとても楽しかったです。
【おまけ】就活で話せる!面接官にウケの良いインターンネタ
インターンに参加した数が多ければ多いほど良い印象に
実は私、9社のインターンに参加した超エリート就活生だと面接官に思われています(笑)
このインターンの参加数は、面接などで話題やアピールにできます!
あくまで私の主観ですが、インターンに行っている人でも1dayのインターンを2,3社という人は結構多いと思います。
そこで、私の場合は「長期を含めて9社」と数字を伝えることで、周りの就活生に比べて多くのインターンに参加しているんだなという印象を与えています(笑)
それだけで“この子真面目に就活している”って思われますからね!
宿泊型のインターンに参加したり、インターンで船乗ったり、50人くらいの内定者向けイベントを考えたり、珍しいことをしているので、話題にしやすいというのもあります。
なにより、複数のインターンに参加することは就活するときの企業分析に役立ちます!
3年次生で“将来こんなことをしたい!”と決めている人は、少ないと思います。
でも、これだけ世の中にたくさんの業種がある中で、就活するために職種を絞らなければいけない。
その時に“この業界はない!”と、消していくには、まず自分がどの業界が不向きなのか知っている必要があります。
逆をいえば、気に入った業界に“しぼろう”といった、考え方もできます。
何にもわかっていない、決まっていない状態で3月から就活はじめるの怖くないですか?
まとめ
学校とは違った友人ができ、とても勉強になるうえ、就活にも役立つからこそ、インターンは授業を欠席してでもいくべきです!!!
インターンがきっかけで友人ができれば、就活のリアルな情報交換もすることが出来ます。
そして何より、就活が解禁してからの面接の時に良い話題やアピールにもなります。
単位に余裕がある人は、是非先生に許可とってインターンに参加してみてはいかがですか?
(もう一回言うけど、もちろん単位落とすのはダメだよ!笑)