内定にグッと近づく最終面接にオススメな逆質問とは?
最終面接にありがちな「では、最後に質問はありますか?」のこの一言。
「逆質問で合否が決まる」なんていう噂もありますが…逆質問って本当にそんなに大切なの?
どんな質問なら内定に近づくの?
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面接官をあっと驚かせる逆質問の例
面接官について質問する
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どの企業にも使えて、とっても簡単な魔法の逆質問。
相手の経験やその人ならではのエピソードを逆質問すると、面接官は喜んで答えます。笑
- 「○○さんは、この会社で働いて何年になりますか?」
- 「今まで一番やりがいを感じた仕事ってなんですか?」
とくに難しい質問でもなく、且つ面接している側からしてもとても印象に残りやすいので、合否を判断するとき判断材料として良い傾向になりやすいです。
家庭のことやプライベートなことだと失礼にあたる可能性があるので、なるべく仕事と絡めた質問内容にしましょう。
会社の福利厚生、活動について詳しい話を聞く
有休や産休・育休なども福利厚生に関する質問も良いですが
新規事業や、会社の実績(〇〇企業大賞、メディアに掲載された、グランプリなどの大会)について深掘りした逆質問は特に良い質問です。
- 「育休復帰率が高いとお聞きしましたが、復帰された人はどのような人が多いですか?」
- 「雑誌のインタビューで〇〇〇と答えておりましたが、これについて詳しくお話しをお聞きしたいです。」
Facebookや公式ブログを運営している企業の場合、ほとんどの情報をSNSで知ることができます。
企業情報を逆質問に入れ込むことで「うちの会社のこと調べてくれたんだな」と面接官に感じてもらうことができます。
業績は業績でも、数字が絡んでくる業績について聞くのはNG。
売上や従業員人数など、デリケートな内容は不愉快に思う人もいるので質問する際はよく考えましょう。
「自分」が入社するメリットを質問にする
面接が得意なタイプ、もしくは面接官とある程度関係が築けている場合に有効な逆質問です。
“私だから”を売りにした逆質問で、面接官を驚かせてみましょう。
- 「英語を活用した仕事がしたいのですが、貴社の海外事業でアテンドはできますか?」
※英語が話せると事前に伝えているうえで - 「ITパスポートの免許を持っているので、システム開発の仕事がしたいです。貴社ではそのような仕事は出来ますか?」
『自分を雇うことで、こういったメリットがありますよ』というのを遠回しに質問として含ませる賢いやり方です。
上手くアピールできれば、理想の業務を任せられる可能性もあり、ハードルは高いもののやってみる価値はある逆質問です。
ただしナルシストすぎる逆質問はむしろマイナスなイメージを与えますので、自分の能力を過大評価せずに控えめに含ませましょう。
“逆質問に答えられなかったから不合格”は単なる思い込み
逆質問をする頃には合否がほぼ決まっている
『逆質問が出来なかったから内定が出なかった…』なんて落ち込む学生を見たことがありますが
逆質問で合否が決まることはほぼありません。
言い換えれば、逆質問は基本的に面接の後半で行うことが大半ですが、逆質問をする頃には面接官の頭の中で合否は出ています。
人の印象なんて開始からものの数秒で決まります。
前半で自己PRや志望動機が上手く答えられなかったから、逆質問で上手く巻き返そうなんてそんな簡単に上手くいきません。
では、逆質問は何のためにするのか?理由は2つあります。
①単純に分からないことや認識のズレがないか確認したい
こちらから「質問はありますか?」と聞かないと、タイミングが分からず質問を逃す学生が多くいます。
そんな学生の不安を解消させるために、「何かわからないことある?」という意味で聞いている場合があります。
後から電話やメールで聞かれるよりも、その場で直接聞いた方が手っ取り早い質問もありますからね。
②決断をする前に面接官が就活生に対する指標を測る
内定を出した後に『自分のやりたいことと違うので辞退します』なんて言われたらとんでもないので、この学生は本当にうちの会社で満足できるのか?どんな仕事がやりたいんだろう?という指標を割り出すために逆質問をします。
逆質問の内容によっては、会社と学生がちゃんとマッチングしているかどうか最終確認できる場でもあり、学生の志望度と企業の期待度が測れるわけです。
あとは、仕事内容と個々のタイプが合っているかどうかの指標にする。
例えば接客業でいうと、ヒアリング力が必要になってくるので逆質問の仕方が上手だと『この子はお客様の悩みや意見を汲み取る力があるんだな』と自社で働くイメージが湧きますよね。
面接前に逆質問を準備しておこう
逆質問だけで合否が左右されることはまずあり得ませんが、あまりにもコミュニケーションがない(質問が無い)のは面接官からしても少し不安です。
上記の例を参考に簡単なことでも良いので、逆質問をされたときに答えられる準備だけはしておきましょう!
おまけ
個人的な意見ですが、就職は恋愛と一緒とよく聞くものですが、逆質問はこれに例えられるものがあります。
第一希望の入社したい会社=大好きで結婚したい異性
このような考え方をしたら、相手のことを沢山知りたかったり近づきたいから必死に調べたりしませんか?
『この会社に質問することなんてない!!』という思いがある人は実はそんなに希望している企業じゃないのかも…?
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