内定が出ない理由とは?内定を獲得できない就活生の5つの特徴

- 「友達は何社も内定があるのに、自分はまだ内定が一つもない・・・」
- 「なぜ自分だけ内定が出ないんだろう・・・・」
と悩んでいる方は沢山いらっしゃるでしょう。
内定が出る人と内定が出ない人の違いは一体何なのでしょうか。
「内定が欲しい」
そんな切実な悩みを抱えている就活生に「内定が出ない理由」をお伝えします。
内定をなかなか獲得できない就活生の5つの特徴
内定が出ない方の就活にはいくつかの特徴があります。
あなたはいくつ当てはまっているでしょうか。
大手ばかりに大量にエントリーしている
大手企業への応募は決して悪いことではありませんし、「高望みだから企業ランクを落としなさい」と言うつもりもありません。
しかし、とりあえず大手の有名な企業に応募しまくる就活生は、失敗します。
ネットで適当に調べて出てきた大手企業や、友達が応募する企業に、なんとなくエントリーをしてしまっている方は企業研究やエントリーシートの作成に時間をとられてしまい、一社一社への就職活動が雑になってしまうのです。
また、なんとなくの就活なので、「どうしてもその企業に入りたい」といった熱い気持ちはありませんので、自己PRも志望動機も中途半端になってしまうのです。当然モチベーションもかなり低いでしょう。
ネットや友人のオススメ企業は一旦無視して、まずは企業選びの軸を自分自身の中から見つけ出しましょう。
「適当に数打てば当たる」という考え方は就活では厳禁です。
企業研究が浅い
企業は「将来企業に利益を与えてくれるだろう」と期待できる人材に内定を出します。
新卒の場合、転職と違い即戦力は期待できないため、学歴や外見、話し方といった目に見える能力に加え、志望度や信念、想いといった心構えが重要になります。
この心構えを面接官にカンタンに伝えるために「企業のことを詳しく知ること」が大事です。
日本人は、学びに対して非常に良い印象をもっており、面接で他の就活生が知らないような話ができるだけで、高い評価を得ることができます。
企業研究は、時間をかけるだけで、能力の差を挽回できるので、ライバルに劣っていると自覚がある方は特に、企業のことを深く知りましょう。
事業内容や先輩の仕事内容、同業他社、社長の名前、過去のニュースなど様々な情報を仕入れてください。
また、企業を詳しく知ることで、志望動機がどんどん強化されていくこともメリットの一つです。
当然、入社すべき企業ではないことが分かるケースもあるでしょう。
「知れば知るほど入社したくなる」
そんな会社にアプローチしてください。
落ちた理由を考えない
「なぜ不合格なんだろう」
そう本気で考えたことはありますか?
考えたことがあまりない方は、真剣に就活をしていない可能性があります。
本気で就活をしている方は、「どうせ不合格だろうな」という気持ちで面接に挑むことはほとんどありません。
「絶対合格するぞ」という姿勢で戦っているのであれば、不合格通知に納得がいかないはずです。
その結果に悔しさや怒りなどを感じない就活は真剣とは言えません。
本気で就活をしていれば、落ちた理由を考えるのが当たり前です。
不合格に慣れすぎて、反省を怠ってはいませんか?
「自分はダメだな・・・」と後悔するだけで終わるのではなく、反省や改善を絶対に行ってください。
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「もともと行く気が無かったしいいや」
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「自分の才能に気が付かない企業が無能」
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「就活のシステムが悪い」
といった、物事を周りのせいにする学生によくある傾向です。
真剣味が足りない
就活は今後の人生を大きく左右します。
なのに、なぜ本気でやらないのか。
大学の受験勉強に費やした努力を100とした場合、150くらいの努力を就職活動に費やしてほしいところです。
「そんなに頑張らなければいけないのか・・・」と絶望した方もいらっしゃるかもしれませんが、就活は努力する内容をあなたが決めることができるので、そこまで苦痛ではないはずです。
自分の嫌いな科目も勉強しなければいけない受験勉強よりも能動的に取り組むことができるでしょう。
「それでも、何かやる気が出ない…」
という方が多いのはなぜでしょうか。
その大きな理由に「自由度が高すぎて何をして良いのか分からない」という声をよく聞きます。
受験勉強の場合は、「何を勉強すればよいのか」「どうすれば合格できるのか(点数を取る)」が明確なため、やる気があればすぐに行動に移すことができるのですが、就活の場合、そもそも正解がありません。
「何をすれば良いのか」を考えるのに疲弊してしまうんですね。
ただ、就活とはそういうものです。
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「自分は何に興味があるのか」
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「自分の将来はどうしたいのか」
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「どんな働き方が理想的か」
といった答えのない問いに、あなただけの答えを見つけていかなければいけません。
就職活動は自分との勝負です。誰も何もしてくれませんよ。
学生気分から脱却して、真剣に就職活動に取り組んでください。
自己嫌悪に陥りやすい
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「私は無能だ・・・」
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「企業から求められていない」
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「何てダメな人間なんだ…」
と自己嫌悪に陥りやすい方は、非常に危険です。
マイナス思考の負のスパイラルに陥らないように気を付けてください。
選考に落ち続け、ストレスを抱え、そのストレスが原因で就活のモチベーションが下がり、選考に受かりにくくなります。
それでも、就活は続けなければいけない。
「やりたくない」
「辛い」
でも、
「やらなければいけない」
「頑張らなければいけない」
という板挟みは精神衛生上よくありません。
日に日に表情が暗くなり、終いには笑顔が作れなくなってしまうことも。
ここまで気が病んでいる方は、ポジティブよりも開き直ることが大事です。
別に面接に落ちたからと言って、死ぬわけではありません。長い人生で見たら、些細な事です。
ただ、「落ちて当然・・・」というように落ちることに全く悔しさを感じない状態も危ないです。
このパターンに陥ると、「合格しよう」という意識を持たずに就職活動をすることになるので、当然、合格できなくなってしまいます。
まとめ
たまに、内定を優秀であることの証のように考えている就活生がいますが、それは違います。
最終的に内定は一つしか選ぶことができないので、あなたがとっても満足できる内定先が一社獲得できれば、それで大勝利なのです。
行く気がない企業の内定など無駄の極みです。
入社したいと思える企業だけにアプローチしましょう。
そもそも、就活に関しては周りと比較すること自体あまり意味がありません。(難しいとは思いますが…)
他の人の内定先を羨ましいと感じたり、周りの人の評判を聞いて選考を受けるかどうか決めたりするのは愚の骨頂です。
働くのはあなた自身です。
あなた自身が満足できる企業であれば、それで問題ありません。
逆に、周りの人がオススメする企業であっても、あなた自身が満足できない企業の可能性も十分に考えられます。
内定が無くて悩んでいる人は、周りに目が向いている方が多いです。
あなた自身について、もう一度本気で考え、何のために就活をするのか、どんな将来にしたいのかを振り返り、熱を帯びたモチベーションを取り戻してください。
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