合同説明会に友達と参加しても良い?一緒に参加するデメリット
就活が始まると、合同説明会に参加する機会があります。
合同説明会は、友達と参加しても良いのでしょうか?
実は、合同説明会に友人と一緒に参加することはお勧めできません。
ここでは、合同説明会に友達と一緒に参加するデメリットについてお伝えします。
また、お勧めの参加方法についてもご説明していきます。
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合同説明会とは?友達と参加しても良い?
合同説明会とは、1つの大会場に複数の企業が集まって、それぞれに説明会を開催するイベントのことです。
1日や2日などの定められた期間中、終日開催されていることが多く、どの日にどれだけの時間参加するかは自由です。
また、数多くの参加企業の中から、どの企業の説明を聞くかを選ぶことも自由です。
合同説明会では、気になっている企業のブースに訪れ、それぞれの企業が行っている説明会に参加することになります。
合同説明会には、友達と参加しても問題はありません。
なぜなら、多くの場合、就活生であれば誰でも会場に入場が可能であるからです。
企業の回り方も自由であるため、友人と一緒に回ることも禁止されてはいません。
合同説明会は、就活の序盤から大々的に開催されることが多く、これに参加することによって就活デビューをする学生も少なくありません。
就活の説明会は独特の雰囲気があり、初めての経験となるため、緊張してしまう就活生も存在します。
そのため、合同説明会に友人と一緒に参加する就活生は数多く見受けられます。
友達同士の参加のデメリット
合同説明会に友人と参加することはお勧めしません。
なぜなら、友人と一緒に参加することにメリットはほぼないからです。
具体的にはどのようなデメリットがあるのか、以下に3つを上げてご説明します。
企業からの評価が落ちる可能性がある
1点目のデメリットは、企業からの評価が落ちる可能性があることです。
友達同士の参加は、緊張感に欠けて見えるからです。友人と一緒に行動することで、どうしても緊張感が薄れてしまいます。
もしも雑談をしながらブースを回っている人を見かけたら、企業側はどう思うでしょうか?
合同説明会は、就活のためのイベントであり、企業の情報収集をする場です。
適度な緊張感を持って、真剣に企業の話を聞くことが望ましいと言えます。
決して、友人と雑談をしながら遊び半分で回る場所ではありません。
たとえそのつもりがなかったとしても、外部から見てそのように判断される恐れがある行為は、慎むべきです。
合同説明会には、多くの企業が参加しています。
会場内のどこにいても、企業の担当者の目は届いていると言えます。
いつどんな時に、企業の担当者から見られているか分かりません。
そのため合同説明会では、常に行動や言動に気を付けるようにしましょう。
時間が勿体無い
2点目のデメリットは、時間が勿体無いことです。
理由は、
①必要のない企業を回ることになるから
②計画が立てにくいから
以上の2つです。
1つ目の理由は、必要のない企業を回ることになるからです。
友人と企業ブースを回ると、自分には全く興味がない企業のブースであっても、友人に合わせて訪問する必要があります。
そのブースの話に時間を取られることは、貴重な合同説明会の時間を無駄に過ごす行為であると言えます。
合同説明会には、多種多様な業界の企業が多く集まっています。
そのため、1日で全てを回りきることは不可能です。
また、友人と興味関心が異なる可能性も大いにあります。
このことから、合同説明会を友人と回る行為は、時間が勿体無いと言えます。
2つ目の理由は、計画が立てにくいからです。
友人と企業ブースを回ることになると、企業ブース訪問の順序に関する計画を立てることが難しくなります。
次はどこの企業に行こうかという相談をその都度しなければならないかもしれません。
合同説明会は、対規模な会場に多くの企業が参加しています。
そのため、企業から企業のブース移動には、思ったよりも時間がかかります。
効率の悪いルートで回ってしまうと、その分の時間が無駄になってしまいます。
合同説明会は、できるだけ回る企業のあらかじめ決めておき、どのようなルートで回るべきか計画を立てておくべきです。
このような計画を立てることが困難であるため、企業ブースを友人と回ることはお勧めできません。
以上の2つの理由から、友人と一緒に企業ブースを回ることは、時間が勿体無いと言えます。
合同説明会の開催時間は限られているので、時間を無駄にすることがないよう友人と一緒に企業ブースを回ることはお勧めできません。
企業担当者に話しかけられた際に対応しにくい
3つ目の理由は、企業担当者に話しかけられた際に対応しにくいことです。
友人と一緒に回っていると、臨機応変な対応が取りにくいのです。
合同説明会では、突然企業の担当者に話しかけられることがあります。
なぜなら、多くの企業は、前でプレゼンをする社員の他に、案内役などの複数の社員を派遣しているからです。
そのような社員は、自分の企業ブースの近くに立っていることが多いです。
例えば、発表を聞き終えて企業ブースから出てきた就活生に対して、企業の担当者が話しかけるケースが挙げられます。
そこでは、感想を聞かれるなどの雑談が行われることが多くなっています。
このように声をかけられた際は、できる限り積極的に対応することをお勧めします。
なぜなら、他では聞くことができない貴重な話を聞くことができるかもしれないからです。
企業の社員と一対一で話せる機会は貴重なため、チャンスを逃すべきではありません。
企業の社員と話す機会を得ることができたら、自己紹介や質問などをしながら、話を続けてみてください。
友人と一緒に企業ブースを回っていると、企業の担当者から話しかけられた時に、対応しにくいと言えます。
友人に断りを入れたり、会話内容を合わしたりしなければならないからです。
そのため、合同説明会では、友人と一緒に企業ブースを回るべきではありません。
お勧めの参加方法
ここまで、合同説明会で友人と一緒に企業ブースを回ることはお勧めできないことをご説明しました。
では、どのような参加方法が良いと言えるのでしょうか?
ここでは、合同説明会のお勧めの参加方法について、ご紹介します。
合同説明会のお勧めの参加方法は、1人で企業ブースを回ることです。
1人で来場するか、友人と一緒に来場して別行動を取るか、どちらかの参加方法を取ることがお勧めです。
友人と一緒に参加したとしても、会場内で別行動を取るようにすると良いでしょう。
そうして個々に気になる企業ブースを回った後に、情報交換をすると良いのです。
このようにすることで、効率よく企業ブースを回ることができます。
また、友人と情報交換をすることで、より幅広い情報収集が可能になるのです。
「企業からの評価を落とす」
「時間を無駄にする」
「企業の担当者から話しかけられた際対応しにくい」
などのデメリットもありません。
合同説明会では是非1人で企業ブースを回るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで、合同説明会の参加方法について、友人と参加することのデメリットをお伝えしてきました。
また、お勧めの参加方法もご紹介しました。
合同説明会では、より効率よく企業の情報を収集するため、1人で企業ブースを回るようにしましょう。
是非この記事を参考に、合同説明会で有意義な時間を過ごしてください。
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