合同説明会に一人で参加するメリット。参加する意味とはなにか
就活では、企業の情報を収集するために、合同説明会に参加することがあります。
合同説明会は、誰でも参加ができるため、友人と一緒に出向く学生も少なくありません。
しかし、合同説明会には一人で参加することをお勧めします。
その理由と一人参加のメリットをご紹介していきます。
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合同説明会を一人で回るメリット
合同説明会を一人で回るメリットはなんでしょうか?
5つの項目に分けてご説明します。
自分が本当に興味のある企業だけを見られる
1つ目のメリットは、自分が本当に興味のある企業だけを見られることです。
合同説明会には、多種多様な業界の企業が多く参加していて、その全てを訪問することは不可能です。
そのため必然的に、回る企業の数を厳選して選別しなければなりません。
一人で回ると、自分が本当に興味のある企業だけを見られるため、ストレスがありません。
友人などと複数名で回ることになると、自分が全く興味のない企業のブースに行かなければならないかもしれません。
合同説明会には、様々な種類の企業が参加しているため、同伴者と自分の好みを合わせることは難しいと言えます。
そのため、合同説明会は一人で回ることをお勧めします。
多くの企業を見られる
2つ目のメリットは、多くの企業を見られることです。
なぜなら、自分の希望の企業ブースを回るための、最も効率的な導線をたどることができるからです。
合同説明会は、多くの企業が参加する会場の規模が大きいイベントです。
企業ブースはぎっしりと並んでいますが、望みの企業同士の距離は離れていることが多いです。
そのため、企業から企業への移動距離は長くなり、時間もかかってしまいます。
一人で回ると、最も効率の良いルートをあらかじめ考えておき、計画通りに動くことが可能となります。
友人などと複数名で回ることになると、訪れる企業ブースの相談などで、効率の良い回り方をすることが難しくなります。
効率良くより多くの企業を回るために、合同説明会は一人で回ることをお勧めします。
質の高い情報を集められる
3つ目のメリットは、質の高い情報を集められることです。
自分の回りたい企業だけを重点的に回るため、必要な情報のみを取得することができます。
合同説明会で聞いた話は、後で就活の軸となることもあります。
企業担当者に話しかけられたとき立ち回りやすい
4つ目のメリットは、企業担当者に話しかけられたときに立ちまわりやすいことです。
企業ブースを回っていると、ブース外で企業の担当者に話しかけられることがあります。
なぜなら、たいていの企業では、プレゼンをする社員の他に、複数名の社員を配置しているからです。
ブースの周辺に立っている社員も、企業の担当者であるため、積極的に交流をした方が良いのです。
一人で回っていると、突然声をかけられたとしても、気軽に応対することができます。
是非貴重な機会を逃さずに、自己紹介をしたり質問をしたりして、社員と話すようにしましょう。
名前と顔を覚えてもらえれば、選考に有利になる場合もあります。
企業側からの印象が良い
5つ目のメリットは、企業側からの印象が良いことです。
一人で回る学生は、意欲が高いとみなされることが多いからです。
企業の情報を得るために参加する合同説明会は、複数名で一緒に回るよりも、一人で回る方が効率良いと言えます。
そのため、複数名で回っている学生よりも、一人で回っている学生の方が、意欲が高いと思われやすいのです。
合同説明会では、どこでどのように企業の担当者が就活生のことを見ているのか分かりません。
些細なことでも、思わぬところでチェックが入っているかもしれません。
合同説明会では、企業ブースの外であっても常に気を抜かずに行動するようにしてください。
合同説明会を一人で回るポイント
ここまでご説明したように、合同説明会に一人で参加するメリットはたくさんあります。
実際に、一人で参加している就活生も多いことから、なんら不自然なことでもありません。
ここからは、合同説明会を一人で回る上で、抑えたいポイントについて3つご紹介します。
話を聞きたい企業を大まかに決めておく
ポイントの1つ目は、話を聞きたい企業を大まかに決めておくことです。
なぜなら、より効率の良い回り方をするためです。合同説明会には1日で回りきれないような多くの企業が参加しています。
参加している就活生の数が多く、会場も大規模なものになるため、目当ての企業ブースに行き着くだけでも苦労します。
道に迷って遠回りしてしまうこともよくあります。
話を聞きたい企業を大まかに決めておくことは、効率よく企業ブースを回るために有効な手段なのです。
できれば、始めの内に回りたい企業を何社か具体的に決めておきましょう。
その上で、マップを確認し、最も効率の良い回り方になるよう順番や道順を把握しておきます。
そうすれば、スムーズに企業ブースを訪れることができるでしょう。
企業の担当者と話す機会を積極的に増やす
ポイントの2つ目は、企業の担当者と話す機会を積極的に増やすことです。
なぜなら、より質の高い情報が入手できるからです。
合同説明会には、前に立ってプレゼンをする社員の他にも、複数名を派遣することが普通です。
プレゼンを聞き終わってブースから出た後、周辺に立っている企業の担当者と是非話をしてみてください。
簡単な挨拶や自己紹介、質問などで構いません。
場合によっては、説明会では聞くことのできない生の声を聞くことができます。
就活ではこのように、より現場に近いところの声を聞くことがお勧めです。
なぜなら、選考の際に有利になるため、また、企業選びの参考になるためです。
合同説明会では、企業の担当者と話す機会を積極的に増やすようにしましょう。
志望業界以外の企業の話も聞いてみる
ポイントの3つ目は、志望業界以外の企業の話も聞いてみることです。
一通り希望の企業を回りきったら、他の業界も覗いてみましょう。
合同説明会は、1日の開催時間が長く、たいていの場合、時間には余裕があるはずです。
その時間を活用して、志望業界以外の企業のブースにも訪れてみてください。
なぜなら、視野を広げることができるからです。他の業界の話を聞いて、自分の興味関心を深堀したり志望業界の話と比較して考えたりすることができます。
それは、企業選びの参考になるだけでなく、面接などの選考時にも役立つ情報です。
例えば面接時に、志望動機を聞かれ、
「なぜ他の業界ではなくこの業界なのでしょうか?」
と突っ込まれて聞かれた時に重宝します。
志望業界以外の企業の話も聞いてみることで、企業選びの選択肢が広がったり、志望企業の志望動機や自己分析が深まったりするのです。
志望業界以外の企業の話は、合同説明会という機会がなければ、なかなか聞くことができません。
志望していなければ、個別説明会に出向くことは考えられないからです。
合同説明会は色々な企業が参加しているため志望以外の企業であっても、
短時間で気軽に見に行くことができるため便利です。
是非、合同説明会という場を有効に活用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで、合同説明会について、一人で参加するメリットと、一人で回るポイントをご紹介してきました。
質の高い情報を効率的に得るために、合同企業説明会は一人で参加するべきです。
また、企業側からの評価も上げることができるためお勧めです。
是非この記事を参考に、一人で合同説明会に参加してみてください。
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