内定式と入社式の違いとは?
コロナが世間を震撼させ始めてから半年以上経ち「withコロナ時代」への突入がささやかれるこの頃。
コロナが感染拡大を始めた3-4月の卒業式や入社式はオンラインで行ったものの、10月の内定式はオンラインではなく感染拡大防止策をとりながら例年通りの開催をする企業も増えてきているのではないでしょうか?
そんな中・・・
「内定式と入社式は何が違うのか」
「なんでわざわざ式典を二回も上げる必要があるんだ!」
こんな疑問を持った方はいませんか?
内定式と入社式の目的の違いも含め、疑問や不安があると思います。
今回は、そんな不安を実際に新卒として就職活動してきた私が解決していこうと思います。
今後、内定式と入社式の違いが知りたい人の参考になれば幸いです。
内定式と入社式は何が違うのか
就活を行う中で、内定式と入社式を経験する人が多く出てくると思います。しかし、内定式と入社式は何が違うのか、あまり知らない人が多いと思います。
ここでは、内定式と入社式は何が違うのか概要を説明します。
内定式とは
内定式とは、企業が内定を出した学生に対し、正式に内定を通知する式典のことです。
内定式後の企業からの取り消しは基本ないと考えてよいでしょう。
また、内々定を正式な採用とする式でもあります。
内々定とは、企業から内定をもらう前に出される通知のことです。
企業は、経団連が決めたルールにより10月1日まで学生に内定出すことができないので、内定前として内々定を出します。
入社式とは
新入社員の入社を記念して実施される式のことです。
一般的には、4月1日に行われることが多いですが、3月下旬に行う企業もあります。
会場は、本社で行う会社やホテルなどの会場を借りて行うこともあります。
入社式から企業の一員となります。正式に企業の入社が認められ、社会人としてのスタートを迎えられるように気持ちを切り替えていきましょう。
内定式と入社式の目的とは
ここまで、内定式と入社式の概要について紹介してきました。
内定式と入社式では概要が違いますが、目的も同じように違ってきます。
それぞれ目的があるので、理解して参加するようにしましょう。
ここでは、内定式と入社式の目的について紹介していきます。
内定式の目的
内定式の目的は、内定後の辞退を防ぐために社員や内定者同士の親睦を深めることや企業の魅力をあらためて伝える場でもあります。主に自己紹介や今後の抱負などを話す機会があります。
内定式後には懇親会が開催される場合があります。自分から積極的に話しかけコミュニケーションを取ることで、入社してからの人間関係を作ることができます。
その他にも、採用承諾書への署名や内定書を授与など大切な書類が渡されます。無くさないように持って帰りましょう。
入社式の目的
入社式では、正式に企業への入社が認められ新入社員を迎える目的があります。
また、今後の研修の内容や配属までのスケジュール確認などを行います。
またこの日から社会人の第一歩になるための心構えを社長から聞いたりします。
入社式では、ユニークな入社式が学生の中で話題となり注目度が高くなるため、宣伝の目的もありレジャー施設や観光地で行う企業もあります。
内定承諾書を提出後の辞退はできるのか
内定承諾書とは、学生に書面で内定承諾を確認することです。
企業は、内定を出した学生が入社してくれるのか分かりません。そこで、学生が本当に内定に納得しているのかを判断するために書面で内定を承諾してから、企業は内定を出します。
基本的に内定承諾書の提出後辞退はあってはならないことですが、内定式で承諾書のサインを強要されたなど正当な理由がある場合は、辞退することをオススメします。
しかし、内定承諾書提出後の辞退は企業に迷惑がかかると言うことを覚えておきましょう。
内定承諾書の辞退があると、再度採用活動を開始しなくてはなりません。
企業に迷惑がかからないように、電話やメールなどできるだけ早く連絡をしましょう。
まとめ
ここまで、内定式と入社式の違いについて紹介してきました。
内定式とは、企業が内定を出した学生に対し、正式に内定を通知する式典のことです。
また、内々定を正式な採用とする式でもあり、内々定とは企業から内定をもらう前に出される通知のことです。
内定式の目的は、内定後の辞退を防ぐために社員や内定者同士の親睦を深めることや、企業の魅力をあらためて伝える場でもあります。
入社式とは、新入社員の入社を記念して実施される式のことです。
入社式の目的は、正式に企業への入社が認められ新入社員を迎える場です。
また、今後の研修の内容や配属までのスケジュール確認などを行います。