記事詳細

ARTICLE DETAIL
2017年9月16日

面接は商談と同じ。面接官に「あなた」という商品を提案しよう。

面接は商談と同じ。面接官に「あなた」という商品を提案しよう。

面接を受ける前に「企業に選ばれる人材を演じよう」と準備する方も多いと思いますが、もう少し踏み込んだ考え方を持ちましょう。

より高レベルな面接力を実現するために「選ばれる」のではなく「選ばせる」交渉を身につけてください。

全ての企業に効果があるわけではありません。

むしろ、企業にとっては悪い印象を与えてしまう諸刃の剣ですが、営業職の求人やベンチャー企業にはかなり響くと思います。

では、営業的な発想や考え方を面接に当てはめてご説明いたしますので、実践する上での参考にしてください。

 

面接は自分を売り込む商談の場である

面接は自分という商品を、企業という消費者に購入してもらうための商談だと思ってください。

各面接官の購入意欲を刺激し、最終面接で購入申し込みをしてもらう、そんな感覚がちょうど良いでしょう。

面接と営業の一番大きな違いは、能動と受動の差だと思います。

面接は「選んでもらう」といった受動的な意識の方が多いです.

営業は、言い方が悪いですが「購入させる」という能動的な意識が強く、似ているようで全く違います。

面接でも「相手をその気にさせる」という意識をもって取り組み、能動的にどんどんアプローチしていきましょう。

 

あなたを雇うコストより、リターンが大きければ必ず内定はでる

まずは、面接官がどういう人材に合格通知を出すのか考えてみましょう。

もちろん、企業によって細かい点は様々ですが、一般論で伝えると「企業に利益をもたらす人材」です。

もう少し具体的にすると、「あなたを雇うコストよりも、リターンが大きいだろう」と判断されれば良いわけです。

では、このリターンはどうやって判断するのでしょうか。

 

即戦力であれば即内定

就活生の段階で、利益を生み出す能力を保有しているのであれば、人間性に難がない限りは内定確実でしょう。

企業目線で考えれば、若く体力があり、教育もしやすく、成長性があり、人件費を抑えられるといった新卒独特のメリットがあります。

しかし、その分能力が低く、教育が必要なのがデメリットになってきます。

つまり、入社段階で能力をもっている新卒の方はデメリットが全く存在しないので、内定はほぼ確実に出るでしょう。

 

 

成長の意欲が将来の能力を信用づける

即戦力で無くても、スキルが無くてもご安心ください。

新卒採用は基本的にポテンシャル採用です。

ポテンシャルとは才能や素質のことを指しており、今持ち合わせているスキルや能力ではなく、「伸びしろがあるかどうか」、「教育しやすいかどうか」などを基準にしています。

今、スキルが無くても、将来的に優秀な人材に成長すると見込まれれば採用されるのです。

したがって、「成長欲求」や「学習意欲」はとてつもなく重要なアピールポイントになるのですね。

ただ、「スキルがなくてもいい」と勘違いしてはいけません。

「伸びしろ」が重要視される理由はズバリ、スキルを持っている学生がほとんどいないからです。ほとんどの学生のスキルに差が無い状態で選考をするので、仕方が無くポテンシャルが重要視されているだけなのです。

 

社風に合わなければ大きなリスクになる

現代の就活生はやたらリーダーシップがあることをアピールポイントにすることが多いですが、全ての企業がリーダー気質の人を求めているわけではありません

全員がリーダー気質だと組織構成が難しくなるように、しっかりと適材適所があるのです。

社交的な人材を落とし、内向的な方ばかりを採用する企業があるように、性格に優劣は存在しないのです。

よって、人間性においてのポイントは、その企業と合うかどうかだけです。

ある程度、準備することはできますが、人間同士の相性など会うまで分からないものです。

社風に合っていない人材だと、社内の人間関係や勤務環境に悪影響を与える可能性があり、ひとりだけの問題では無くなってきてしまいます。これは大きなリスクの一つです。

 

「最後に何か質問はありますか?」が勝負所

面接の最後にはたいてい質疑応答の時間がありますよね。

この質問の時間こそ攻めの面接の唯一の勝負所です。

 

聞きたいことがないわけがない

「特に質問はありません」という学生さんも一定数いらっしゃいますが、聞きたいことは本当にないのでしょうか。

いや、そんなはずはありません。

あなたはその面接で合格か不合格かどうか聞きたいとは思わないですか?

気になるのであれば、質問してしまってもいいと思います。

  • 「早く合否が知りたい」
  • 「不合格なら理由を知って次に生かしたい」

など、理由は何だって良いです。

学生がする質問のほとんどが企業やその事業、社員に関する内容ですが、あなた自身についての印象や、選考状況などを聞いても問題ありません。

「そんなこと教えてもらえないだろう」と思われるかもしれませんが、ポイントは情報を得ることではなく、あなたの「選考への前向きな姿勢、印象」を伝えることなので、気にすることはありません。

 

福利厚生とか、休日については内定をもらってから聞けばよい

webサイトやパンフレットに書いてある内容については基本的に触れない方が良いでしょう。

今やるべきことは内定の確率を少しでも高めることです。

また、基本的な内容すぎるのため、勉強不足だと思われる恐れもあります。

給料、福利厚生、休日などの待遇に関する具体的な内容は、内定をもらった後の承諾するかどうかのタイミングで詳しく聞きましょう。

 

他の応募者の中で最も優秀だと感じた方はどんな方ですか?

求める人物像のヒントがそこに隠されていますので、次の選考の時の参考にしましょう。

ただし、おそらく教えてはもらえないと思います。

しかし、「なぜ他の学生が気になるのか?」というような質問を逆に受けることになるでしょう。

それをが狙いです。

  • 「ライバルに勝ちたいと思うあまり気になった」
  • 「どのような人材が御社で活躍できるのかを知りたかった」

というような返答で本気度をアピールできます。

 

1年目の働き方として合格のラインを教えてください

1年目の目標やノルマを聞き出す方法です。

営業や販売職であれば売上などに言い換えてください。

もし、聞き出すことができれば、それを達成できるという宣言と、その理由を伝えてください

面接官がその理由に納得さえしてしまえば、あなたを合格させるしかないからです。

また、的外れな内容であっても問題ありません。

内定を出す前から、入社後のイメージができていることや、その後の目標達成までの道筋が見えているということで、高評価を得られること間違いなしです。

 

担当者のご判断でかまわないのですが私は合格でしょうか?

「私は合格ですか?」を少し遠回しに表現した質問です。

「他の社員と相談した上で適切な選考を行うので、この場で合否を申し上げることはできません」

といった返答をさせないための方法です。

 

攻めた質問は入社意欲が高いと判断される

こういったストレートかつ、答えにくい質問をすると

  • 「そんな質問ダメでしょう」
  • 「どうしてそんな質問したの?」

という風に質問そのものに対して疑問をもつ面接官も少なくありません。

 

その場合は「どうしても御社に入社したい一心から出た素直な質問です」と返し、入社意欲を面接官に感じてもらいましょう。

 

まとめ

面接とは企業に選んでもらえるように自分をPRする場です。

しかし、多くの就活生が「いかに自分を良く見せるか」「いかに緊張せずに自己PRを発表できるか」といった自分よがりな考え方をしていることが多く、非常にもったいないと感じることがあります。

企業側の目線を理解した上で自己PRをするだけで、全く反応が違いますよ。

また、面接官と笑って話せるような関係性であれば、紹介させていただいた攻めの質問を試してみてください。