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2018年3月10日

適性試験の嘘の回答は99%見破られる!?バレると一体どうなるのか

適性試験の嘘の回答は99%見破られる!?バレると一体どうなるのか

就職活動をある程度進めていくと、ほとんどの人が適性試験を経験することになると思います。

適性試験攻略の書籍も多数販売されており、就活を成功させる上で、軽視できない存在です。

ただ、適性試験は面接とは違い「嘘つき放題」です。

どうしても選考を通過したい就活生の立場を考えれば、自分を偽り企業が求める人物像になりきって、盛りに盛った回答する学生が多くなってしまうのも仕方がないでしょう。

しかし、企業もそんなことは百も承知です。

実は、適性試験は嘘を高確率で見抜くことができるのです

この記事では、「どのように嘘がバレるのか」、「バレると評価はどうなるのか」について解説していきます。

 

適性試験とは

適性試験は性格、価値観、意識を調べるためのもの

適性試験とは学校受験にあるようなテストとは違って満点という概念がなく、数字によって単純に優劣をつけるものではありません。

言ってしまえば、ものすごく精密な心理テストのようなものです。主に性格、価値観、意識といった見えにくい部分を知ることに特化しています。webや紙媒体で受験することができ、そのほとんどがマークシート方式です。

 

試験結果は面接や選考以外にも利用される

適性試験は合格・不合格の判断のために利用されると思うかもしれませんが、実はそれだけではありません。

適性試験の最大の魅力は、沢山の人の性格や特性をデータに置き換え、総合的に分析できることです。

例えば、

「今年採用した学生は情報感度が高く、行動力はあるが、無責任な学生が多いので、来年は責任感をテーマに選考活動をしよう」

といった採用活動全体の評価基準として適性試験のデータが活用されるのです。

選考手法や面接官を大幅に変えて検証を重ねた時も、その変化が目に見えるデータで証明できなければ、その変更が成功か失敗かも分かりません。

「この学生いいな」といった感覚や価値観は人によって全く違うので、それらだけを頼りにすると、面接官によってズレが生じてしまうのです。

そういった数字に置き換えられないものを、無理やりにでもデータにしてしまうことが適性試験のすごいところなのです。

また、この結果は入社後にも活かされます。

上司が部下を育成する上で、その部下の性格やモチベーションの源泉などは重要なデータです。

その部下に合った指導法や、どの上司に配属させるのが効果的か…など、さまざまな面で活用されています。

 

適性試験で嘘がバレる仕組み

現在、適性試験はメジャーなものだけでも10種類以上を超え、性格を細かく判断するものや、モチベーションの源泉の分析に特化しているもの、価格が安いもの、導入がしやすいもの、ネット上で完結できるものなど、試験によってさまざまな特徴があります。

バリエーション豊富な適性試験ですが、ほぼすべてに「信用度」という項目があります。

信用度とは、嘘をついているかのどうかを数値化したものであり、信用度が高ければ高いほど得られた分析結果が正しいことになるものです。

マークシートを一生懸命記入している時に、「あれ?この質問、前にもなかったかな?」と感じることはありませんか?

その感覚はおそらく間違っておりません。その質問こそが「信用度」をチェックする項目です。

実は、皆さんが気が付かないところで、同じ意味を表す質問はかなりの数が散りばめられており、その回答に明らかなズレがあると信用度が下がってしまうのです。

その精度はかなり高度であり、ほとんど全ての質問が複雑に絡み合っています。

<例>

  1. 「あなたは行動力があるほうだ」
  2. 「思い立ったら、すぐに行動に移さないと気が済まない」

1の質問は「とてもよくあてはまる」にチェックをしやすいですが、2の質問には少しだけネガティブキーワードが入っており、「とてもよくあてはまる」にはなかなかチェックしにくいものになっています。

ただ、この2つの質問の本質はほとんど同じであり、回答に大きな差があると信用度が下がってしまうのです。

ほとんどの適性試験では短い時間で大量の問題に回答しなければいけないので、前に回答した内容を確認し、辻褄を合わせながら記入するのはほとんど不可能だと思います。

したがって、信用度を下げないためには、嘘をつかず正直に回答するしか方法がありません。

 

信用度の低い回答を企業はどう評価するのか

ズバリ言いましょう。

信用度が低いと「この学生、真面目に試験受けてないな」という印象を与えます。

結果そのものに意味が無いので、評価するしないという枠にすら入りません。適性試験の結果を重要視している企業の場合、不合格になってしまうでしょう。

適性試験で不合格を連発する人がたまにいますが、人間性や性格に問題があるわけではなく、そのほとんどが信用度不足によるものです。自分を良く見せようという気持ちが強すぎるあまり、適性試験のウソ発見器に引っかかっているのです。

不合格にならなかったとしても「この学生は嘘をつくかもしれない」といった懐疑の目で面接がスタートするので、かなり不利になることは間違いありません。

 

素直に回答することが、あなたの企業選択をより正しいものにする

企業が求める人物像は一切考えない。

適性試験の回答中は企業のことを一旦忘れましょう。

信用度の高い回答にするために、自分以外のことは考えないでください。かといって深く考えすぎるのもあまりよくありません。

短い時間で大量の設問を処理しなければいけないので、感覚的に答えていきましょう。

 

 

適性試験による不合格はあなたを守っている

本当の自分をさらけ出し、全て正直に回答して得られた不合格は、決して悲しむものではありません。

なぜなら、その企業に入社できたとしても、社風に合わず入社後に苦しむ可能性が高いからです。

マッチしない企業への入社を回避できたことをラッキーと考えるべきでしょう。

就活生の視点だと、不合格を幸せと感じるのは少し無理があるかもしれません。

しかし、これはモチベーションを保つための自己暗示、気休めなどではなく、事実、その不合格によって守られているのです。

「多忙、時間的拘束」を苦痛と感じる方が正直に適性試験に回答すれば、残業の多い会社は不採用となり自動的に選択肢から外れます。

これは悔しいことでも、悲しいことでもなく、嬉しいことではないでしょうか。

合わない企業への入社というのは、想像以上に厳しい毎日が待ち受けています。

「入社して合わなければ転職すればいい」という考えもありますが、そう甘くはありません。転職は新卒の就活より難易度が高いだけでなく、転職活動の時間捻出、退職処理などの多大なストレスがつきものです。

今の就職活動を後悔しないように徹底的に行うほうが、何倍も楽でしょう。

まとめ

  • 「適性試験における最悪の結果は信用度が低いこと」
  • 「信用度を高めたまま嘘の回答をするのは難しい」

この2つから、適性試験では嘘をつくべきではないでしょう。素直な気持ちで直感的に回答していきましょう。

不合格通知やお祈りメールを見ると、劣等感や自分の実力の無さに悲観するかもしれませんが、適性試験での不合格に限ってはその必要はありません。

ただ、その会社と合わなかっただけです。もしその選考に受かったとしても、次で不合格になる可能性が高いはずですし、内定を得たとしても、入社後に社風が合わなかったりと、苦しい結果になることも考えられるでしょう。

ですので、その不合格通知はあなたに無駄な時間(次の選考などの時間)を与えなかったと考えましょう。

その時間分、違う会社の選考に取り組む方が得策でしょう。