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2017年8月21日

業界研究は、どんな本で勉強すればいいの?そもそも勉強する意味あるの?

業界研究は、どんな本で勉強すればいいの?そもそも勉強する意味あるの?

就職活動はしなければいけないことが沢山ありますよね。

「企業に応募をして面接を受け、内定を獲得する」

と言ってしまえば、とてもシンプルですが、より良い企業から内定を獲得するためには、まず業界や企業そのものについて調べ、内定を獲得するための選考合格率を高めるために、学習や訓練が必要となってきます。

今後の人生を大きく左右する就職活動ですが、満足のいく結果を得ているほとんどの人が受験勉強と同じくらい就職活動にも精を出しています。

この記事では、就職活動を始めたばかりで、企業はおろか業界の知識が全くない方を対象に、参考にすべき本や、その後のオススメの流れをお伝えいたします。

 

業界地図を広く浅く読もう

就活を今まで意識したことがない大学生の中には、

  • 「そもそも商社って何?」
  • 「ITって何?」

といったレベルの方もいると思います。

そのような方はとりあえず業界地図を買って読みましょう。

 

業界地図では業界ごとに主力企業などの説明を交えながら今後の展望や、盛り上がっているビジネスなどを分かりやすく説明しています。

できれば、文字の羅列だけのモノではなく、図解してあり視覚的に見やすいものをオススメします。

私が推奨する本は「会社四季報業界地図」です。

©会社四季報業界地図編集部

 

浅くて良いので全業界を知るべき

理想を言えば、全ての業界を知るべきです。

なぜなら、あなたが知らないだけで、あなたに合う業界が存在しているかもしれないからです。

また、知識の幅が広ければ、様々な業界に進出している企業を知る上でかなりのアドバンテージになります。なんとなく就活をしながら、自分に適した業界を探す学生は非常に多いですが、実はかなり効率が悪いです。

もし、就活の途中で違う業界に興味を持ち始め、そこから方向転換することになると、かなりのタイムロスになります。知らなければ損する可能性があるので、できるだけ早めに知りましょう。

ただ、全業界を知るといっても、そこまで深く理解する必要はありません。

「こんな業界があるんだなー」程度で良いと思います。

業界地図で業界を学ぶのであれば、まずは1時間で一冊を流し読みするペースで、2,3週すれば十分だと思います。

複数回読むのがポイントです。3日くらいで達成したいところですね。

 

大手企業だけでも知っておく

就活を続けていくと、「世の中にはこんなに会社があったのか」と驚くと思います。

この世の製品、サービス全てに、何かしらの会社が関与しており、収益を上げ、社会を形成していますよね。

ただ、どうしても目立つのは「BtoC」の会社だと思います。

BtoCとは消費者向けに営業活動を行っている企業のことで、飲食店やスーパー、百貨店や携帯電話のショップ、あとはメーカーなど。

分かりやすく言えば、テレビコマーシャルに出てくる企業はBtoCの企業が多いです。

 

そして、就活生のほとんどはCMで見るような企業しか知らない人が多く、就職活動においてもエントリーが偏ってしまいます。

実は、あなたが全く知らないにも関わらず、超大手の企業はかなり多く存在しております。

「この会社聞いたことないな・・・」

と就活を始めたての頃は思うのですが、就活後半の時期や、社会人になってから、その会社の規模や凄みなどを実感することがあります。

イベントや説明会と実際に参加している時に、その会社の凄さを分かっていないのは非常にもったいないことです。

なので、まず最初に超大手企業だけでも良いので、ザッと知っておいてください。

興味がない業界でも、社会人としての教養にもなりますよ。

  • 「こんな企業があるのか!」

  • 「この会社、売上凄すぎる・・・」

  • 「えー!この会社ってこんなこともしてるのか!」

 

のように様々な発見があると思います。

これも3日くらいで十分なレベルです。

 

志望業界が決まればトコトン学ぶ

業界特化の本や就職四季報を詳しく読む

志望業界が決まったら、その業界に特化した本を読みましょう。

業界本としてオススメするのは、秀和システムの図解入門業界研究です。

例えば、コンビニ業界であればこちらの本。

図解入門業界研究 最新コンビニ業界の動向とカラクリがよーくわかる本

業界ごとに用意されているので、自分にあった業界本を探してみてください。

 

もちろん、今までと違い今回は深く学習したいので、本は2冊でも3冊でも構いません。

自分の興味分野になると思うので、今までよりも高いモチベーションで読むことができると思います。

 

また、就職四季報もオススメです。

四季報とは、上場企業をメインに採用実績や、離職率、平均給料などのデータを網羅している本であり、多くの就活生が読んでいる就活のバイブル的存在です。

説明会などでは聞きにくい待遇面について、幅広く網羅しており、辞書として持っておくことをオススメします。

 

100社ほどの就活ナビ、新卒採用ページをとにかく読む

業界の知識を得たら、次は企業を探す段階に入ります。

オススメの方法は、就活ナビを沢山見ることです。

そして、気になった企業だけメモしておいてください。

(ナビ上でブックマーク、検討リストなどのお気に入り機能があると思うので、そちらを利用するのも可)

深く考えずに、適当に、そして早く読むことを意識してください。

 

興味を持った企業があっても、深く読み込むのではなく、メモだけしておいて、次、次とどんどん新しい企業の情報を取り込みましょう。

100社ほどの企業を一通り読み終わった後は、興味があった企業の新卒採用ページを見てみましょう。

たいていの新卒採用ページは企業HPの採用情報や新卒採用と書かれているページから飛ぶことができます。

企業HPのURLはナビサイトの下部に記載されていると思うので、そこから探してみてください。

全ての新卒採用ページを読み終わった段階で、あなたの中で応募したい企業のランキングが形成されているはずです。

上から順に応募していきましょう。

 

100社も見れば自然と専門知識がついてくる

100社というのはあくまでも目安であり、ニッチな業界であれば20社でも良いですし、300社あるのであれば、300社全部見たほうが良いと思います。

面倒臭いと感じるのであれば、1つの企業につき1分だけでも大丈夫です。

雑でも良いので、全部見るようにしましょう。

 

とにかく全部見ることにこだわる理由は、企業同士の関係性や、同じような事業内容の企業にも強みや弱みに差があることが分かるからです。

5社の企業を5時間かけて企業研究するよりも、100社の企業を3時間で読み流す方が業界研究、企業研究、どちらをとっても非常に効果的です。

どれだけ雑でも多くの企業情報を見れば自然と専門知識がついてくるので安心してください。

 

詳しければ、詳しいほど選考に有利

「知識の広さ・深さ=志望度の高さ」です。

残念ながら、多くの就活生は無知の状態で、ESを書き、面接を受け、結果不合格になっています。

特に解禁直後に、合格する就活生の特徴は、その圧倒的な知識量です。

知識があるからこそ志望度が高まり、自己PRが的確かつ具体的なものになるのです。

 

まとめ

まずは全業界について適当に読み流し、興味のある業界を見つけたら詳しく学ぶ。

そして、学んだ上で、その業界の企業にエントリーしたいと感じるのであれば、次は企業について学ぶ。

同じように、100社程度を流し読みして、興味がある企業かどうかだけを判断する。

そして、興味がある順にエントリーをします。

エントリーする企業は当然、かなりの興味があると思うので、企業の個別研究もそこまで苦にならないでしょう。

 

また、業界そのもの、業界内の大手企業、その他様々な企業について流し読みしているはずなので、企業研究も幾分かスムーズになるのではないでしょうか。事前知識としては十分でしょう。

業界研究は基本的にピラミッド構造で行うのが最も効率が良いです。

就活生が所有している時間はそこまで長くはありません。力を抜くところと力を入れるところをしっかりと意識して、効率のよい業界研究を行ってください。