【就活生必見】一次面接で不合格になりやすい就活生の4つの特徴
選考の流れとして
- 書類選考(エントリーシート・履歴書)
- 集団選考(グループワーク・グループディスカッション)
- 個人面接(複数回も)
- 役員面接(最終であることが多い)
が一般的です。
※1は2と同時であったり、説明会とセットの場合も多い。
※2は集団面接の場合あり
※1と2を省きいきなり3のケースも
就活における一次面接とは、最初の個人面接を指します。
就活における壁の一つとも言われており、通過できないと悩んでいる学生も多いのではないかと思います。
この記事では、一次面接で不合格になりやすい学生の特徴とよく聞かれる質問例、そして、面接を通過するための対策法についてまとめています。
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一次面接の特徴
面接官は一般社員?
一次面接の面接官は採用担当や一般の社員であることが多く、部長・役員クラスは非常に稀です。
とはいっても、今後一番連絡をする人物になる可能性が高いので気に入ってもらう必要はあります。入社した後も、役員より交流する機会が多いので、その人との相性はかなり重要に。
一次面接は足切りなの?
一次面接は他の面接より足切り選考である可能性が高いです。参加する就活生の数が多いので、効率的な選考にせざるを得ません。
80点が最終合格ラインだとした場合、70点であれば一次面接は通過します。なぜなら、2回目、3回目の面接では80点を超えるかもしれないからです。その逆も然りで、90点の学生であっても、最終面接で70点であれば最終的には不合格となるでしょう。
つまり、一次面接は50点以下の学生を探すために行います。
「○○だから合格!」ではなく「○○だから不合格!」をチェックしているのです。
苛立たしいことかもしれませんが、ある程度機械的にチェックする傾向があるので、ポイントをしっかり押さえれば通過率は飛躍的にアップするでしょう。
大事なのは自己PRの中身じゃない
- 「どれだけ企業研究をしたか」
- 「どんなビジョンがあるか」
- 「どれだけ活躍できるのか」
もちろんこれらも重要ですが、より一層大切なことがあります。
それは、ズバリ「雰囲気」です。
一次面接で不合格になる学生の特徴は「悪い雰囲気をもっている人」です。
抽象的で申し訳ないのですが、この雰囲気が合否に影響するのが一次面接なのです。
そしてこれを形成しているのが
- 清潔感
- 笑顔
- マナー
- 声
- コミュニケーション
の5点となります。
もう少し具体的に触れていきます。
一次面接で不合格になりやすい就活生の4つの特徴
一次面接がなかなか通過できない学生の事例を4つにまとめました。
コミュニケーションが苦手
-
目を見ること
-
話をしっかりと聞くこと
-
落ち着いて話すこと
これらを常に意識しながら対話に取り組んでください。
面接はプレゼンのような発表の場ではないことを忘れないように。
面接官が話す内容は遮らずに、異性を楽しませるのと同じように楽しい会話を演出しましょう。
自己PR・志望動機を暗記しすぎている
キレイな朗読をすることに集中しすぎてはいけません。面接官の顔を見て、「伝える」ということを意識してください。
天井を見ながら、文章を思い出すように話すのは絶対NGです。
伝えたい内容のエピソードタイトルを覚えておくくらいにして、一語一句セリフを丸暗記するのは控えましょう。
第一印象が悪く、就活マナーを理解していない
第一印象が悪ければ、言葉を発する前に合否が決まってしまうことも。
清潔感や笑顔が大切なのはもちろんですが、お辞儀の仕方や、椅子に座るタイミング、言葉遣いなど、就活マナーによって不合格になるケースも少なくありません。
声が小さい
声が小さければ、何も伝わりません。気持ち大きめの声で挑みましょう。
元気が大事と言いますが、面接で元気さをアピールできている就活生は意外と少ないのです。
「声が出ている」
それだけで、かなり有利に選考を進めることができます。
一次面接に多い4つの質問例
一次面接なので、当たり障りのない一般的な質問が大半です。
あなたについて教えてください(自己紹介)
ほぼ確実に、この質問からスタートします。
「大学名・名前」と共に「性格」「趣味」「特技」などを紹介します。
話の最後の締めが志望動機や自己PRにならないように注意する必要があります。
- 自己紹介…「私は~です」
- 志望動機…「~なので、御社を志望します」
- 自己PR…「~なので、御社で活躍する自信があります」
質問内容を意識して、伝えるべき内容を見失わないようにしましょう。
志望動機を教えてください
こちらもほぼ確実に聞かれる質問でしょう。
説得力のある志望動機を作るために、以下の記事をご参照ください。
自己PRをしてください
自己PRは、「あなたの強み」と「企業が求めている能力」の2点を抑えなければいけません。
以下の記事を参考にしてみてください。
学生時代に努力して取り組んだものは何ですか?
学生時代に取り組んだことも、とりあえずといった調子で頻出する質問です。
決して、学校生活に関するものや、凄い内容である必要はありません。
学生時代に打ち込んだことのエピソードが思いつかない方は、以下の記事をご参照ください。
一次面接の対策
外見を磨いて最高の第一印象を
ぶっちゃけ、イケメンや美人は就活有利です。ただ、それ以外の人が不利というわけではなく、ポイントは見た目や外見に気を遣っているかどうかです。
- 髪の毛
- 眉毛
- 服装
挙げればキリがありませんが、気にかけるべき点は沢山あります。
例えイケメンであっても、これらの手入れがしっかりできていなければ悪い印象を与えてしまいます。
就活マナー、敬語について学ぶ
普段の学校生活で、就活のマナーを学ぶ機会はそうそうありません。主体的に勉強する必要があります。特に敬語は、実際に口に出してトレーニングすることをお勧めします。
おじぎの仕方、着席の仕方といった「動き」は、知ってすぐ実践できますが、敬語は知識だけでは身につきません。
とはいっても、社会人のマナーよりは厳しくありません。なんとなく、しか理解していない方はこの機会に就活マナー本などで勉強してみるのはいかがでしょうか。
マナー違反を犯したとしても、最悪、笑顔で乗り切れる局面も大きいので、不安な方はまず笑顔を絶やさないようにしてください。
実際に声にだして面接練習を行う
「音」は想像以上にその人の印象を左右します。
テレビの音声だけを聞いて、話している芸能人が誰か分かりますよね?
「モテる声の高さ」「モテる声のテンポ」なども存在します。そのくらい、声は重要なのです。
就活では落ち着いた大人な雰囲気を醸し出す「ゆっくりと落ち着いた声色」が最も好ましいとされています。
面接では「伝わりやすい」、つまり「聞き取りやすい」が重要です。
これらの声を獲得するのは簡単で、「ゆっくり」「声を少し低く」を意識して、ほんの少し声に出して練習するだけです。一人でも実践できます。
人間は歌詞を覚えるのには時間がかかりますが、メロディーを覚えるのは簡単ですよね。それと同じで、声色を変えるのはそこまで難しくありません。
まとめ
- 一次面接は不合格者を探す選考
- コミュニケーションが重要
- 外見や声・就活マナーが大事
- 実際に声を出して面接の練習をする
一次面接と最終面接では、選考の考え方も、合格する人の特徴も異なっています。
まずは一次面接の特徴をしっかりと掴んで、通過できるように頑張ってくださいね!