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ES・面接で自分の強み(長所)と弱み(短所)を魅力的にする方法

ES・面接で自分の強み(長所)と弱み(短所)を魅力的にする方法
AI就活サポたくん

自己分析をする上で強みと弱みについて考える機会があると思います。ESや面接でもよく聞かれる内容なので、ある程度の回答はおそらくできると思います。

しかし、それだけで終わっている学生があまりにも多く、非常にもったいない事態になっています。

「あなたの強みと弱みを教えてください」と質問され、答えを準備しているだけではダメなのです。

この記事では、「なぜ企業があなたの強みと弱みを知りたいのか」を含めて、一歩進んだ自己分析についても解説していきます。

 

自己分析そのものに否定的な方は、「面倒くさい自己分析。本当に意味があるのか」を併せて読んでください。

 

✅自分の強みをまず知りたい方

 

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「あなたの強みを教えてください」への魅力的なESの書き方

✅基本的な書き方や例文はコチラをどうぞ

 

 

「入社したらどう活躍するの?」とイメージさせることが大事

ESや履歴書の場合は、ゆっくり準備ができるのでできるだけ魅力的に書きたいですよね。

自分の強みとは自己PRとほぼ同じ。

大事なことは「入社したらどう活躍できるか」をイメージさせることです。

本当にこれだけ。

その強みがどれだけすごくても、「業績によい影響を与えそうだな…」と思ってもらわなければいけません。

例を言うと、「野球が上手い」というのは強みではなく特技です。

どれだけ野球が上手くても仕事に直接的に生かすことはなかなかできないですよね。

 

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いかに再現性を持たせたられるかがポイント

再現性とは「活躍できそうだな」という期待が実際に実現する可能性のことです。

できそうだな…ではなく絶対に活躍する!と思わせることができれば内定確実ですよね。

 

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再現性のある強みをESに書く流れ

再現性を印象付けるにはエピソード形式をオススメします。

情景をイメージしやすいからです。

 

  1. 強みを端的に書く
  2. 具体的なエピソードを書く
  3. 強みを発揮できるタイミングについて触れる
  4. 企業にどう生かせるのかを書く

この通りに書けば、ある程度魅力的に書けるはず。

3のタイミングが多ければ多いほど、再現度が高いと言えます。

4で具体的な業務について触れることで、採用担当者に具体的にイメージさせることができます。

 

面接で「あなたの強みを教えてください」と聞かれたときの答え方

基本的な流れはESと同じですが、圧倒的に違うのはその場で想定外の質問が飛んでくるということです。

また、面接は会話そのものなので、一方的に話過ぎず会話のキャッチボールが必要になります。

長々と話さない。面接官に質問させ、会話のキャッチボールを

面接の場合は

  1. 強みを端的に伝える
  2. 具体的なエピソードを話す

ここで一回話しきるのも一つの作戦です。

ほとんどの場合、何かしらの質問が来ます。

  • 「それでどうなったの?」
  • 「その経験が当社でどう活かせるとお考えですか?

こういった質問が来ることを想定して話進めることで、心地よい会話の雰囲気を作ることができます。

 

面接官もずっと話を聞いているのは苦痛

実は面接官もずーーーっと話を聞いているのは辛いのです。「話を割って質問したい」という欲求を押さえて聞き役に徹しています。

なので、こちらから敢えてそのタイミングを作ってあげるのです。

最終的には「入社後にどのように活かせるのか」にも触れて話しましょう。

 

「長くなりすぎないように注意しましょう!」といったアドバイスも多いですが、そもそも細かく切ってしまえばよいと思います。

※個別面接限定です。集団面接の場合、他の学生にターンが回ってしまう可能性がありますので

 

「あなたの弱みを教えてください」への魅力的なESの書き方

弱みの書き方は

  1. 弱みを端的に書く
  2. 弱みのエピソード(失敗談)を書く
  3. 反省点と今後の改善意志を書く

の流れです。

やはり、最後の着地は前向きなアピールになるように改善してどうしていきたいかをアピールします。

 

「~すぎる」という言い方で弱みを強みのように書く

後述しますが、弱みと強みは表裏一体です。

優柔不断な性格は言い換えれば、慎重な性格ですよね。

ただ、慎重な性格という表現をすると弱みっぽく伝わらないので、「慎重すぎる」という書き方をします。

優柔不断なエピソードとセットで、慎重すぎる性格を直したい、という表現を添えることでネガティブなイメージが払しょくされます。

 

弱みは沢山用意し、企業に合わせた弱みを書く

企業によっては「致命的な弱み」を受け入れられないケースもあります。

例えば、外回りの営業がメイン業務の会社に「人と話すのが苦手」「外に出るのが苦手」などの弱みはNGです。

というより、そもそも応募しない方が良いかもしれません・・・。入社後に苦労することになります。

 

面接で「あなたの弱みを教えてください」と聞かれたときの答え方

「あなたの弱み(短所)は何ですか?」

と聞かれるとドキっ!としますよね。

でも安心して欲しいです。

これは決してあら捜しをしているわけでも、評価を落とすポイントを探しているわけでもありません。

あなた自身が自分のことを理解できているか、それを改善する気持ちがあるか、といった部分を見ています。

ただ、せっかくなので弱みをアピールしながら評価される方法にも触れていきます。

 

その企業に必要な能力を「足りていない弱み」としてアピールする

勇気がいるかもしれませんが、企業の求める人物像をそのまま弱みとしてアピールするのは逆に印象良く映ります。

企業が提示している「求める人物像」は決して募集条件ではありません。

全てが合致している学生はほとんどいませんからね。

 

例えば「自分を律する力」が企業の求める人物増だとした場合、

「私の弱みは自分を律することです。普段から今すべきことは何かを考えながら行動していますが、どうしても欲に流されてしまうことがあります。高校生の頃と比べると、自分をコントロールする力は身についてきていると自負しておりますが、貴社の求めるレベルにはまだ達していないので、社会人になる過程で自律心を高めていきたいと考えております」

のように、企業を持ち上げる形で、相対的に自分に足りていないとアピールできます。

この方法の最大の魅力は「企業のことをしっかりと理解しているよ」と嫌味なくアピールできることです。

 

弱みを無理やり克服する必要はない

企業は弱みがない人間を求めているわけではない

「弱みを見せてはいけない」と学生が陥りやすい考え方がありますが、これは間違いです。

そもそも、弱みがない人間はいませんし、企業は弱みがない人を欲しているわけではありません。弱みをわざわざアピールする必要はありませんが、無理して隠す必要もないのです。

したがって、弱みを努力して克服する必要はありません。

 

致命的な弱みは言わなくても良い

表現方法によってカバーできないレベルの弱みもありますよね。これについては心の中に閉まっておきましょう。

社会人として致命的な欠点は、黙って改善する必要があります。

 

・遅刻が多い
・約束を守れない
 
 

弱みと強みは表裏一体

実は、弱みと強みにはあまり差がありません。就活攻略本やノウハウサイトにもある「弱みを強みに変える考え方」は長所が思いつかない就活生にとっては非常に効果的と言えるでしょう。

いくつか例をご紹介します。

 

優柔不断=慎重

優柔不断な人は後悔を恐れる慎重な性格の持ち主です。

様々な情報を元に行動をするので、知識が豊かな人が多い。

 

長続きしない=好奇心旺盛

長続きしない人は、忍耐力がないわけではなく、興味分野が多種多様と捉えられます。

鋭い情報のアンテナを持ち、幅広い経験値をもっているはず。

 

頑固=こだわりが強い

仕事において頑固なのは良いことです。確固たる自分の考えを持ち、それを軸にして行動する。

なんともカッコいいじゃないですか。

 

周りが見えない=一つのことに集中する

周りが見えない…気配りが下手だ…。

そんな人は一つの物事への集中力が高い人が多いです。

 

失敗が多い=チャレンジ旺盛

失敗をするということはチャレンジをしているということ。

社会人になってからもきっと失敗を経験しますので、そこまで悪い印象はありません。

むしろ、失敗したことない人のほうが、少し怖い印象を受けます。

 

協調性がない=自分一人で何かを成し遂げようとする

協調性がなくても、できる仕事は沢山あります。自分だけで達成しよう、という考え方は営業マンに非常に向いています。

 

心配性=リスクを回避する

心配性なあなたは業務の最後に、問題がないか綿密なチェックを行うでしょう。

会社が必要としている人財です。時間が多少かかっても、ミスが少ない人は大きな信頼を得られます。

 

せっかち=行動力がある

せっかちな人は「思い立ったら即行動」。とても魅力的な人と言えるでしょう。

 

見栄っ張り=向上心がある

見栄っ張りな人は「ライバルに負けたくない」という気持ちが強く、切磋琢磨して成長できる人材です。

 

といったようにほとんど同じ意味であっても表現方法によってプラスにもマイナスにもなりうるのです。

 

「短所を教えてください」と言われたら短所を答える

「あなたの短所を教えてください」といった質問に対しては短所として伝える必要があるので注意してください。短所を全て長所として捉えてしまうと、短所がない人材になってしまいます。それは危険です。

実は、欠点のない人材は非常につまらなく人間味がないのです。そもそも弱みがない人間はいません。

「短所は特にありません」という回答をしたところで「非の打ちどころのない素晴らしい人材」と捉えられることはなく、単純に自分のことを理解していない人と思われるでしょう。

それでもできるだけポジティブに弱みを伝える方法として、「○○しすぎてしまう」という表現方法をオススメしています。

 

・注意力がない
→物事に集中しすぎてしまうことが多く、周りが見えなくなることがある・計画性がない
→理想が高すぎるので、自分だけでなく、他人にも厳しくなってしまうことがある

 

弱みを知ることで企業選びに無駄がなくなる

自分が活躍できない会社には応募しない

弱みについて理解が深まれば深まるほど、応募する企業の質が変わってくるはずです。

なぜなら「応募しない条件」が見えてくるからです。例えば、あなたが内向的であれば社交性が求められる企業に応募する必要はありません。無理して社交的になる必要はないのです。あなたに合う企業を根気よく探していきましょう。

これらの企業へ応募するかしないかの判断をする上で「自分の弱み」を知っていることは非常に重要です。

もちろん、「社交的な人材になりたい」といった自分を変えるための就活を行っている方は全く問題ありません。

 

選択肢は無数にある

もし企業の選択肢が3つしかないのであれば、その企業に合わせた強みや能力を得るために訓練、鍛錬が必要かもしれません。

しかし、大卒向けに新卒採用をしている求人の総数は75万を超えており、求人倍率(求人総数÷民間企業就職希望者数)は1,78倍(2018年 3月卒)となっています。これは平均して1名あたり1,78の求人が存在していることになり、学生売り手市場と言えるでしょう。

また、現代ではインターネットによりほぼ全ての企業に応募ができる状況になっています。

こういった背景により、今の就活生は進路が無数に存在しています。選択肢が多すぎて困ることにならないためにも、自分の弱みを理解し企業選びの質を高める必要があるのです。

 

弱みの役割と活用方法

企業はあなたの弱みに本当は興味がない

誤解を与えないように最初に伝えておきますが、企業はあなたの弱みを探らなければいけません。

ただそれは、会社としてのリスク軽減のために選考として必要なだけで体裁的なものです。いわば足切りのようなものであって、「弱み」そのものが不合格理由になることはあっても、選考通過の理由になることはありません。よって、不合格ラインでなければ、弱みの表現にこだわることにあまり意味はないのです。

面接官を満足させるためには、興味のない弱みではなく、強みの表現にこだわる必要があります。

 

弱みは信用してもらうためのもの

あなたにとっての最高のスマートフォンは何でしょうか?スペック重視でしょうか。

電池の持ちでしょうか、それともカメラの画質でしょうか。もしかしたら、それはデザインかもしれませんし、サイズかもしれませんし、手触りかもしれません。

スマホカバーが豊富だから、値段が安いから、保証が手厚いから・・・・などと例を挙げればキリがありませんが、これらの魅力を全てを備えることができれば、それはきっと最高のスマートフォンでしょう。

しかし、そんなスマートフォンは存在しないと思いませんか?

電池持ちが良いと、バッテリーのサイズや、液晶の光の強さに影響が出ます。

スペックが良ければ当然、価格が高くなってしまいます。

つまり、それぞれが強みと同時に弱みを持ち合わせているのです

言い換えれば、欠点が全くない商品は存在しないのです。

就活で強みと弱みを説明する時も全く同じ現象が起きます。

もし、あなたの弱みが全くない場合、あなたという商品の信用価値が下がってしまうのです弱い部分があることで、強みの部分の信用性が増しています。

 

強みの役割と重要性

多くの自己PRはつまらない

採用担当者の多くが履歴書やESの自己PRはつまらないと思っています。いきなり、びっくりするような内容で驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは紛れもない事実であり、採用する側のひとつの悩みともいえます。

特に人気企業には応募が多く、大量の履歴書やESを読み込まなければいけませんので、流し読みになってしまう可能性もあるでしょう。企業によっては最初の1行だけを見て、全く読まれないこともあります。

つまらない自己PRとはありきたりな表現や経過のない結果だけのエピソードです。あなたの自己PRは面白いものになっているでしょうか。あなたの強みが正確に伝わる内容でしょうか。

 

 

友人が強みを伝えるエピソードの答えを持っている

あなたの良さを理解しているのはあなたの友人かもしれません。就活の相談と称し、他己分析(他人から見た自分について分析すること)をしてみましょう。

『強み』という言葉だと少し固い印象を与えますので、『良いところ』という表現を使い、友人に聞き出してみてください。

「私の良いところって何だと思う?」と、ストレートに聞いても良いですし、

「最近元気がないので、私のことをとにかく褒めて!」と、トリッキーな質問でも良いでしょう。とにかく、あなたの良いと部分を友人から引き出してください。

そして、引き出した理由に対して「なぜ?」をぶつけます。すると、その理由となるエピソードを自然に引き出すことができます。

 

あなた「私の良いところと悪いところを5点ずつ挙げてください!」
友人「えっ!う、うん。まずは社交性があることかな」
あなた「なぜそう思うか教えてください!」
友人「ええと、サークルで合宿いった時の話だけど・・・・」

といった形で、「なぜ?」をどんどん投げかけ、理由の理由まで掘り起こすことで具体的なエピソードが出来上がってしまうのです。

あなたが想像もしなかった内容かもしれませんが、あなたが考えたエピソードよりも、客観的な評価を得られやすいかもしれません。

採用担当者に響くエピソードが何なのかを客観的に考えて選択しましょう。

 

強みをよりリアルに伝え、活躍できるイメージを与える

企業は「利益」を出しそうな方に内定を出します。その利益は単なる売上だけではなく、教育やサポートなどといった間接的な部分も含みます。

どんな形であれ、面接官があなたを「利益を出す人」と判断すれば選考は通過するでしょう。

ただし、そのような働く姿をイメージさせるためには具体性なエピソードが重要です。端的に強みを伝えても、何も想像できないのです。

 

まとめ

1年以上の期間があるのであれば、今からの努力によってPRできる強みの実績を作ることができるかもしれませんが、強みを今から作ることは非現実的です。弱みも同様ですが、伝え方を学ぶことを優先させるべきでしょう。

また、弱みに関しては受け入れる勇気が必要です。苦手な分野にわざわざ立ち向かう必要はありません。

弱みを理解せずに入社して、後悔するのであれば自分が得意な分野で勝負することを意識してください。働く上での一番の幸せは、給料でも休日でもなく能力の発揮と言われています。

自己PRはあなたの持つ強みのリストから会社に合うものを選択して作るものであって、会社に合わせて1から創造するものではありません

まずは、自分のことを深く知り尽くし、自分に合う会社を探してみましょう。

想像しているよりも企業は沢山存在しています。

あなたのために存在しているような会社を見つけて、あなたの強みを精一杯アピールしてください。