【保存版】面接、グループワークの必ず知っておくべきノウハウ
- 「書類選考は通過するのに、面接でいつも不合格になる」
- 「緊張しすぎて、面接が怖い」
- 「自分の伝えたいことが言葉に出ない」
上記のような面接が苦手な就活生の皆さまのために、面接に必要な知識やノウハウをこの記事にまとめました。
ブックマークをして、何度も読み返すことで、必ずあなたの面接力向上に繋がります。
・面接の基礎
・企業が見ているポイント
・面接の練習
この3ポイントを理解し、実施してください。
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外見で面接の半分は決まる。身だしなみの重要性について
「顔採用はありますか?」
という質問を受けることがあります。
残念ながら、ほぼ全ての企業で顔採用はあると思います。
株式会社である以上、が求める人材は「企業の利益に繋がる人材」です。
外見が良いほうが利益に繋がる、ただ、それだけのことなのです。
ただ、顔そのものよりも表情や清潔感のほうが圧倒的に重要です。
どれだけ美男美女であっても、表情が暗かったり、身だしなみが整っていなければ、選考通過は難しいでしょう。
特に第一印象が大事なので、説明会の段階で身だしなみには気をつかうべきです。
一度、構成された印象は、なかなか変わらないものです。
声は気持ち大きめに、話すよりも聴くことに徹する
声の大きさに関しても、よく質問を受けますが、一貫して「気持ちより、少し大きめの声で」とお伝えしています。
一番大事なことは「伝えること」なので、当然伝わりやすい大きな声のほうが、面接では有利です。
叫ぶようなレベルでなければ、大きい声という理由で不採用になることはありません。
しかし、声が小さいことが不合格原因になることは当然ありえます。
次に、話し方についてですが、面接では「話過ぎる人」があまりにも多すぎます。
面接はプレゼンではなく、対話です。
合コンで一方的にアピールしてくる人に嫌悪感を覚えるように、面接でも同じことが起きるのです。
相手の1の質問には1で返し、面接官に返答の間を与えましょう。
心理学に、ザイオンス効果というものがあります。
これは、長い時間を共有するよりも、短い時間を複数回共有するほうが愛着が沸きやすいというものです。
つまり、面接では3分のPRをするよりも15秒のPRを何回も行ったほうが、あなたへの愛着度が大きくなるのです。
面接はどうしても、就活生側が一方的に話すことになりがちなので、聞き役に徹することで少しでもキャッチボールの回数を増やしてください。
面接官の言葉を遮ってまで、自分の話をするのは絶対に控えてください。
面接はプレゼンでもディベートでもなく対話である
面接の内容は、自己紹介(自己PR)志望動機の2つだけ
面接では必ず聞かれる内容であると共に、この2つだけで面接の内容のほとんどを占めています。
実はこれらのアピールの魅力は自己分析と企業研究の賜物であり、テクニックに頼りすぎてはいけません。
基本の部分を抑えた上でのテクニックは活きますが、テクニックだけで作られた自己PRは中身がゼロなので魅力が全くありません。
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「あなたができること」
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「あなたがやりたいこと」
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「その企業が求めている人材」
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「その企業で実現できる働き方」
これらが全てマッチしているということを伝えなければ、魅力的に映らないのです。
また、志望動機は「壮大」である必要も、「綺麗」である必要もありません。
何なら、「稼ぎたいから」という欲望を全面的に出した志望動機の方が、空っぽのPRより何倍も惹かれるでしょう。
あなたも企業の面接をしている
面接において、企業と学生は同じ立場であるということを心の片隅に置いてください。
なかなか難しいとは思いますが、面接では、その企業がマッチするのかどうかを判断するのに最適な機会です。
面接をする中で志望動機が薄れてしまった場合は、その企業の面接に行かない、という選択肢も考えられますよね。
自分を演出することでイッパイイッパイになってしまうと、就活のゴールを見失うことになりかねません。
また、企業をジャッジする就活生、つまり選択権をもっている学生は企業目線でも魅力的に映るものです。
企業もただ良い人材を選んでいるだけでなく、学生に気に入られようと様々な努力をしています。苦しいのは就活生だけではないのです。
集団面接、グループディスカッション、グループワークの役割
集団選考は一次選考によくありますが、そのメリットは一気に多くの学生の選考を行えることです。
ただ、学生同士の立ち振る舞いを見ることで、「同じ環境の人との接し方を見ることができる」という利点もあり、チームで仕事を行うことが多い企業にとっては、重要な選考ポイントになります。
集団面接において、まず始めに言いたいことは「周りの就活生と比較するな」という点です。
部長、サークルのリーダー、大きなプロジェクトの達成等…
「なんか、周りの人皆すごい人ばっかりだ…私なんかがいて大丈夫だろうか・・・」
と不安を感じる学生が多いみたいです。
気にしないでください。企業はすごい人を採用したいわけではないのです。
そもそも、そのすごい人達の半分以上は、誇張です。
あなたはこの段階では、圧倒されてはいけません。
企業に自分をアピールする。それだけを意識して取り組みましょう。
最終面接だけ少し意味合いが違う
知識だけではダメ。ロールプレイングあるのみ
大学受験合格を願って、何年も受験勉強をするように…
大会で良い成績を収めるため、毎日部活動に取り組むように…
同じように、面接も練習を重ねましょう。
なんと、面接は訓練することで飛躍的なスキルアップが可能です。
ほとんどの就活生がなんとなく面接を受けています。
本当に面接が上手い方は、本番で場数を踏んでいます。
面接が苦手な方が同じレベルに到達するためには、学んだ知識を実践レベルに活かせるようにロールプレイングを実践する必要があります。
まとめ
就活生の皆さまには、少し言いにくいことなのですが、新卒採用における面接のハードルは中途採用に比べると、かなり低いです。
というのも、転職の場合、一度は就活を経験しているはずなので、小手先のテクニックは通用しません。
経験や実績、能力や外見といった「努力」ではなかなか覆らない項目が合否を左右します。
しかし、新卒においては、ライバルはほぼ未経験者です。
また、合否のポイントは、今ある能力でなく、
「教育することで成果を上げられる人材になりそうかどうか」
です。
この「なりそうかどうか」というのがポイントで、見せ方、演出といったテクニックや、気持ち、想いといった感情によって合否が決まってしまうのです。
つまり新卒における面接は「訓練したもの勝ち」とも言えるでしょう。